目嚢-めぶくろ-



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初公開日(参考)2016年10月
分類

長編小説

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目嚢-めぶくろ- (光文社文庫)

2016年10月12日 目嚢-めぶくろ- (光文社文庫)

怪談作家の鹿角南は、従妹の嫁ぎ先、菊池家の古い土蔵で見つかった『目嚢』という古文書を預かる。そこに記された怪談に興味をひかれ、菊池家の歴史を調べようとする南だが、まるで誰かが邪魔するように、指が切れ、虫が湧き、一人暮らしの部屋に異変が起こり始める。迫りくる怪異は、止まることなく続いていく…。名手が描く、背筋が凍る傑作長編ホラー小説。(「BOOK」データベースより)




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目嚢-めぶくろ-の総合評価:8.60/10点レビュー 30件。Aランク


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No.30:
(5pt)

よかったです。

私は怖かったです。
僅かな関わりから因果に絡め取られていく様子を、認識できない主人公と認識している友人と、その二者を俯瞰する読者のそれぞれの視点から見るのはゾッとするなと思います。

一番怖かったシーンは、最後に主人公が「やめて!」と叫ぶシーンでしょうか。
そこで、主人公は初めて自分が置かれている立場とその行末を主観的に俯瞰的に認識したんじゃないかと思いました。

でも、こういう呪いが有ったら怖いですよねぇ。
だって、この呪い終わらないですよね。
目嚢-めぶくろ- (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:目嚢-めぶくろ- (光文社文庫)より
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No.29:
(4pt)

「耳袋」好きへ

加門七海の最高傑作と言ってる人がいたがなるほど納得、これまで読んだ加門七海のホラー小説の中では一番かも。
なんといっても「姉様のご機嫌悪しく」で始まる挿話が抜群に面白く不気味。江戸時代~明治初期の怪談は古風な文体も相俟って「耳袋」のような雰囲気。「祝山」ではやや鼻に付いた主人公の語り口もマイルドになっており、日常に越境してくる非日常、些細な違和感の抽出にまんまとだまされた。
因果話と見ても筋は通ってるし、フィクションと実話のバランスが良く、消化不良感が残らないのが評価点。
南の従妹夫婦と甥っ子の運命を思うと寒々してくるが……親殺しは避けられないんだろうな……。
嚢に手を突っ込んだらヤツデが~とか、天井一面に蟲がうじゃうじゃ~とか、その手の描写が生理的に無理な人にはおすすめしない。
無情ではないものの自分の手に負えない領域にはきちんと線を引く、高橋さんのキャラが良かった。
目嚢-めぶくろ- (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:目嚢-めぶくろ- (光文社文庫)より
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No.28:
(5pt)

こわい!おもしろい!

怪異に巻き込まれつつもそれを認識できない怖さというものもあるのだな…と思いながら読みました。
中盤からはグイグイ物語に引き込まれて一気に読んでしまいました。
2つの呪が合わさり一族に、またそれを調べた人に障る描写は他人事ではなくこれを読んだ自分にも起こるのではと想起させる恐ろしさがあります。
目嚢-めぶくろ- (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:目嚢-めぶくろ- (光文社文庫)より
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No.27:
(5pt)

加門七海さんの中で最高傑作

加門七海さんの中で最高傑作だと思っています。怪異の細かい描写が詩的で独特の雰囲気があり大好きなタイプのホラー小説です。夏が近づいてくると毎年必ずボサノヴァを聴きながら読んでいます。
目嚢-めぶくろ- (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:目嚢-めぶくろ- (光文社文庫)より
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No.26:
(5pt)

ホラー小説としては前作よりこちらのほうが好き

祝山より怖いと聞いて読みましたが、実話怪談的な脂汗の出る怖さは前作のほうが濃かった感じがしました。ただホラー小説としての完成度というか物語としての収まりの良さはこちらのほうがより洗練されてる感じがしました。
目嚢-めぶくろ- (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:目嚢-めぶくろ- (光文社文庫)より
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