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夏への扉
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【この小説が収録されている参考書籍】
夏への扉の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.32pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全500件 341~360 18/25ページ
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| SFを読むと、よく感じるのが、アイデアだけで押しまくって、キャラクターが立っていない作品が多いということなのですが、この作品は、アイデアも良いし、キャラクターも良い。すごく良い。特に、猫のピートとリッキーに参ってしまいました。猫のほうは、猫語が秀逸(作者の力か、役者の力かは不明)。リッキーのほうは、かわいらしくてたまらない。11歳となっていますが、私は、終始5,6歳のイメージで読んでしまいました。そこで、難癖をつけるなら、11歳の女の子が、10年後も同じ気持ちでいるなんて、そんなバカなってことになるのでしょうが、私にとっては、それがますますリッキーのかわいさを引き立たせているのでありました。 | ||||
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| 本作(原題:The Door into Summer)はアメリカのSF作家ロバート・A・ハインラインが1956年に発表したSF小説。なぜか小説作品を検索しているとAmazonがプッシュしてくる。。。古い作品だし図書館で借りてみました。ネタバレしてしまうのでなぜSF作品なのか、と言う話は控えますが、表紙絵の通り猫が出てくる小説作品。P1〜350(訳者あとがきまで)。 以下、個人的な感想ですが、読後、Amazonの絶賛レビューの嵐に戸惑ったのは私だけではないと思われます。1956年発表作品であり、SF作品は時の流れに逆らえ難いものなのかもしれませんが、決して伏線回収が素晴らしいわけでもなく、半分ほどまで読んだ時点で主人公の探す「夏への扉」は一体どこなのか分かってしまい、後は足りない(それを実現する為の)ピースを探す作業になってしまいました。それも終盤後出しジャンケンでふっと出てきた為、なんという自己都合プロットなんだ感が拭えませんでした。。。 対象読者について。 SF作品は星新一(こちらは小学生時代から読んでます。好きです。)くらいしか読んでないのであまり言えた口ではないのですが、独特の語り口調とうさぎドロップ 10 番外編 (Feelコミックス)の結論がビミョーと感じる方、経済的に裕福・親密な友人・美しい伴侶が幸せの絶対条件とは感じない方、既に40代以上で上記条件を入手出来る可能性が低く、それにより己の不幸を感じ取ってる(不幸な)方、そして大して猫好きではない方にはオススメ出来ません。逆に若ければ&それらを実現していれば、それだけで共感を感じ取れる方がいる作品になってると思いました。 以上から、評価は人によって分かれる、普通と言う事で星3つとさせて頂きました。 タイトルは「夏への扉」となっていますが、それは万人の夏への扉ではない事はご留意下さい。あなた自身の”夏への扉”を探すキッカケになるかもしれないので一読をオススメします。 | ||||
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| 「もしあたしがそうしたら――そうしたら、あたしをお嫁さんにしてくれる?」 もうこの一言ですね。号泣・・・ リッキーのひとこと。そして猫のビート・・・ 何十年間この本の中に夏への扉があるとしんじています。「もしあたしがそうしたら――そうしたら、あたしをお嫁さんにしてくれる?」 冬になったら夏への扉を探すビート。可愛い姪リッキー、そして夢を探し努力するダニー!SFというより叙情ロマンです。是非若い人にお勧め。いまだ私の本棚には古い「夏への扉」の入り口が眠っています。そして時々くじけそうになったら、その本を開けて扉を探します。 | ||||
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| 猫好きにはたまらなくうれしい作品です。SFの古典と言ってもいいと思うのですが、少しも古さを感じさせません。ハインラインは子供の時から大好きな作家です。ましてここでは、猫のピートが大活躍してくれます。作者は絶対猫好き!!!!! | ||||
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| 取りあえずSFの傑作を読みたいと思い。評価の高いこの本を購入しました。 で、読んでるうちに思い出しました。 これ小学生の頃、図書館で読んだことあります。 こんな題名だったかな、子供向けに短く編集されてたと思います。 少女が大人の男性を好きになって冷凍催眠で年齢を調整して結婚するって物語。 子供ながらにロマンチックなSFだなと思ったものです。 思い出と一緒にそのころの素直な心情にタイムスリップできました。 個人的に星五つです。 ちなみに今回はじめてkindleストアで購入してみました。 iPadなので不安だったのですが、いい感じで読めました。 | ||||
