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ブラック・ハート
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ブラック・ハートの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全22件 21~22 2/2ページ
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| Boschは、以前に連続殺人犯を逮捕しようとして、正当防衛とは言え、その男を殺してしまい、その件について過剰防衛で訴えられる。その裁判がまさに開始されようとする矢先、その連続殺人犯と同じ手口で殺されたコンクリート詰めのブロンド女性の死体が見つかり、その死亡時期から、そもそもBoschが殺した男は真犯人ではなかったのではという疑念が広まる。そんな中、Boschは事件の真相を追いながら、裁判に臨んでいく。前半から中盤にかけては、法廷を中心に話が進み、敏腕女性検事に追い詰められていくBoschにはらはらさせられる。後半、真犯人を追い詰めていく段階では、どんでん返しが相次ぎ、他のBoschシリーズと同様、スリリングな展開を見せてくれる。法廷の場面が多いこともあり、全体としては他の作品に比べて若干ダイナミックさに欠けるが、それでも十分楽しめる作品である。英語は平易で読みやすい。 | ||||
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| 真夜中 刑事の出払った警察。帰りがけのボッシュが取った電話は たった今ドールメーカー(人形造り)から逃れてきた若い女からのものだった。ドールメーカー、連続猟奇殺人事件の犯人である。話を聞くと真実味が感じられる。ガセネタではなさそうだ。刑事の感で判る。女の案内で現場に向かう。バックアップを呼ぶにもポケベルはない。車内電話もない。夜中の1時に土地感のない所で見ず知らずの家に飛び込み電話を借りれば騒ぎになり犯人に気づかれる。そうしている間にも新たな犠牲者が出るかもしれない。一刻の猶予もない.決心したボッシュはドアを蹴破る!「COPS! DON'T FUCKING MOVE!」部屋には頭の先から足元まで真っ裸の男が呆然と立っていた。警告が聞こえないのか?男は身をかがめ傍らのベッドの枕の下へ右手をゆっくりと差し込む。「DON'T DO IT!」男の目はボッシュを捕らえたまま動きを止めない。枕の下から何かを掴んだ。「NO!」ボッシュは撃った。ほとんど即死状態だった。男が枕の下から取り出そうとしたものは?! 4年後 ボッシュは男の未亡人から告訴され法廷に立っている。ロドニーキング事件以来 警察の立場は微妙だ.原告側の女性弁護士チャンドラー、鋭く切れる。勝つためには情け容赦をしない。ボッシュの母親は売春婦で、30年前に殺された。犯人は不明である。「刑事ボッシュ、あなたは母親が殺された後、父親の元へ引き取られたのですね。」ボッシュは父親を知らない.チャンドラーはそれを承知で聞く。ボッシュは黙る.(何故?そんな資料を?チャンドラーが?持っているのか?)「刑事ボッシュ!答えなさいっ!」と判事.「No,里!!に...」顔が赤面するのを感じる。(何故?どうして?誰が?情報を漏らしているのか?刑事か?誰?)公判中に新たな被害者が見つかる。手口はドールメーカーそのものである。ボッシュが撃った男にもアリバイが。。。。ボッシュは窮地に。面白い!裁判に出廷しながらの捜査は困難を窮める.こちらもイライラする.弁護士チャンドラーが憎い!終盤まで一気である.弁護士チャンドラーを諌める判事の言葉に思わず涙!タフなボッシュも人の子.一人では生きていけない.しかし普通の社会でいきる恋人との関係はもっとタフだ.裁判と事件捜査の疲れを癒して欲しいが...どうしてもそこには埋められないギャップが.刑事の恋人や妻はつくづく大変だろうと察する.ワタシには到底 勤まりそうにない.物語の終盤がやや端折った感じか?犯人追及が短絡的に感じた.裁判の行方も楽しみ.星4つ. | ||||
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