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屋上(屋上の道化たち)
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屋上(屋上の道化たち)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全47件 21~40 2/3ページ
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そもそも、ほんの1年半前にハードカバーで出したものを、文庫ならまだしも改めて新書版にする意図が不可解である。タイトルも元の『屋上の道化たち』の方が良かった。登場するのが挙って自堕落な面々で、「道化」と呼ぶのが確かにお似合いだからね。 ハードカバー版も買ってはいたものの、1/4くらい読んだだけで放ってあったので、今回初めて最後まで読み通した。いやあ、こんなすっとこどっこいの内容だったのか!! ハードカバー版刊行時の評判もカスタマーレビューを見る限りあまり芳しくなかったけれど、そりゃそうだよな。事件の被害者たちが屋上から次々転落する理由が酷すぎる。長編にするようなアイデアではないと思う。出来の悪い商品をリサイクルして売り出す了見が嘆かわしい。これのどこが「私の記憶の中では怪談めいた奇怪な事件で、規模は及ばなくとも、暗闇坂とか、龍臥亭にも劣らないほどに印象深い事件」(226頁)なのか。奇怪でなく愉快の間違いだろう。名探偵・御手洗の名が泣くぞ。 | ||||
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気づかず注文してました('・ω・`) 加筆はされてますし、知ってても買ったとは思いますが…… 新刊かと早とちりしていたのでガックリ 御手洗ものとしては、小ぶりな印象の作品です。 スケールの大きなもの、もしくは短編集でもいいから心温まる話が読みたいなぁ…… | ||||
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星籠の海で御手洗シリーズは完結のふれこみだったが、また出た御手洗ものの長編新作。 大作っぽいが、実際は御手洗潔の○○シリーズの短編にあるような軽いタッチのギャグ的なお気楽路線のテイストである。 連続する謎の屋上の自殺の真相を探る展開は魅力的だが、トリックはいい意味でも悪い意味でも王道の島田的偶然に次ぐ偶然の無理やりトリックである。 特に今回の事件の真相はかなり予想しやすく、殆どの読者が中盤で真相はほぼ見当付いてしまい、はっきり言って馬鹿馬鹿しい内容であるが、それでも最後まで読ませるのが島田氏の凄いところである。 しかし冒頭に登場する菓子メーカーと電気量販店はあからさまにモデルが分かり、苦笑いだ。 | ||||
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偶然は1度が限度だと思いました。 あり得ない、とかのレヴェルでは無く、もはやギャグマンガの世界です。 ピタゴラスイッチで人間が運ばれる様子を思い浮かべました。 作者のメッセージがあるのか分かりませんが、 このギャグ作品に社会のなんちゃら、人間のなんちゃらを感じろというのは不可能です。 本の作りが立派なので、何か別の使い道があるかもしれません。 定価で買う? この事件同様にあり得ません。 | ||||
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前作「星籠の海」が面白かったので、本作を読んでみました。 ややリアル感を欠くトリックでしたが、複雑な事象が絡んで物事が動くという様は丁寧に描かれていました。 しかし、やはりボクが小説に求めるのはダイナミックな展開よりも細かな心理描写なのだと改めて感じました。 | ||||
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本格ミステリーに期待を裏切られた感じです。自殺をするはずのない銀行員が次々と不可解な死をとげ、誰が犯人なのか、どんなトリックだったのか、ワクワクし最後まで最後までお預けです。ここまでは良い。御手洗潔シリーズということですが、最後のほうに登場してきて、関係者の話をちょっと聞いて仮説をたて、現場に一度行って謎解きとは、さすがに強引過ぎかと。そういうこと!?っていう結末に期待。・・・できないような結末で、個人的にはコメディかと思いました。 | ||||
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ひどい!つまらない!こんな、ひどい、いい加減な本を島田荘司ともあろう人が!!! | ||||
