呪術講座 入門編
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「のろい」と言うと何やら禍々しい負のイメージが付き纏うが、「おまじない」と言えばちょっと気軽で、然も身近だ…だが、実は両者は漢字で書けば同じ「咒い」…そんな「咒い=のろい/まじない」を解り易く紹介したのが本書であり、私達の身近にはどのような「咒い」があるのか、或いは簡単に出来る「咒い」はあるのか…等を簡略に纏めてあるので、関心のある方は本書と共に「咒い」の世界をちょっと覗いてみるのも一興であろう。 さて、本書の冒頭を飾るのはなんと「てるてる坊主」…だが、実はこれも立派な「咒い」…「晴れるように」と願いを込め、願いが叶ったら金の鈴をあげる、叶わなかったら首をちょん切ると言う、その瞬間を以って「咒い」は成立するのである。 本書はこのように、私達が昔から慣れ親しんで来た「咒い」を数多く取り上げているのだ。 また、お葬式の後に帰宅した際に塩を撒くのは一般的に行われているが、恥ずかしながら私は闇雲に撒いていた…が、実はこれにはちゃんとした作法があったようで、今更ながらそんな基本知識を得られたのも収穫であった。 尚、本書は身近な咒いを解り易く解説する事に徹しており、例えば、節句と言えば「おめでたい」イメージがあるものの、実は「危うい日」でもある事を指摘した上で呪術と年中行事の意外な関係を読み解いていたり、古典説話を一例に挙げながら「夢のお告げ」或いは「夢違え」等にも言及している…また、昨今人気の安倍晴明に代表される陰陽師が使役した式神にも着目したり、言霊を取り上げたり、或いは結界について解説すると共に、実は茶の湯の世界では結界が重要視されること等も紹介している。 更には、最も身近な所では、私達の身体を使っての咒いや日常的に触れる事が出来る物と咒いの関係等も纏めてあるので非常に解り易かった。 因みに、御自身が仰っているように、著者は決して専門家ではないとの事なので、確かに学術的に追及したい方にとっては物足りないのではないかと思うが、その分、初心者にとっては親しみ易い内容となっている。 また、本書はNHK文化センターが開催したオンライン講座が元になっているとの事から、時折文章も口語体になっており、それもまた気軽に読める所以であろう。 因みに、本書を読んで咒いに関心を持った方、或いは本書ではちょっと物足りないと感じた方は常光徹氏の著作等を当たってみては如何であろうか…常光氏の著作は、素人でも解るレヴェルで、然ももう少し深く切り込んでいるのでお勧め出来ると思うので、御参考までに…。 | ||||
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呪うとはどう定義されるのか を、 1.日常生活の中で見られる行為を分類してみる 2.古典から読み解く といった形で進みます。 本格的に、ハラスメント野郎に制裁を!、 などと考えて読んでも、これならICレコーダーで録音する方が確実じゃん、と思うだけです。 ただ、気持ちの持ちよう、考え方の整理はつくかな。 | ||||
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作者が反日の政治家を応援していると後から知り、ショックを受けました。 反日の人間は苦手なので購入しなければ良かったです。 | ||||
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陰陽師ゼロが面白かったので読んでみました。 確かに、思い込みが潜在意識になり、潜在意識が集合無意識を作りそれが現実に現れてくるのだから、昔から呪術的なものが恐れられてきた歴史もあるのでしょう。 ただ、占い師が良い「気」を持つ人の直筆を売り買いしているというのは完全に眉唾に思いました。 誰が買うのでしょうかそんなものw こういうことを訳知り顔で語る人がいるから、やたらと持ち帰りたがる人も現れたりなんかして、こちらは事務処理上困ります。 そんなに簡単に呪術はかけられないと思います。 | ||||
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呪術講座というタイトルから受ける印象よりはずっとカジュアルな本でした。 呪術講座というよりはオマジナイ入門編といったところでしょうか? 日々の生活に溶け込んでいるちょっとした作法や習慣に込められたオマジナイ的な意義やその効果が カジュアルに説明されています。 かと思うと『式神作成の実践』みたいなガチな章があったりして油断なりませんがw ただこの本のタイトルを見て、どんな本なんだろうとレビューに目を通すような方々にとっては星5でオススメ出来る本だと自分は思います。 さて個人的なこの本に関する体験ですが この本には「え?それも呪術(おまじない)にカウントして良いの?」みたいなちょっとした習慣に関する話が幾つかあり その中には「神社に参拝する時はキチンと鳥居をくぐること」 というものもありました。 自分がもう20年近くお世話になってる地元の神社がありまして (週に2、3回お参りするだけですがw) そこは駐車場からショートカットすると20メートルくらいで拝殿に立てるのですが 鳥居をくぐるとなると100メートル近く戻り、鳥居から拝殿まで更に100メートル近く歩かなければならなくて 参拝終わって駐車場まで戻るなら更に100メートルで鳥居に、鳥居から駐車場まで100メートルと 合わせて400メートル近く歩かなければなりません。 アホな自分は迷うことなくショートカットで参拝していたわけですが この本を読んだ翌日「そんなものなのかな?」とちゃんとテクテク歩いて鳥居をくぐり参拝したら なんとビックリ、20年近く参拝してきて初めての出来事が起きました。 電波な人間と思われたくないので具体的なことは書きませんが あぁ、なるほど、これは確かにちゃんと鳥居をくぐらなきゃ駄目なんだな くぐった方が良いんだなと思い知らされたとだけ書いておきます。 鳥居をくぐる、くぐらないは参拝する自分にとってではなく 神社に祀られてる方のご都合の部分もあるんだろうなということをその出来事から自分は理解しました。 この本の作者の別な本にあった文で オカルトが現実を侵食してくる瞬間が最高の醍醐味みたいなのがあったような記憶がありますが 『鳥居をくぐる』という自分にとっては一見なんということのないマジナイが 自分の現実を侵食してきた瞬間は確かにとてもエキサイティングでした。 このレビューを読んでるみなさんもこの本に書いてあるマジナイを実践してみたら オカルトが現実を侵食してくるエキサイティングな瞬間を体験できるかもしれません。 星5でオススメです。 | ||||
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