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風が強く吹いている
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風が強く吹いているの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.59pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全449件 221~240 12/23ページ
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長距離ランナーであるハイジが、走(かける)と運命的に出会い、「アオタケ」というぼろアパートに住む他の8人の大学生も巻き込み「箱根駅伝」を目指すという、現実にはあり得ない、荒唐無稽な話です。 でも、兎に角10人のキャラが立っていて、面白くて、著者・構想執筆6年という力作だけあって、練習風景などもリアルな感じで、あっという間に、その世界に惹き込まれ一気読みでした。 今や日本のお正月の風物詩になった「箱根駅伝」。 近頃は、さすがにスタートからフィニッシュまで全部というわけにもいかないけれども、今年も気になるランナー、東洋大の設楽啓太・悠太兄弟の区間はチェックしていたので、この本の登場人物の双子と重ね合わせて読みました。 予選会、そして、特に本番での10人の走りの描写、心情にはそれぞれ共感できる箇所があり、私まで緊張したり、苦しくなったり、テンションが高くなったり、涙を流したりしてしまいました。 東洋大の優勝は、スペシャリストなし。純粋に各々が、自分のために、チームのためにタイムを削り出すために走り、勝利しましたが、「アオタケ」もまさに「その1秒を削り出せ」の走りでした。 この本は、「箱根駅伝」を走るランナーの「ひたむきさ」「清々しさ」を見事に描写し、読者に「爽やかな風」「感動」を届けてくれます。 | ||||
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あっという間に読みきってしまった。 陸上部の中学生、高校生、そしてその家族に読んでほしい作品です。 | ||||
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読み始めたときはあり得ない設定だと感じたが、住人の練習に向き合う姿、ハイジ皆の心をなぜかつかむ不思議さに引き込まれました。読み始めると止まらない作品です。 | ||||
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涙を流しました。 私事で恐縮ですが、失恋したあとに読む小説として、非常に向いていたと思います。 長距離走は人生のアナロジーだとよく言われますが、それにしても走ることにおける強さには、強く感銘しました。 「苦しくても前に進む力。自分との戦いに挑みつづける勇気。目に見える記録ではなく、自分の限界をさらに超えていくための粘り。」 こうした強さを私も身につけていきたいと感じました。 気持ちの良い青春小説です。 | ||||
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三浦しをんLOVEで図書館で10回以上借りて、ハードカバーを購入。映画も見ました。そしてキンドル版がでたので購入。何度読んでもいいです。 | ||||
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陸上素人の大学生たちが箱根駅伝を目指す話です。 個々の選手のタイムの設定など、市民ランナーの私からすると、細かいところでは気になることが結構あります。 でも、ストーリーを追っていくと、面白いですね。読んでると、走りたくなってきます、ほんとに(笑) これからランニングを始めようと思っている人、箱根駅伝が大好きな人に、是非! なお、箱根駅伝のルールなどが、著作時期の関係から2006年の変更以前の設定になっています。 | ||||
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DVDも見てしまいました。配役の妙を楽しみにしていましたし、脚本も作者の意図を工夫して表現していて味がありました。でも、やはり若い人たちには原作を読んで何かを感じ取って欲しいですね。 一方で、現実の彼ら(選手の皆さん)はもっと厳しいトレーニングをしているのだろうと思うと、素人が安易に「お勧め」して良いのか?というジレンマを感じます。でも!私は好きな一冊です。 | ||||
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山口晃展を見にいき、この本の装丁に使われている絵を見つめていたら無性に読みたくなったので 文庫版を買いもとめた。 王子、ムサ、双子のジョータとジョージ、ユキ、神童、キング、走、ハイジ、 同じ木造ボロアパートに住む十人が箱根駅伝を目指すお話。 理工学部の留学生、ムサが「黒人は足が早いというのは偏見です」というセリフがおかしくて良い。 年末年始にかけて本物の駅伝を見る直前に集中して読みふけった。 素人ながらマラソンを経験したことのある身からすると、そんなに簡単に足は早くなるまいと 思うところもあれど、物語としての魅力は十二分。 登場人物たちの心の成長にリアリティと真実があるから、走りの技術的な部分を忘れて読める。 この本を読み終えたあと、自分のランニングコースを箱根駅伝に見立てて全力疾走してしまった。 | ||||
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とても面白く、 ホント、後半は駅伝観ているように、 登場人物の個々の物語に吸い込まれるようにゴール(読了)しました。 いいですね、 襷をつなぐ、 いろんな思い、それぞれの過去も、これからの期待も。 熱い! なんか、一人で盛り上がって、 イヤー、いいですよ。 | ||||