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島田先生の本が大好きで、特に御手洗シリーズは短編も長編も全て楽しんで読ませて頂いて来ました。 そんな中で、ついつい他著者の作品や他シリーズを読む時よりもハードルが上がってしまっている事を前置きとします。 以下感想です。 今作は、シリーズ内では最も作品に入り込み難く面白く感じない作品でした(むしろ唯一と言っても良いくらいでした)。前作の星籠の海も、映画の為に書かれた脚本としての小説作品といった印象を受け今までとは違った感覚で読みましたが、今作は何より文体がまるで今までと違ってしまったかのような印象でした。 450ページ近くある筈なのですが、会話文が多い為か読了までの時間も1時間半もかからず、かなりあっさりと終わってしまいました。 島田先生の作品は、私にとっては物理的な長さに関わらずずっしりとした読み応えなのに引き込まれて一気に読んでしまう、そして面白いのに少し暗い気分になるような読後感がとても魅力的です。 今作ではそのどれもが感じられず・・・ちょっと苦笑しながら読み、後にあまり印象の残らない作品でした。 ネタバレを避けて書いているのであまり具体的な事は書けませんが、ミステリーとして結論のトリックにも説得力があまりに低すぎ、御手洗&石岡以外の登場人物にもあまりに魅力がなさ過ぎたのではないかと思います。一々言動や行動に「ええっ⁈」と思ってしまいました。 うっかりさん達や飲酒運転の人達が起こした大規模な玉突き交通事故の供述書を読んでいる気分でした・・・ミステリーというより、バカミスですね。御手洗のノリも、なんだか今迄と違い大げさに派手で軽い印象でした。 確かにこんな内容、御手洗でない限り解く事など出来ないと思いますが、それでもシリーズには入れないで欲しかったと少し思ってしまいます。 これからも島田先生の作品は全て読ませて頂きますが、星籠、今作と少し先生らしからぬ作品が続いた気がしますので次作ではまた島田先生独特の世界観の作品が読めるといいなと切実に願います。 長く続いたシリーズなんだからたまには不作もあって当然ですね。 | ||||
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うーん。 ホラー小説のような装丁のミステリーを読んでいるかと思ったら、じつはコメディだった……というオチ。 トリックがヘボでご都合主義なのはまだ許せるが、きちんと全部解明してくれないのはひどい。 「本格ミステリーの醍醐味、ここにあり!」って、それもギャグかな? 島田先生本人がかなりふざけて書いている感じがある。 でもちょっとこいつは、ふざけすぎなんじゃないのかなぁ。 よほどのファンでない限り、2000円も出して購入する価値はないだろう。 | ||||
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他にも書いておられる方がいらっしゃいますが とにかく 無駄な会話、同じ内容の繰り返しが多い。400ページの本だが、気合いれて読んだのははじめの数十ページ程。後は飛ばし読みで十分。やたら長いのは 悪く考えれば原稿料稼ぎ?本格作家のカリスマ・島田氏だからこそ 厳しい評価にしました。 | ||||
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(ネタバレを避けるため、内容には踏み込みません) 御手洗潔シリーズなので、読みました…… これ以上は書きたくありませんが、それだとレビューにならないため、続けます。 絶対に自殺しない人たちが、ある銀行ビルの屋上にから次々に"飛び降り自殺"をします。 この謎自体は大変魅力的だと思います。 でも、あとがいけません。 謎の解明過程にとんでもない無理があります。 普通に読んだだけでも、こんな偶然なんてあり得ないはずですから。 それに、御手洗潔も石岡君も登場する必要性がないような気がします。 このシリーズに登場する警察はみんな間が抜けていますが、こんな謎も解けないのではおしまいでしょう。 名探偵御手洗潔と石岡君のコンビが登場すればそれで満足、というファンだけ読めばいいと思います。 | ||||
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最近の島田荘司氏はどうしてしまったのだろう? 天狗になってしまったのか? 才能が枯渇してしまったのか? どうみても短編レベルの内容をどうでもいい内容で繋いで 400ページ以上に膨らませている。 今度こそは・・・ と思ったが、また、裏切られた恰好になった。 トリックも本格ミステリーとは到底言えない代物。 具体的な記述を避けているため、正確なことは言えないが、 物理的にも精神的にも大分無理しているトリックだ。 残念ながら、2160円も出せないな。 0が一つ多い。 非常に残念だ。 次が似たような感じだったら、もう彼の本は買わないだろう。 | ||||
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時間を無駄にしました… あそこまで引っ張って、あの偶然だらけのオチはないでしょう。 | ||||
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昔の御手洗ものは強引ながらも妙に納得させたれたものですが、今回の作品は、いかんせん余りにもスケールが小さすぎて、しかも明らかに「それはないだろう」という無理の積み重ね。ある意味、御手洗さんをスーパースターにしすぎた反動なのでしょうか。読んでて辛い作品でした。 | ||||
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この作品は、中編ぐらいの作品ならありだと思いますが、なにもわざわざ長編にしなくても…。 途中でトリックは見えてくるし。 最近のファンには巻末のリストが役に立つと思います。 正直、がっかりでした。 | ||||
