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国宝
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国宝の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.61pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全546件 161~180 9/28ページ
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| 久しぶりに一気読みしました。 | ||||
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| 映画を見て、翌日届くように注文しました。 読み出すには感動を反芻する時間が必要でした。 休日に上下巻通して読みました。 映画を観ていたから読みやすい上巻。 映画にあまり描写がなかったから本として楽しみやすい下巻。 吉田先生の描いたものを読み込みきれない自分がもどかしく、歌舞伎のお勉強をしたいと思いました。素晴らしい。 | ||||
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| 映画を先に見ましたが、原作がすこぶる評判なので購入。読後、両者は全く違うものだと実感。しかし、どちらも素晴らしい。 小説では語りが印象的。女優が源氏物語を語るよう。 主人公は悪魔と契約。至高の芸を追求し、ついに天上の域に到達。ラストで至福の景色に満ち足りる瞬間、開かれた結末。 徳ちゃんは無事、主人公に会えたのだろうか。車はアンラッキーアイテムか? 女たちがいきいきとたくましく描かれていた。元気がもらえた。 色々と確認したいことが出てきて、映画を再度見たいと思えました。 作者と同じバブル世代の人間なので、自分の半生を重ねて感情移入しながら一気に読みました。 よい小説です。 | ||||
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| 映画を見て翌日届くように注文しました。でも、読み出すには感動を反芻する時間が必要でした。 3日ほど後、休日に上下巻読みました。 映画を見ていたからこそ読み進めやすい上巻、映画にあまり描かれていないために面白かった下巻。それぞれ入り込む時間でした。 また映画をみたいと思いました。 吉田修一先生、素晴らしいです。 | ||||
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| 映画を観て、映画の限られた上映時間の中で描かれ切れなかった登場人物について興味を持ち、原作を読んだが、歌舞伎名家の娘のその後がちゃんと描かれていて安心すると同時に、この大作を3時間にまとめきった脚本の妙にあらためて感心させられた。的はずれなレビューがあるが、映画を観た人も原作を読んだ人も、どっちも満足できるので、ぜひどっちも味わってほしい。原作を読めば映画の良さが、映画を観れば原作の良さがわかる。 | ||||
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| 先に映画を観たのですが、あまりに感動したので随分久しぶりですが本を読んでみようと思って購入しました。やはりいいです。 | ||||
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| 映画をみて、原作が読みたくなりました 鑑賞後気になっていた点もいろいろあり、読んでよかったです。 | ||||
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| 映画よりも素晴らしい。 講談のようなリズミカルな語り口の文体が物語とシンクロして惹きつけられた。 | ||||
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| 先に映画を観て、原作は映画とまた違った面白さがあると聞いたので読んでいます。 映画はどちらかというと映像美、とにかく美しい作品でしたが原作は歌舞伎を軸としながら喜久雄と俊介の人生が細かく描かれ、今まで自分が触れたことのなかった歌舞伎の裏側や演目などについても語られており映画、原作どちらも秀逸な作品であると思います。 憂鬱な通勤時間を唯一楽しみの時間に変えてくれる本です。 | ||||
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| 引き込まれるように読み進めました。歌舞伎を今まで興味もほとんどなくただ映画を観るのに、その前に原作を読んでからと思い購入しましたが、自分が主人公になったような気持ちになれ、あっという間の上下巻完読時間でした。至福の時。 そして映画鑑賞はそれはそれは素晴らしい映像美で、もう一度観に行きたいと思えました。日本人ってすごいな、日本に生まれてほんと良かったと思ました。 | ||||
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| 三日で読んでしまうのは申し訳ない本でした。 The 昭和というべき紆余曲折の生涯を、ただ一心に自身がたどり着きたい世界を目指して別の次元へと上っていく。だけどそんな奇麗なだけのものではなく、時に泥まみれ、血まみれになりながら、自分のすべてを賭けても足りなくて、周りの人達をも巻き込み時には利用し、最期には「他には何もいらない」と、白鷺のように、あるいは天女のように下界のすべてを振り落として別の世界に行ってしまう。 歌舞伎役者として、舞う事のみを追い求めた彼にとって、”国宝”という、芸術家にとって恐らくはこの世の最高峰の栄誉ですら、「いらないもの」だったとしたら、このタイトルはずいぶん皮肉。 芸一筋にかけるすさまじいまでの生き様を禄でもないと思わせながらも、この上ない尊敬と憧憬を抱かせずにはいられない。だから読んでいてしんどい。 主人公だけでなく、俊介をはじめ様々な役者たちや裏方の舞台にかける執念、人間模様など、そのエピソード一つ一つで一冊の小説が出来てしまう程の重厚さがあった。 ラストシーンで受けた衝撃から立ち直るまでには多分読んでいた以上の時間が必要だろう。 | ||||
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| 映画は観ておりませんが、やはり、吉田修一作品。読ませます。 芸や人情の世界で生きること。 そして、九州の地の雰囲気。 ああ、やはり、好きだ。 ミステリでもないのに、つい引き込まれて徹夜してしまいます。 | ||||
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| 本はとても綺麗でした。梱包の封筒がリサイクル(?)で内側にちょっと驚きましたけど商品は問題なかったです。 | ||||
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| 映画を観てから読んでみた。映画より原作の方が喜久雄は孤独じゃない気がした。たぶん、徳次がいるのが大きいのかも。それと、映画の脚本はだいぶ絞っているんだな、とよくわかった。印象深いシーンと台詞はそのまま。そこを読むと映画のワンシーンが思い起こされるから、どちらも良くできていると感じた。 | ||||
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| 李相日監督の映画があまりにも美しく面白かったので、もっと深く浸りたくなって文庫上下を買ってみました。俊介の歌舞伎の血の中にも喜久雄の任侠の血の中にも筋を通すことの潔さが共通して流れていた。誰になんと言われようと、受けた恩を忘れることなく最後まで黙って信念を貫いた喜久雄の姿をみていると、世間体や「常識」といわれてる噓に振り回されてる自分が情けなくなり、どんなに辱めを受けても折れなかった喜久雄を見習いたいと思った。 | ||||
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| 軽い文体で年齢関係なく誰にも読みやすい。欲を言えば、その分時系列や語彙に深みが無く、さらっと読めてしまい少し物足りない感じがした。唯一、最後のシーンでは少し心が震えた。 | ||||
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| 最高作品 | ||||
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| 努力や学びといった人間の成長において大事な過程が、かなり省かれているのが気になります。 例えば、出来るようになりたい事があったとして、次の場面では既に出来るようになっていた、ということが作中で度々ありました。 このような展開の仕方なので、葛藤や苦悩といったものが表面的にしか伝わらず、心理描写がとても浅いです。 そのため登場人物たちの人物像が思い描きづらく、同情をしたり共感を覚えることはありましたが、いつまでも感情移入することは出来ませんでした。 本来なら感動するのであろう場面でも、薄っぺらく感じて白けてしまいました。 この作品は歌舞伎役者である主人公と、彼を取り巻く人々の何十年にも渡る人生が描かれているので、考え方や言動、人間関係にも変化があるのですが、内面が深く描かれていないがために変化が起こった理由の推察も出来ず、ご都合主義や唐突感がありました。 ストーリーは悪くないと思うのですが、やはり人物描写に深みがないというのは、人の一生を描く作品としては致命的ではないでしょうか。 | ||||
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| 良い作品最高 | ||||
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| 良い買い物が出来ました。ありがとうございました。 | ||||
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