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| 書体が変わるポイントで落丁があります。電子書籍の落丁は初めてです。改善してほしいです。 文字の大きさを変えると切れていた部分が表示されました。 | ||||
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| 本の内容を何にも知らずに読み始めました。 著者はハインラインだし、新訳版とあるので人気があるのだろうと。 猫を連れて飲んだくれる若者の語りから物語りは始まります。 途中はSFらしからぬ現実のどろどろしたネタが出てきます。 文化の違いでしょうかねえ。ジュブナイルちっくな話であっても、会社乗っ取りの描写が入ってくるんですね。 1970年という近未来を舞台に、さらに30年後の2000年にコールドスリープして未来を見た若者が、意外なハッピーエンドをむかえます。 40数年前のSFなのに、今でも未来を想像してわくわくできるSFでした。 | ||||
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| この賛辞の嵐!ステキ過ぎるタイトル!長年読み継がれてきた事の意味! この本はもしかしたら人生のバイブルになるかも…!!! …と、あらかじめ勝手に無茶なハードルの高さを設定して読みはじめたからでしょうか? 特に目の覚めるような事も起こらず、どこがどう面白いのかまったく掴み切れずに、 でもきっとそのうち、めくるめく爽快なストーリーが展開していくのでは… という期待を頼りに、なかば悔し紛れにどうにか読了しましたが、 結局特に何の感想もないです。 主人公の年の離れたラブストーリーの部分の意味が、 どういういきさつでどういう心の流れでああなったのか全然分からない。 なにかそうなる必然というようなエピソードもなかったし。 本来ならハラハラしそうな様々な出来事が、なぜか淡々と粛々と進んで行った印象で、 「この先どうなっちゃうの!?」というワクワク感も得られなかった。 猫好きにもオススメ!という割には猫もたいして活躍しないし、 そもそも出番も少ない。 感想なんて当たり前に人それぞれですし、出会うタイミングもあると思いますが、 個人的には、1章読んでノレなかった時点で読むのを止めておけばよかった。 またいつかふと読み返したらグッと来る時があるかも…! と言う予感も致しません。 あ、でも、中学生位の頃に読んだら全然違った印象になったかもしれない、 という感じは致します。 | ||||
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| 山下氏の夏の扉が先行で知った作品。 でも、なかなかおもしろく読めました。 | ||||
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| 嫌いではありません。ケン・グリムウッドの「リプレイ」みたいなの大好きなので嫌いではありません。が、ちょっと仕立てが稚拙かな?行き当たりばったりな設定が多すぎる気がします。なのに☆3つにしたのは主人公と主人公の愛する女の子との出会いに夢があるから。冷凍睡眠してお互いを待つなんて素敵! | ||||
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| 私はおそらくここのレビューを寄稿された皆さんとはこの小説のとらえ方が明らかに違う。 なぜならば私はマジに実生活で、ベル・ダーキンまがいの女性に出くわし、恋に陥り、そしてここの主人公と類似の憂き目に遭った、 実体験を持つものだからだ。 そんな私のカタルシスとなった一番痛快な箇所は再会したベルが見るも無残なだらしないデブで孤独な女に落ちぶれてしまっていたところ。 それで主人公がもはや復讐にはおよばぬ、と判断するところ。 その後の主人公がリッキィとどうにかなる・・ってところは私にとっては付録のようなものでしかありません。 このベルと主人公が30年後に再会する箇所が最も血沸き肉躍るほど興奮し、また作者はなんという心憎いことを思いつく人だろ か・・・って思い、 もしや作者ハインラインもこの様な女に一杯食わされたことでもあるのではなかろうか?とさえ思ってしまった。 主人公はあっさりとベルを絶ち切るが願わくばもう少し、現在のベルとの場面を増やしてほしかった。 それも主人公が、いや、読み手である私らが溜飲を下げるような類のしゃれた会話をするところを。 マイルズとベルとの馴れ初めなども未公開のままだがそのあたりの種明かしも含めて知りたかった。 つまり30年後に「全て」を知りたかった。それは私という一読者のわがままであろうか?? 