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笑う警官
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笑う警官の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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訳が変わると作品がこうも変わるかと思った。 | ||||
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やはり古いタイプの推理小説なんでしょうね、テンポが遅いんです。 途中で何度も集中力が切れました。いろいろな出来事に唐突感があります。 いちばん納得できないのは「この動機でこの犯罪を犯しますか?」 皆さん指摘しているとおり翻訳もいまひとつです。 スウェーデン語から直接翻訳されたようですが、 地名が長すぎて読むスピードにブレーキがかかるんじゃないでしょうか。 ガータンは通り、トリエットは広場としたほうがいくらかでも読みやすくなるんじゃないでしょうか。 原文はそう書いてあるのかもしれませんが、何回も出てくる刑事や関係者の名前は 毎回フルネームで書かなくてもいいのではないでしょうか。 コロンボ 警部、フロスト警部と同じくベック警部、ラーソン刑事で良くないですか? そういうところがさらにブレーキをかける要因になっています。 最大の誤訳は「銃口から飛び出したはずの」ではなく「銃口から飛び出すはずだった」でしょう。 原文に間違いが無いとは言えませんので、これはもはや誤訳ではなく日本語能力の問題だと思います。 | ||||
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あまり面白くなかった | ||||
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新潮文庫といい、角川文庫といい過去の名訳を排除して新訳と称する悪訳誤訳の宝庫と言える商品を乱造するのはもういい加減にして頂きたい。編集者には日本語を吟味する能力がないのかと疑いたくなる。しかもラディゲなどの酷い訳はそのままというのも全く理解できない。 | ||||
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高見浩訳を読んでいて、新訳で読み直してみた。比較してみると、高見浩訳はキャラクターが生き生きとしており、ある意味訳者がストーリーに加担している印象。柳沢由美子訳では翻訳に徹しており、仕事の領分をわきまえている印象をそれぞれ得た。どちらも優れた点があるので読み比べるのも一興かと思う。 このシリーズはとても優れた警察小説で、スウェーデンの当時の政治状況を批判的な視点から描いている社会派小説の一面も持つ。ある意味スウェーデン史の一部を小説を読みながら学べるのだ。ベトナム戦争へ反対するデモから物語が始まるように、古い時代の小説なんてわからない・・と思うならもったいない。これほど登場するキャラクターに魅力がある小説はそうはない。シリーズ最高傑作のこちらから始めて、是非シリーズ10冊を堪能して欲しい。 自分はリアルタイムで読んだ印象のため、高見浩訳を星5つで、こちらは星2つにしたがこれから読む人にはこちらの柳沢由美子訳がとっつき易いと思うので手に入りやすい新訳でまずはお試しあれ。 | ||||
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翻訳のせいなのか、とても読みにくかった。私には合わない様だ。まあこの手のシリーズは嗜好の問題でしょう。 | ||||
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新訳シリーズとして、期待に胸をふくらませながら『ロセアンナ』から順に読んできたんですが、あれ?この翻訳者の方は銃器についての初歩的な知識がないんじゃないのかなと不安を感じていました。で、この『笑う警官』に至って、ストーリー中で最も重要な位置を占めるアイテムのひとつである銃器の説明が無茶苦茶なのには辟易とさせられました。ピストルが拳銃になり、それがまたピストルに戻り、65発を連射してまたたくまに9人を射殺した凶器を「自動小銃」だとしたり(ちなみに、あとで機関銃と変わってしまいます)、木製の銃身(はあ?)だの、肩からかける70発の「銃帯(はあ?)」だの、オートマチック!のコルト45『ピースメーカー』だの(すぐあとには、それがリボルバーに変わります)だのと「はあ?」の連続ばかりでした。『鑑札』ってなんだろう?と思ってたら、なんとこれが警察官のバッジなんですなあ^^; こういった点に引っかからずにいた版元の編集者のレベルにも呆れ返るばかりで、おかげでシリーズ10作を読み切る気は失せてしまいましたね。 | ||||
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この翻訳に限らず、なのだと思うが女性翻訳家の文章で「モノ」や「機械」について 正確な翻訳や親切な翻訳を見たことがない。この本の末尾にこの小説がベトナム戦争がどうこう 女性差別撤廃 右側通行うんぬんと高所大所から見下ろすような解説が書かれている。んな事は実際経験してきた我々世代は当然「知ってる」。それよりも小説中に大事な役割を担う「アイテム」「モノ」が実に雑な翻訳で済まされているのが甚だ気になる。まず機関銃つまりマシンピストルだが翻訳者は銃器の名称の間違いを多々書いた上に一番大事なポイントを訳していない。 「スオミ37型」は2次大戦や冬戦争で活躍した銃で口径9mmのマシン・ガンだが最大の特徴は「でかい」「重い」「ごつい」事である。71発ドラム弾倉の装填時の総重量は7.36kg 実際ドイツの有名なシュマイザーよりかなり大きい。アメリカのトミー・ガンも大きい方だが更に大きくて重たい。有名な機能として速射の速度を簡単に変えられる。だから警察官一同が「はぁ?何であんなモノ」と首を傾げる事になる。 大事な事件の鍵になる車種当て、だが車の名前からして翻訳がヘンテコ。 ルノーで「Renault 4CV」と書くのが普通。コレを前後逆にして平気な根性が気に入らぬ。コロナ トヨペットとかGTR日産と言うか? ましてやこの車種は日本で日野自動車が「日野ルノー」としてノックダウン生産していた車種である。というと「ああ」と判るだろう。今も走っている俗称「キャトル=4」はCVが付かない。 でモーリス・マイナーの共通点が当時としても些か古手の「ボンネットから前フェンダーが独立した形状」→今でもスーパーセブンとかモーガン等々で残っている。このポイントが抑えられてこそ「ああ そりゃあ間違うわ」という共通認識が出来る。煩瑣なので名前を挙げられた車種を細々書かないが殆ど「フェンダー一体型」で間違いようがない格好だ。 さり気なく翻訳に際してポイントを押えた文章を追加できない女性翻訳家が実に多い。 | ||||
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ストーリーは…月並み。 登場人物がやたら多くて、しかも名前が似ていて、確認のため、何度も戻ってしまった。 (シリーズ初回から読んでいればもう少しマシなのかもしれないが) 例えば、ビルヤールソンとヨーランソン、グンヴァルト・ラーソンにクヴァント。 地名もカタカナにすると長くてアタマになかなか入って来ない。 しかし、この文庫、活字の大きさが暴力的と言えるほど小さい。 疲れる。 | ||||
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