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諦めさえしなければ、何処かに到達することができる。誰でも精一杯生きることはできる。 | ||||
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純粋に走る事で、まわりの人間の心にも変化が起こり 心を一つにでき、奇跡を起こす。 人は気持ち次第で、いろんな物事を動かしていけるのだなと思いました。 | ||||
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駅伝というスポーツを生かして、登場人物の内面を順番に描いていく構成がおもしろかった。 登場人物も適度に現実味があり適度に個性があるので、好感が持ちやすかったです。 駅伝の知識はほとんどなかったのですが、適切なタイミングで説明を入れてくれるので理解しやすかったです。 ただ駅伝が始まってからは自分も走っているような感覚に陥ってしまい、夜中に一気読みしてしまったので、10人それぞれのくだりは若干長く感じました。 すべてを包み込むようなエピローグ、よかったです。 何気に、春の夜や夏の日のさりげない季節感の描写が、ふっと自分の過去の体験に重なるようで引き込まれました。 | ||||
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「一瞬の風になれ」(佐藤多佳子)で高校陸上の小説にはまり、 今度は大学駅伝の話にはまりました。 主人公の清瀬灰二と後輩の蔵原走とのやりとりにしびれます。 その他の登場人物も個性的で、ユーモアもあります。 映画にもなりましたが、小説の方が100倍おもしろいです。 | ||||
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走ることは、手段であって目的となりにくいような気がする。趣味や健康のためと、走りを手段と考えている人は多い。それなのに、手段としない人間がいる。 本書は、陸上素人大学生が箱根駅伝に出場する話「風が強く吹いている」を書いている。その中で、風邪の高熱を引きずって走る神童が登場する。彼の中では(モヤのかかった脳みその中で、まえへ、まえへ、とただその言葉だけが、呪文のように木霊していた。) そして、かつて天才と言われ、脱落した走は思った。「とても静かだ。月光が射す無人の街を走っているようだ。」彼は、ランナーズハイを超えたゾーンを体験したらしい。また主将ハイジは、選手生命を捨てて走っていた。その時、自分の右足の骨が、ぱきりと音を立てるのを聞き、痛みが脂汗となって流れるのを感じた。箱根駅伝に出場したランナーが、それぞれの走りを体現している。 多くの者にとって、走ることは手段であって目的となりにくい。それなのに走る。では、走るとはないか。ランナーにとっては、手段ではないようだ。その答えを知りたくて、彼らは走るのかもしれない。 | ||||
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やっぱり泣いてしまった。最後のスパートは一緒に走っているような感覚に陥ります。 色んな人間関係が丁寧に描かれていて、親しみが持てたからでしょうか、アオタケのメンバー全員大好きです。映画も観てみたくなりました。 | ||||
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あまりにも面白かったので、読書会に推薦しました。 これ以後、三浦しおんさんファンになりました。 | ||||
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チームを引っ張る「ハイジ」と天才ランナー「走(かける)」の2人以外は駅伝素人のチームなのに、天下の箱根駅伝を目指すという物語。 10人で走る駅伝だけに登場人物は多いのですが、一人ひとりの個性や想いを上手に構成・記述しており、読んでいて飽きません。運動能力も、性格も、これまで歩んできた人生や考え方も異なる10人の想いが、箱根駅伝当日に向かって収斂されていく構成は見事です。 箱根駅伝に向かって努力する約1年間のストーリー展開、そして2日間の濃密な戦い。文庫版で659ページの本書をを読み終えたとき私は、登場人物たちと長い濃密な時間を共有したような深い感慨を覚えました。感動しました。 あまり、箱根駅伝について関心・知識がなかった私でしたが、「駅伝とはこういうものか」という興味をもって、そして「この後どう展開していくのか」とハラハラしながら、さらには、一人ひとりの生き方・想いにエールを送りながら読ませていただきました。 多くのレビュアーさんに支持されているこの本。私も読み終えて「すばらしい」と感じました。 お薦めできる良書と思います。 | ||||
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もうこの本を読んでから1年以上が経ちますが、未だにこの本のラストの箱根駅伝をゴールするシーンが脳裏に焼き付き、僕の目頭を熱くさせます。 箱根駅伝はテレビでしか見たことがない素人ではありますが、まるで本当に物語の中にいるかのように、熱くなり、涙してしまいました。 「夢は大きくてもいいじゃないか」と思わせてくれる、そんな小説でした。 | ||||
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フィクションとして、しかし、しっかりとした取材に裏付けられた内容で、さわやかな感動を感じることができました。 先日、たまたま箱根に行き、そのあとでこの本を読み沿道の景色が浮かび上がってきました。 | ||||
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現実にはちょっと無理かと思えますが、非常に興味もモテる内容となって次え次えと読み進むことができました。 | ||||
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