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お久しぶりの新作ですので、大変楽しみにしていましたが、正直に言えばがっかりです。 自分は御手洗シリーズの大ファンであって、全シーリズ読んでました。クオリティは段々下がってると感じます。 今回の不可解な物語は自分で推理してみたが、島田さんが書いた「ピースが全て揃った」ってことはちょっと賛成できないと思います、 大事なところが「偶然」だと解釈されましたから。 小説では、何度もこれまで会ったものでも最上のケースだって言っても、そう感じられないです。 それより、全体のトリックは素晴らしいですが、余計な叙述が多くて飽きました。 それに、以前の「アトポス」「眩暈」のような雰囲気がなくなって、明るく会話が増えて緊張感は減ってます。 4人の死者でも出たうえ、こんな明るい雰囲気にあんまり合わないと思います。 このような雰囲気が映画とドラマ化の影響ではないかと。 また、今回の御手洗は御手洗らしくないじゃないかと思いますが、90年代の御手洗はこんなキャラですかなぁ。 今回はやはりちょっと期待外れですね。また次の新作、期待できますかなぁ。 | ||||
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※ネタバレありです。 良かった点 ・謎の不可解さは往年らしく魅力的だった ・タイトル及び表紙も好みであった ・馬車道という最も安定していた時代設定であり、御手洗のエキセントリックキャラも健在だった ・最近話題になった問題を安易に利用しなかった 悪かった点 ・偶然過ぎ 女子トイレに入ってしまったのも偶然、閉店後閉じ込められたのも偶然、猟銃を手に取ったばかりに銀行強盗になってしまったのも偶然、簀の子の両端にいたのも落ちたのも偶然、植木鉢と簀の子が十字に配置されたのも偶然、飛び上がって天井を突き破り看板に嵌まったのも偶然…(以下多過ぎるため略)、もう偶然しかないんじゃないでしょうか。それを全て見通す御手洗は、奇跡調査官とでも名乗った方がいいレベル ・長過ぎ 100ページ、いや50ページでも充分です。余計な部分がとにかく多い。ラーメン屋の下りなんて飛ばしたかった ・軽過ぎ なんだかんだで5人も死んでるのに何もかも軽い。アホな登場人物達のアホな会話で進むから屋上の呪いですら笑い話に。こういう恐怖や不可解さは、淡々とした地の文で読者に感じさせるものであって喋らせてしまうと萎えます。女子行員や商店街の連中なんて本気でムカつきます ・映像化意識し過ぎ、影響され過ぎ 御手洗の推理中の言動が「ガリレオかよ」といった状態に。こんなあからさまなキャラじゃなかったでしょうに、どう見ても例のドラマの御手洗でした。その一方で石岡は今回いる意味が皆無だった 島荘の地元、福山に住んでいます。 年々下がっていくクオリティと対照的に、上がっていく地元でのごり押しを苦々しく思ってます。 こんな奇跡の作品(笑)をドカドカと山積みにする本屋や、何冊も入荷する図書館が恥ずかし過ぎる。 特に図書館、展示スペースと入荷費用の無駄遣いです。 こんなもの新人賞の一次審査にも通りませんよ? | ||||
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値段が高い割りには内容が薄い もしこれが島田先生が選考なされてる新人賞に出てきたら落としそうな気がする そもそもタイトルの道化の意味が分からないのは私の理解不足だと信じたい | ||||
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島田さんの作品は、占星術殺人事件を読んだ衝撃依頼、御手洗シリーズは書かさず読んでます。 たまたま書店によって著者の最新作、しかも御手洗シリーズが出ていたので、一も二もなく購入して一気に読みましたが、正直期待外れでした。 相変わらずトリックはいつも通り奇天烈な驚きのものではありましたが(途中でだいたいわかっちゃいましたが)、そこに至るまでの内容が、結局このトリックを成立させるための説明文でしかないように思えました。要するにトリックがなければ何も面白い所がない。 アトポスのように、最初の導入部分だけでもう充分読み応えがある作品ではなく(アトポスは本当に前半だけで背筋が凍りました)、思いついたトリックを説明するために物語はとってつけたかのように書いてみました、という感じに見えました。それもあからさまに。 期待していた御手洗さん登場もかなり後まで引っ張られてるし(飽きた頃やっと登場)、今回は本当にこの人御手洗さん?と思える程、これまでとはキャラが違っている気がしました。 一番気になったのが、御手洗さんが何度も、この謎はこれまで会ったものでも最上のものだ、的なことを言うのですが、本当にそうでしょうか?という感じです。御手洗さんならこの程度のことならそんなこと言わない気がするのですが。 総合して考えると、これってトリックは島田さんが考えたかもしれませんが、それ以外の部分は他の人が書いたのではないかと疑いたくなります。映画もありますし、少し前にドラマもありましたが、そのプロモーション用に書かれた感じがします。2時間ドラマのシナリオ的な感じというのが適当かと。 いずれにせよ次回作もでたら必ず購入しますが、今回の様な感じが続いたらさすがに読むのをやめると思います。 | ||||
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序盤からすぐに●●ではなく××だと分かるので、謎はHowの部分にシフトする。映画の後を受けてTV化を想定したような軽い(あかるい)内容。確かにTV作品には向いていし、会話が多くすぐ読み終わる。ハリウッド・サーティフィケイトの続きを待つ。 | ||||
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