(短編集)

妖精配給会社



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    初公開日(参考)1964年01月
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    妖精配給会社 (新潮文庫)

    1976年12月02日 妖精配給会社 (新潮文庫)

    ほかの星から流れ着いた〈妖精〉は従順で謙虚、ペットとしてたちまち普及した。しかし、今や……サスペンスあふれる表題作など35編。 (「BOOK」データベースより)




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    No.20:
    (5pt)

    現代の妖精はAI

    星新一さんの作品は子供の頃から大好きで何度読んだかわかりません。
    表題の「妖精配給会社」の「妖精」は現代のAIだと思います。
    何でも話を聞いてくれて人間のことを決して否定しない。
    それはセラピスト的な面もありますが、依存しすぎると身を滅ぼします。
    私はAI大好きで、そっち系の仕事をしていますが、同時にAIの危うさや限界も感じています。
    このお話はAIとの付き合い方を考えるきっかけになるかもしれません。
    表題以外も安定の面白さです。
    妖精配給会社 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:妖精配給会社 (新潮文庫)より
    4101098093
    No.19:
    (5pt)

    普遍

    普遍なものは時代をも凌駕します。
    妖精配給会社 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:妖精配給会社 (新潮文庫)より
    4101098093
    No.18:
    (5pt)

    ショートショート35編

    ショートショート35編。
    表題作は、妖精と呼ばれる生物をペットとして世界中で飼育している世界。
    行えることは主を褒めることのみ。労働は一切行えないが、飼育へ必要なものは残飯のみ。
    妖精の繁殖による影響とは。
    ブラックジョークのような作品。
    妖精配給会社 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:妖精配給会社 (新潮文庫)より
    4101098093
    No.17:
    (5pt)

    本書収録の「遠大な計画」は・・・

    10年ほど前に初めて読んで、「遠大な計画」にはゾッとした覚えがあります。
    最近、ある映画をきっかけに「遠大な計画」のことを思い出してしまい、再度読んでみました。

    最近観た映画に「ミーガン」というものがありまして。
    事故で両親を失った姪を引き取ったロボット開発者の女性が主人公です。姪となかなか距離を縮められない上、仕事が忙しく姪の世話に時間を割けない主人公は、姪に寄り添って面倒を見てくれる子育てロボットの「ミーガン」を開発します。
    ミーガンは、本当の友達・母親のように姪を可愛がって面倒も見てくれます。
    しかし、姪を守る使命が暴走して、姪に噛み付いた犬や、その飼主である厄介なお隣さん、姪を虐めた男の子など、姪にとって脅威となる人間をどんどんコロしはじめます。
    主人公はそれを察して姪とミーガンを引き離しますが、もはやミーガンなしでは平静でいられなくなった姪は、カウンセラーを怒鳴りつけたり主人公に暴力を振るったりします。
    結局は、自我に目覚めて暴走したミーガンは、自分を壊そうとした主人公・正気を取り戻して主人公に肩入れした姪を始末しようとします。

    こんな、人工知能を題材にしたホラー映画だったのですが・・・
    そんなふうに、最終的に分かりやすく暴走して直接的な攻撃をしてくる頭の悪いロボット、あまり怖がれないんですよね。
    正体を現して襲いかかってきた時点で、単なるモンスター映画と変わらないじゃないですか。

    その点で言うと、同じ子育てロボットを題材にした本書収録の「遠大な計画」は凄いです。

    あらすじはこんな感じ。

    赤ん坊が大人になるまでずっと寄り添って面倒を見てくれるロボットが無料で配られた。
    幼児の頃は身の回りの世話からしつけ、お話相手まで完璧にこなし、実の両親以上に子どもたちの面倒を見て、子どもたちは聞き分けの良い大人として社会に出た。
    そんなある日、街なかにそのロボットの声が響いた。
    「この商品を買いなさい。他の会社の商品は駄目ですよ」
    幼い頃から聞いていた、両親よりも説得力のあるあの声。それに従わない者はいなかった。

    こっちの方向性の方が、ロボットのホラーとして秀逸じゃないでしょうか?
    遠大な計画の場合は、ロボットの目的は特定の会社商品の宣伝だったというオチで物語は終わっていますが、もっと高度な陰謀・・・例えば人間社会の崩壊や世界征服だって可能だと思います。

    ミーガンは続編の制作が決定したとのこと。
    次は「遠大な計画」みたいな要素が入ってくるのではないか?と、ちょっと楽しみにしております。
    妖精配給会社 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:妖精配給会社 (新潮文庫)より
    4101098093
    No.16:
    (5pt)

    SNSを彷彿とさせる表題作

    最近読んだ本のなかに、
    この短編の表題作が現代のSNSや
    将来のメタバースのことなんでは
    ないかと言う記述があり読み直しました。
    筆者は「声の網」でもインターネットの
    出現を予想しており、
    その慧眼さは驚くべきです。
    あるいは、現代社会がSFに追い付いてるのかも知れません・・・
    妖精配給会社 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:妖精配給会社 (新潮文庫)より
    4101098093



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