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笑う警官
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笑う警官の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全60件 21~40 2/3ページ
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翻訳のせいなのか、とても読みにくかった。私には合わない様だ。まあこの手のシリーズは嗜好の問題でしょう。 | ||||
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その日、アメリカ大使館の前にはヴェトナム戦争反対のデモ隊が騒ぎを起こしていた。そしてそれと同時刻にストックホルム市中で八人が殺され、一人が瀕死の重傷を負う事件が起きていた。 やがてその重傷者もナゾの言葉を残し死んでしまう。 九人の被害者の内一人は警官で、この事件の捜査をしている主任刑事マルティン・ベックの部下のステンストルムだった。 彼はなぜバスに乗っていたのか。 「事件の概要はこうだ。スオミ三十七型機関銃を抱えた人間がバスに乗り込み運転手と乗客合わせて九人を殺した。九人に互いの関係はない。たまたま同じバスに乗り合わせていただけと思われる。だが乗った人間には動機がある。偶然にそこにいた九人の人間を殺す動機があるはずがない。つまり目的は九人の中の特定の人物だ。」 やがて狙われた人間はステンストルムだと判明する。 だが、彼がなぜ? タイトルが笑う警官とあるので、アレもしかしたら犯人は警官なのと思っていたが、さにあらずそれは単純な理由からきていたのね。 うーん。これは星★★★3つかな。 最初はナゼだ、ナゼだと興味をもって読んでいたのだが、ラストあたりになるとなんか退屈してしまったわ。 ヴァランダーのような深みはなく余韻も残らず。まあ、普通に面白かったです。 | ||||
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言わずと知れたシリーズの中でも一、二を争う傑作。それにしても米国での映画化は最悪でした。それに比して本国での映画化作品は素晴らしかった。本作もラーソンの活躍は微笑を誘い、どんなに疲れている時でもその余りの面白さに活字に引き込まれていく。良く評される様に、エドマクベイン、プラス シムノンの深い味わいが確かにあります。余談ですが、作品テロリストの中のトリックを、米国映画スピードはパクっていましたね。。 | ||||
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若い時、笑う警官を読んで翻訳物のミステリーファンになりました読んでワクワクする本。 | ||||
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新訳シリーズとして、期待に胸をふくらませながら『ロセアンナ』から順に読んできたんですが、あれ?この翻訳者の方は銃器についての初歩的な知識がないんじゃないのかなと不安を感じていました。で、この『笑う警官』に至って、ストーリー中で最も重要な位置を占めるアイテムのひとつである銃器の説明が無茶苦茶なのには辟易とさせられました。ピストルが拳銃になり、それがまたピストルに戻り、65発を連射してまたたくまに9人を射殺した凶器を「自動小銃」だとしたり(ちなみに、あとで機関銃と変わってしまいます)、木製の銃身(はあ?)だの、肩からかける70発の「銃帯(はあ?)」だの、オートマチック!のコルト45『ピースメーカー』だの(すぐあとには、それがリボルバーに変わります)だのと「はあ?」の連続ばかりでした。『鑑札』ってなんだろう?と思ってたら、なんとこれが警察官のバッジなんですなあ^^; こういった点に引っかからずにいた版元の編集者のレベルにも呆れ返るばかりで、おかげでシリーズ10作を読み切る気は失せてしまいましたね。 | ||||
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気になっていた名作、漸く読みました。よかったです。 独特の硬質で陰鬱な都会の雰囲気、陰惨な事件、派手なスターは いませんが普通のしかしながら使命感を持った警察官たちが 積み上げていく事件解決までの道のり・・・味があると思いました。 そして男女ペアの著者によるバランスの取れたストーリー展開でした。 新旧翻訳論争は旧訳を読んでいないので分かりませんが、私は新訳で 十分堪能できました。 | ||||
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アマゾンで買った本のみレビューしています。物語・作り話が好きなので小説しか読みません。リアリテイー等は関係ありません。事実と違うなどと言ってる人がいますが、なぜ事実じゃないと知っているのでしょうか?学者が書いているから?不思議で仕方がありません。物語では信長は本能寺で死ななくてもいいのです。面白いか面白くないかのみが判断基準です。それではよろしくお願いします。 | ||||
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就寝前にベッドで読んだが、何しろ登場人物が多く、名前を覚えるのに苦労する。話の展開は、深まるというよりもひたすら広がっていく感じで、途中は疲れる。最後の方で、ようやく事件の真相が判明するのだが、あっと驚くような展開はない。 | ||||
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これまでミステリー物も翻訳ものも読むことが少なかったのですが、予想外に楽しく読めました。 | ||||
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古い本なんですが、感じさせない。良作。良い作品は古典にならず、現在視点でも面白い。 | ||||
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安定の品質。 大感動!とかはありませんが、読んで損はない面白さです。 マルティン・ベック・シリーズは、本国ではドラマ化もされる人気作。 ぜひ、すべての作品をKindle化してください。 | ||||
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20数年ぶりに読み返しました。懐かしかった。やはりいいです。 | ||||
