屍の王



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    初公開日(参考)1998年11月
    分類

    長編小説

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    屍の王 (角川ホラー文庫)

    2004年08月31日 屍の王 (角川ホラー文庫)

    娘を惨殺され、失意の底に沈むエッセイスト草薙のもとに、かつての担当編集者から連絡が入る。小説を書かないか―。娘の供養にと書き始めた小説『屍の王』。しかし、かつて同名の作品が存在し、その著者が娘と妻を殺害し自殺していた事実が明らかになる。自らの過去を探す道程で明かされる恐怖とは…。 (「BOOK」データベースより)




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    屍の王の総合評価:7.14/10点レビュー 7件。Cランク


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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.7:
    (4pt)

    ぜひ映画化を

    何の予備知識もなく、安かったのでDL。
    期待していなかったせいもあるが、面白さに驚き。
    いわゆる安っぽい怪奇ストーリーではなく、悪夢を見せられているような展開と描写に引きこまれた。
    この作品はぜひ映画化して欲しい。デビッド・リンチのマルホランド・ドライブみたいな作品として。
    屍の王 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:屍の王 (角川ホラー文庫)より
    4043522061
    No.6:
    (3pt)

    結末が良ければ★五つ

    序盤で中断してしまう私でもスラスラと読めました。伏線は所々にあるのですが、それでも結末の予想が付かず気付いたら最終章でした。ネタバレになるかも知れませんが救いようの無いラストなのでハッピーエンドや、トゥルーエンドを期待している人にはお勧め出来ません。てゆうか余り人にお勧め出来る小説では無いのですが…また機会があれば牧野先生の毒電波小説を買って読もうかと思っています。ありがとうございました。
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    4043522061
    No.5:
    (1pt)

    好きな人は好きなんだろうけど

    面白くなかったです。

    読んだ当初、私はホラー小説初心者でした。

    読む前に予備知識が無かった為、終始理解に苦しむ羽目になりました。
    登場人物は最初から最後まで正体不明の存在に苦しめられ恐怖します。
    その描写が突拍子もなく、さらに抽象的であるため、「は?え?どういうことなの?」
    といった具合に怖いという感覚を味わう前に頭にひたすら疑問符が浮かびます。

    今振り返ってみて私は「登場人物が特に明確な理由もなく、大事にまきこまれ
    原因も手段も筋道も曖昧なまま進行する物語」に慣れていなかった。
    というよりそんなものは小説として存在するわけがないぐらいに考えていました。
    きっと読み進めていけば登場人物が酷い目に会う理由がネタバラしされるのだろう。
    「人を殺すほどの事を起こす存在ですからきっと何か理由があるのだろう」
    そう思って読み進めましたが、読み終えれば最後まで投げっぱなし。
    私のつまらない常識から出た「期待」がこの小説を楽しむ事を阻んだのです。

    「ホラー」というジャンルにおいて当然成立するはずの「理不尽さ」に
    初心であるが為に疑問符を浮かべ、納得できず、的外れな期待を持ちながら
    小説を読み進めてしまった。それが敗因だと思います。

    (独特の人物描写と恐怖描写、日本古来の伝承をベースにしているという
    意味ありげな登場人物の「死」と「恐怖」の描写が何か膨大な設定と
    背景すなわち「理由」があるのでは、と的外れな期待に拍車をかけた)

    あとホラー小説初心者の方にはオススメしません。
    この小説はホラー小説を読もうとする人の大半が持っているであろう
    「怖がらして欲しい」という欲望を即物的に叶えてはくれません。
    ある程度ホラー小説を読み、ホラー小説についての哲学とでも言うべき
    何かを身に着けてから読んでこそ楽しめる作品だと思います。
    屍の王 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:屍の王 (角川ホラー文庫)より
    4043522061
    No.4:
    (3pt)

    腐臭のかおる傑作ホラー

    娘を惨殺された主人公
    彼が書き始めた小説「屍の王」
    しかし、もう既に同名の作品が存在したのだった・・・

    現実崩壊ネタと日本の神話ネタを上手に組み合わせた腐臭のかおる傑作ホラー!
    屍の王 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:屍の王 (角川ホラー文庫)より
    4043522061
    No.3:
    (5pt)

    まずはご一読を。

    次々に起こる怪奇現象よりも、怪奇現象に見舞われて錯乱する犠牲者達の心理描写(思考回路の再現)が狂っていて怖いと思いました。この作者は追い詰められた人間の狂気を書かせたら天下一品です。

     主人公が自分の過去を辿って行くうちに現実と虚構の区別がつかなくなっていく恐怖も見所です。自分の思い出が、本当にあったことなのか後から捏造された記憶なのかがわからなくなっていく不安。それを確かめようにも、証明してくれるはずの人達と何故か連絡が取れず、どんどん袋小路にはまっていく恐怖。記憶が間違っていたり、あったことを忘れていたりという記憶の不確かさは誰もが経験していると思うので、割と普遍的な恐怖ではないかと思います。

     また、心理描写が大変に上手な人なので、ハマる人は本当にやみつきになります。狂気や悲しみ(特に、冒頭で娘を失った主人公の悲しみ)の描写が際立って上手いです。読みやすい文章なのでハマらなくても普通に読めますが、ツボに入ると残りのページを確かめながら「あとこれしかない!読み終わるのがもったいない!」とびくびくしながら読み進めることになります。少しでも興味が湧いたなら、購入してみては如何でしょうか。文庫ですし。
    屍の王 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:屍の王 (角川ホラー文庫)より
    4043522061



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