私にとってこの小説は、SF小説というよりも、『人生の何たるか?』を示唆してくれる、正直で素直な心をもった若者にこそ、 ぜひとも読んでいただきたい一種の教養小説の側面があると思われてならない・・・・ (実体験者だからこそそう思える) このレビューを読まれた方は吹き出すかもしれない。 しかし! 世の中には本当に冷酷な心をもつ女というものはいるもので・・・・だますとかだまされるではないのだが・・・・ 自分にとって本当に『いい相手』を見つけなさい・・・・ということ。 (見る目をしっかりもって) 魅力的だからといってすぐ飛びついたり、理由はどうであれその人にゾッコンになる・・っていうタチの人は注意が必要。 男を惑わす妖しさの中には何か得体の知れない我々が計り知れない妖しくなってしまった事情が必ず背後にあるのだ。 と、いうことをゆめゆめ忘れないでいただきたい。 これは私からのメッセージだ。 (変なレビューですみません) | ||||
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| タイトルにある通り、後味の良い爽やかな小説です。一応SF、タイムトラベル物のジャンルではありますが、それはあくまでも題材としてで、メインではありません。したがってSF小説としては評価は高くないと思いますが、ご都合主義でありきたりながらも本作のラストに私はとても感動しました。繰り返しますが、非常に後味の良いロマンチックな小説です。是非とも一読ご愛読あれ。 | ||||
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| もう私たち読者にとっては過去の時間の未来なのに、本当に面白い。 タイムトラベルものの中では名作であり古典なのだろうなあ… 以前は文庫本で読んでいたのだが、キンドルにあったのでラッキーと思ってすぐに買った。 老眼が進んできた私でもサクサク読めました!! | ||||
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| 初め叙事詩かと思ったが、だんだんテンポが速くなり、急展開と謎をはらみつつのストーリーテリングに本をはなせなくなる。 結末に時代を感じさせる部分があるが、まあ許せる範囲内。 | ||||
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| 2001年はもう随分前のことだけど、未だ実現していないことも多く、不思議な感じではある。しかし、猫の可愛さと猫への愛情は変わらないのだ。 | ||||
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| 四半世紀前の文庫が焼けてしまったので、キンドル版を今回購入。 メディアは違えども、何度読んでもこの本は面白い。 書評は書くまでもない。 | ||||
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| 時間旅行ものとしては、ありきたりだし、 ロリコンものと言っても良い話なのだが 良く書けてます。 ハインラインはやっぱり凄いし、 訳者の作品に対する愛を感じます。 | ||||
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| いままでふいに本書が読みたくなりその度見つからずにうちには3冊文庫がある。本当はもっとあったのだが人に薦めるのにあげてしまったから。Kindle版になればもう探す手間はない。オマケに達郎さんの曲もipadに入れておけば、ほら、ぼくの夏への扉はもう見つかった。 | ||||
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| 生まれてこの方SFとは無縁でしたが、魅力的な表紙に惹かれて購入。 大正解でした。 主人公がとにかく魅力的です。技術者としては超優秀なのに、抜けてるところは抜けてて、愛さずにはいられません。私自身理系出身の人間なので、「こういうやついるな〜」とか思いながら読みました。 ただ、この小説を単なる「面白い小説」から「愛おしい小説」にしたのは、紛れも無く猫のピートでしょう。これから先、この美しい表紙を見る度に私はピートのことを思い出し、愛おしくなるのだと思います。ページを開けばピートに会えると思うと、心強い仲間を得たような気持ちすらします。 なんだか、この本とは一生の付き合いになりそうです。 | ||||
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| ペット持込禁止の店に猫をこっそり連れ込む主人公は好きになれないけど、話はなかなか面白かった。 この小説の2000年は現実の2013年よりもだいぶ進んでますね。 ていうか現実の2013年よりも小説の1970年の方が進んでる。 ルンバよりも文化女中器の方が賢いよね。 | ||||
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