傀儡后
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性的で暴力的で猟奇的で倒錯的で幻想的。 牧野修が好きな人なら完走出来ると思います。 登場人物が多く話にまとまりが無いように感じるし、 あれもこれも詰め込み過ぎてとっ散らかってる感じもある。 良く言えばスケールの大きい話ではあるのだけれど・・・・ もうちょっと話を削ってスマートにするか、 逆にページ数を増やして時間の進みを緩やかにする、 又は個々のストーリーを掘り下げるとか広げるとかすれば もっと万人受けする、良い作品になったような気もしますが・・ しかしこのぐちゃぐちゃした気持ち悪い世界こそがこの作品の魅力なのかもしれないし、 何より本人が書きたいものを書きたいように書きたいだけ書いた作品なのですから。 これはこれで良しとするしかないと思います。 | ||||
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いくつかの登場人物や設定がとても面白いだけに、もう少しきちんとまとめてくれたら、、という残念な気持ちです。特に後半からはなんでもありの支離滅裂が目立つ。 | ||||
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衣服をテーマにしているのは『カエアンの聖衣』に似ているが、こちらは自分と皮膚と衣服と外界との境界、その感覚についてより深く描写されている。 近未来で使われているSNSやコミュニケーション手段などは、まだスマホもない時代でも未来予測として読むと面白い。でもストーリーはいまいち楽しめなかった。 | ||||
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あとがきで物語を入れなかったと書いてあり納得。 糖分が少なく、途中でもう読むのやめよか、と思いつつ惰性で読んだ。 この本は自分で解釈しながら楽しめる読者向けだと思う。 SF設定は素晴らしくよく出来てて、是非映像で見たい。 特にコミュは近い将来、リアルに発生しそう。 以下重要ネタバレ含む。 登場人物が全員XYで、その多くがTS(女性性、産めない性)だったのは、妊娠出産と絡めて何か意味を持たせてる感がするのだけど、誰か解釈して欲しい。。。 結局、桂男は何を表してたんだろうか。 | ||||
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第23回・2002年度【日本SF大賞】を受賞した、【牧野修】氏の傑作SF長編です。内容に関しては、まさに【驚天動地】の傑作です。ミステリアスに始まる怪奇色の強いオープニングから、物語はどんどん加速・拡大して行き、最後は地球の全生命の歴史を覆す、まさに驚天動地の結末が待っています。ある意味、人類進化テーマSFの極北とも言える作品です。海外SFで言えば、クラークの『幼年期の終り』、スタージョンの『人間以上』、オールディスの『地球の長い午後』を彷彿とさせる、壮大なスケールの物語です。これほどのスケールの傑作が書ける【牧野修】氏の作家としての力量には、本当に敬服してしまいました。第23回・2002年度【日本SF大賞】を受賞したのも納得です。SFファンなら必読の傑作ですし、そうでない方にもオススメの作品です。久々にSF小説の【醍醐味】を味わいました。傑作という以外に表現しようがないくらいの、傑作です。良いです。 | ||||
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