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国宝
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国宝の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.37pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全144件 41~60 3/8ページ
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苦の境地からどのように昇華させていくのかを知りたくなるような青春編、動きや心情を迫力ある文章で引き込まれる。 | ||||
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引き込まれる様な世界観と、映画になるのが待ち遠しくも、主人公の生きざまが悲しくて切ない。 読んでいるというより、映像を見ていたような本でした。 | ||||
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帯が写真と違います。すごく騙された感。本屋で買い直すことにします。 | ||||
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吉沢亮の帯がついてると思ったのに、帯が普通だった がっかりでした。 | ||||
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吉沢亮の帯付きだと思ったのに、普通のでした。なら普通のを載せて欲しかった。 | ||||
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私は常々「勉強が出来ることより人の気持ちがわかることの方が大事だ」という主張をする馬鹿に向かって「行が読めもしない奴が行間が読めるわけがないだろう」と言って切り捨てていた。 その自分の言葉が本書を読むとも丸々自分に向いてくることを感じました。 本書を読みながら感じたことは、いかに自分が日本語を知らないかという事。 意味が分からない言葉を調べながら二回目は読み進めていこうと思っていますが、この言葉や単語のひとつひとつの後ろ側に歴史が積み重なっているという事は理解できる。 そして、その一つ一つの歴史の積み重ねが芸術として昇華した形が歌舞伎の世界だろう。 もちろん歌舞伎用語など何一つ知らずに本書を読んでも、十分楽しめるのですが、この世界にドップリハマり切った後に残るのは「もっと楽しめたはずだ」という己の浅さからくる後悔にも近い感覚でした。 登場人物たちの心情の断片しか感じ取れていないことは、ハッキリと感じることが出来るという事もある意味では凄いことで、何度も読み重ね、全ての用語を理解し、更に歌舞伎そのものを理解した時にやっとここに書かれてある全ての感情を拾い上げることが出来そうな気がします。 歌舞伎の演目と絶妙に呼応し合っているこの物語の筋は、巻末の素晴らしい解説文によってとても明瞭になりました。 この解説は情感もこもっていて素晴らしい名文だと思います。 何度読んでも奥行きが広がっていきそうな素晴らしい物語。 | ||||
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映像が見えるようです。あまりにも悲しい美しい物語に、涙があふれてしまいました。 | ||||
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久しぶりの時間を忘れて読みふけるタイプの書籍です。 | ||||
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吉沢亮さんが喜久雄を演じるという事で興味を持って読んだのだが冒頭のストーリーから引き込まれて、次次って感じであっという間に読んでしまった。 普段小説はあまり読まない漫画派なのだがその自分が映像を想像しながら見れる感じでワクワクしながら読めた。 歌舞伎が真ん中にある人間ストーリーで幅広い世代で見れそうな面白い作品でした。 | ||||
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もう少し、もう少しと時間を忘れて読み耽りました。 登場人物、それぞれの想いが伝わってくる大作でした。 | ||||
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梨園の語源とは古代中国の役者養成所から来ているという。 梨園という響きには独特の、大奥や宦官の世界なのような魑魅魍魎の独特のおどろおどろしさが付きまとう。 その世界に共通しているのは血筋よりも実力が優先されるとされているところ。 長崎のヤクザの出自から芸一本で夜を渡っていくその中で、血筋というものに何度も道を阻まれ逆にいきなり押し出されていく主人公。 講談師のような口調で軽妙に綴られていくリズム感は本当お芝居を見ているかのようで、時代を行ったり来たりせざるを得ない筋にもかかわらず、その独特の語り口をうまく活かして興ざめさせないようにしているのはかなり驚きます。こういう世界の本を読むと、自分がいかに日本語を知らないかを思い知らされます。その語り口がこの本そのものを粋なものにしています。 一度目は物語の勢いを止めずに一気に感じるままに読んでいますが、二度目は知らない単語を調べながら読もうと思っています。 李相日監督によって映画化が発表されていますが、今から本当に楽しみです。 映像化されたら落涙するであろうシーンの連続。 「時代物なんかで絶対に気ぃ張ったらあかん。気ぃ張ったらスケールが小さくなる」 「いつの時代も、嫌な奴にならない嫌な奴がいる」 「所帯臭さなど出たら和事のぼんぼん役などできない」 「いい女と綺麗な女は別物。綺麗だからっていい女とは限らない」 「世話になった人に借金があったらそれは俺らの借金やで。世話になるっちゅうのはそういうことや」 「よう我慢しはった。立派や。我慢が出来んやったらいつでも俺がどついたる。殺したる。坊ちゃんはそんな汚れ仕事せんでええ」 こういう本を読んでおけば「無粋な人間」の振る舞いが無くなるのだろうなという気さえする。 荒々しい世界、そしてヌメりすら感じるようなイヤらしい芸事の世界、を描いて上品さを感じさせる凄い作品。 | ||||
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少し読んで面白いって分かりましたから下巻もAmazonに頼みました | ||||
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久しぶりに一気に読んだ文庫本です | ||||
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語り口は講談のようで、流れるように進んでいきます。 そのためか、まるで舞台を観ているように、話に吸い込まれていきます。 歌舞伎の演目の描写も細部まで美しく、目の前で展開しているかのようです。 まさにエンターテインメント小説 | ||||
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語り口は講談のようで、流れるように進んでいきます。 そのためか、まるで舞台を観ているように、話に吸い込まれていきます。 歌舞伎の演目の描写も細部まで美しく、目の前で展開しているかのようです。 まさにエンターテインメント小説 | ||||
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心の琴線に触れるような内容はなく、まぁそうだろうなという描写の連続 | ||||
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とてもよかったです | ||||
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毎日のように 本は読んでいますが 星5をつける本に出会うのは年に1、2回あるかないかです。けして辛口 だからではなく深い感動を得る本に、そう簡単には出会わないと思っています。 しかしその星5を読み始めからすぐに確信したのがこの「 国宝」です。 読み終わったのは 明け方の4時です。一睡もせずに読み切りました。読み終わるのがおしくて最後のページを何回も何回も読みました。 朝日新聞の連載小説なので、新聞で読み続けていた方は、最後のページを読んだあと立ち上がれなかったのではないでしょうか。 歌舞伎の女形、花井半二郎の生涯‥と簡単に言ってしまえばそれまでです。そんな生易しいものではない。これでもかと火の粉が降りかかり、意図せずに 周りを不幸にしながら、芸道に突き進んで行きます。 そして、芸の道に精進するものは時として「他に何もいらないから芸を上手くさせてくれ」と、幸せと引き換えに悪魔と取り引きして祈ります。 読者は、真っ直ぐで一途な者の凄味を、これでもかと味わい、ページをめくる手が止まらなくなるでしょう。 作者ご自身が実際に舞台の黒衣となっていくつもの歌舞伎を裏から見続けたそうです。ですから歌舞伎場面の臨場感は半端ないです。圧巻です。 このお話に幕切れはありません。幕は下ろさなくていいのです。なぜなら、読者は読み終わってもその余韻がいつまでも続くからです。それを一番望んでいるのは花井 半二郎その人なのです。芸に幕切れはないのです。あるのは、けして幕の下りることのない舞台へと続く花道だけです‥‥。 | ||||
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大河ドラマにしてほしい出来栄え 芸事小説漫画はたくさんあるけれど、いろんな追随をうみそうなかんじ | ||||
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歌舞伎・ヤクザは欧米人好きそう。 女形のシーンが多いのも良い。 冒頭のヤクザ抗争シーンは、まったく同じものが映画「ブレットトレイン」に登場する。 | ||||
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