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この翻訳に限らず、なのだと思うが女性翻訳家の文章で「モノ」や「機械」について 正確な翻訳や親切な翻訳を見たことがない。この本の末尾にこの小説がベトナム戦争がどうこう 女性差別撤廃 右側通行うんぬんと高所大所から見下ろすような解説が書かれている。んな事は実際経験してきた我々世代は当然「知ってる」。それよりも小説中に大事な役割を担う「アイテム」「モノ」が実に雑な翻訳で済まされているのが甚だ気になる。まず機関銃つまりマシンピストルだが翻訳者は銃器の名称の間違いを多々書いた上に一番大事なポイントを訳していない。 「スオミ37型」は2次大戦や冬戦争で活躍した銃で口径9mmのマシン・ガンだが最大の特徴は「でかい」「重い」「ごつい」事である。71発ドラム弾倉の装填時の総重量は7.36kg 実際ドイツの有名なシュマイザーよりかなり大きい。アメリカのトミー・ガンも大きい方だが更に大きくて重たい。有名な機能として速射の速度を簡単に変えられる。だから警察官一同が「はぁ?何であんなモノ」と首を傾げる事になる。 大事な事件の鍵になる車種当て、だが車の名前からして翻訳がヘンテコ。 ルノーで「Renault 4CV」と書くのが普通。コレを前後逆にして平気な根性が気に入らぬ。コロナ トヨペットとかGTR日産と言うか? ましてやこの車種は日本で日野自動車が「日野ルノー」としてノックダウン生産していた車種である。というと「ああ」と判るだろう。今も走っている俗称「キャトル=4」はCVが付かない。 でモーリス・マイナーの共通点が当時としても些か古手の「ボンネットから前フェンダーが独立した形状」→今でもスーパーセブンとかモーガン等々で残っている。このポイントが抑えられてこそ「ああ そりゃあ間違うわ」という共通認識が出来る。煩瑣なので名前を挙げられた車種を細々書かないが殆ど「フェンダー一体型」で間違いようがない格好だ。 さり気なく翻訳に際してポイントを押えた文章を追加できない女性翻訳家が実に多い。 | ||||
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時代は1967年冬。場所は北欧、スウェーデンの首都ストックホルム。冒頭、ヴェトナム戦争反対のデモが繰り広げられている。その夜、2階建て路線バスに乗っていた運転手と乗客合わせて9人が何者かに機関銃で撃たれ、殺された。1名だけ意識があり、病院に運び込まれたが、その人物も意味不明な言葉を吐いて死ぬ。そして乗客の中に、この事件を扱う事になるマルティン・ベック刑事たちの若き同僚がいた。 捜査は殺された人間各々の人物像やその背景を辿るが、杳として進展しない。殺された刑事は偶然バスに乗り合わせたのか、それとも尾行対象者を追っていたのか? 或いは意味不明な言葉の謎が解けるのか? 刑事たちの地を這う捜査が描かれるが、殺された刑事は、どうやら一人で未解決事件を追っており、日本警察の捜査手法と違うので、興味深かった。しかし、これが結果的に長期化させ、「笑う警官」の苦い意味を持つ。 旧訳版が手元にないので何とも言えないが、本書には登場人物欄がない。刑事や、殺された人物が多く、その足跡を追うので、簡単な紹介が有った方が読み易いのだが、犯人の名前も書かざるを得なくなるので、割愛したのだろう。とはいえ、犯人当てがメインではなく、地味な捜査から犯人を見つけていく過程が読みどころと理解はするものの、キレというか、ツイストというか、インンパクトというか、その辺りの物足りなさは否めない。 | ||||
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北欧小説は合わないかもと思いながらも読んでみました。おもしろかったです。が、これ1作目じゃないんですね。できたら1作目から読みたかったかな。マルティンベックというよりレンナートコルベリかなという印象。ザ警察小説ですね。 | ||||
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小説自体は昔読んだ通り面白い。 なんとなく読みにくさがあったが、最後まで読んでみた。 終わりの頃の文章を見て何か変だと思い、旧訳を見て、翻訳に問題がありそうだと思った。 自分の中のイメージを壊したくないので、この1冊だけでやめておくつもり。 | ||||
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最初のマルティンベックを読んだ本です。 最後まで読むと 笑う警官 の言葉にグッときます。 日本より もっと暗くて寒い土地でおこる殺人事件 冬 読むのにおすすめです。 | ||||
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ミステリとしては凡庸。 なんというか、タイトル負けしている。 終盤の一気呵成な謎解きは、なじみのないスウェーデンの地名や人名とあいまってやや混乱した。 ただしMWA賞を受賞しただけあって、最後までそれほど退屈することなく読めた。 小説としての力があるということだろう。 キャラクターづくりはうまいと思う。 なかでも、グンヴァルト・ラーソンのキャラクター設定は、類型的ではあるが、魅力的だ。 | ||||
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全体の雰囲気がまず好きです。また登場人物たちに感情移入してしまいます。 もちろん犯人捜しも面白いのですが、細かいエピソードも印象的です。 凄惨な犯行現場について問われた刑事が、戦時中にみた潜水艦での死体の山を思い出すところや、 目撃者と刑事のやり取り(刑事のそっけなさが好きですね)、犯人の自白を引き出した後のシーンなどです。 刑事たちの人となりを滲ませるのが上手いと思います。 ちなみに、私はこの本を10年以上前に読みましたが(旧訳です。スイマセン)、いまだにバスに乗るのが ちょっと怖いんです。それほど混んでいないと変に緊張します。。 | ||||
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昨年に英語版を苦労して読んだタイトルです。日本語訳が手に入りやすくなったので日本語で読みなおしてみました。登場人物の名前の大半が発音わからなかったんで、日本語版で「そーか、こう読むのかー」と感心しました。北欧ミステリーって猟奇的な犯罪ネタ多く、社会背景は移民、社会主義的的な生活事情に官僚制、、、などと複雑な背景に描かれてて、一冊読み終わると疲れ果てます。日本の軽快で健全な謎解き主体のミステリーをみてバランス取ってちょうどいい。 | ||||
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