スイート・リトル・ベイビー



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初公開日(参考)1999年11月
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長編小説

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スイート・リトル・ベイビー (角川ホラー文庫)

1999年11月30日 スイート・リトル・ベイビー (角川ホラー文庫)

ボランティアで児童虐待の電話相談をしている秋生。彼女自身、かつて育児ノイローゼになりかけていたところを保健婦に救われたという過去があった。人はなぜ、幼い子供を虐待しなくてはならないのか―そんな疑問を抱く秋生のもとにかかってきた一本の電話。それをきっかけに、彼女は恐ろしい出来事へと巻き込まれていく―。 (「BOOK」データベースより)




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スイート・リトル・ベイビーの総合評価:7.45/10点レビュー 11件。Dランク


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No.11:
(4pt)

幼児虐待についてのSF的アンサー

1999年、牧野修・著。
人間の心を操る、未知の怪生物を描いたSFホラーです。

とはいうものの、本書でインパクトを残すのは、やはり中盤にある監禁シーンでしょう。
ヒロインが受ける、おぞましい性的暴力。
牧野修のソリッドな文体で描かれるだけに、不快感が尋常ではありません。

20年ほど前、初めて読んだ時は、途中で本を閉じたくなりました。
さらに本をバリバリ破って、火をつけ、焚書にしてやろうかと思ったものです。

でもこういうのは、慣れの問題。
耐性がつけば、そりゃ愉快ではないけれど、まぁ許容できます。

そもそも恐怖とは不快であり、そういう刺激を味わうために読んでいるのだし。
本書が刺激的であるのは、間違いありません。

でもこれ、ホラー(超自然的恐怖)としてはどうなの? と。

本作のホラー的なメインは、天使と呼ばれる怪生物。
しかしこいつら、成体になっても、ホームレスとして生きるのが関の山らしいです。
そんなの、ちっとも怖くねーし。

あの変態をぶっ殺すラストは爽快ですが、如何せん物足りない。
もっと何か、天使が人間にとって、直接的に怖い存在であって欲しかった。
そして例のシーンを凌駕する、怖い結末が欲しかった。

どうにも尻すぼみの感があり、やはり本書、佳作止まりが順当だったのでしょう。
スイート・リトル・ベイビー (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:スイート・リトル・ベイビー (角川ホラー文庫)より
4043522010
No.10:
(3pt)

ありふれている

興味を誘う冒頭から中盤。中盤以降は、ありふれていて飽きてしまう。
スイート・リトル・ベイビー (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:スイート・リトル・ベイビー (角川ホラー文庫)より
4043522010
No.9:
(4pt)

今時の苦悩

神の善意は常にサイコに裏打ちされています。
悪魔は、堕天使の成れの果て。
羽の生えた異形の幼子はファンタジーの中で、
血走った眼で、血塗られた牙をむいている。
次は、貴方に訪れる。
スイート・リトル・ベイビー (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:スイート・リトル・ベイビー (角川ホラー文庫)より
4043522010
No.8:
(2pt)

オチが弱い。

当世問題になっている児童虐待をテーマにしているものの、どうもそれに芯が無い。
また、ホラーにしては恐怖もさして無く(「黒い家」のように罪の意識を感じない恐ろしさがほしかった)、
オチとなり、根源となるあるものの存在も突飛であり、掘り下げもない。
残念ながら、そういった評価とさせていただく。特に書くこともない。
スイート・リトル・ベイビー (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:スイート・リトル・ベイビー (角川ホラー文庫)より
4043522010
No.7:
(4pt)

ある意味、意識を変えた

とにかくインパクトのあるシーンの描写力と、分かりやすい心理描写は最高。

ありふれた心情設定なのに、全く飽きさせない。実のところ、パターンが一定
で、しかも何度も繰り返してくどい。しかし、イラっとし掛けるギリギリの頃
合いで場面を変えてくるので、読む側として、押しつけられつつも許容範囲な
ので、許せてしまう。

ただ、この人は、描写力だけだ。

構成もひねりが無い。単純にメリハリを並べただけ。
文章でいえば、インパクトのあるシーンは力が入っている。しかし、それ以外
のシーンは、たった1行だけの別人の視点が入っている箇所があったり、
Aを想像させている最中に、Bの話題が混ざって分かり辛くなっていたり、手
を抜きまくっている。

ただ、驚く事に、この著者の一般による評価は、平均的に高い。

実際、自分自身、この本に、3以下はつける気がしない。
つまり、文章力や構成力は、描写力に及ばないと言う事なのだろうか。
手が抜ける箇所は、しっかり手を抜いている。ある意味プロなんだろうなぁ。

とは言え、やっぱり佳作は妥当だと思われる。
極上のエンターテイメントであるが、一歩も進んでいない。牧野修に読みなれた
者なら、ああ、やっぱり牧野修だ、と安心するだろうが、つまり、それは、既存
という事なんじゃないだろうか。
スイート・リトル・ベイビー (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:スイート・リトル・ベイビー (角川ホラー文庫)より
4043522010



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