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月世界小説
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月世界小説の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.89pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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期待が大きすぎたのかもしれない。 言語を武器にして戦う、言語のために戦うという話らしいというので、言葉の使い方を楽しみにしていた。 ところが読みはじめてみれば、なんともごちゃついた、終始ガチャガチャとした文体とストーリーで、読むことが気持ち良くなかった。 高校生の書くような文章だという感触。 が、これは、このレビューを書いていて気づいたのだけれど、もしかして、あえての演出だったのだろうか。だとしたら、荒削りな感触うぃ受けるのも納得するし、これは作品として見事なんじゃないかと思う。「月世界小説」の世界が成立している。 ただ、外側の1読者からしてみれば、進め方が急すぎる、分割もされすぎている。映画のCMを見ているようで、非常に忙しい。 ページ数が倍ぐらいでもっと書き込んで、文章ももう少しスマートな感じで、言語での戦闘シーンが多かったら、面白くなっていそうだと思う。 | ||||
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SF大賞の特別賞を受賞した作品である。その講評を見ると「イメージの喚起力とドライブ感覚(北野勇作)」「イメージの鮮やかさとスペクタクル(篠田節子)」といったように、視覚的表現が評価されているようだ。確かに、『月世界小説』の状況描写は読者の脳内に鮮やかな色彩を持ったイメージを想起させる。それはまるで今敏の『パプリカ』を見ているような感覚だった。しかし、それ以上のものはなかった。物語として成立しているのか不明な構成、言語学の概念を無視した設定などなどは、読んでいて苦痛だった。 | ||||
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