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風が強く吹いている
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風が強く吹いているの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.59pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
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同じアパートに住む10人の大学生が箱根駅伝を目指して奮闘する物語。分かりやすい文章、個性的なキャラクター達でとても読み進めやすい。 長距離を走るという自分自身を極限の状況に持っていくことで、個人個人の人生観、性格まで深掘りして描いている。 三浦しをんの小説らしく、構成がシンプルで、キャラクターが分かりやすいのが良い部分だが、逆に中高生向けといってもいい内容なのかもしれない。 読んでいる途中で少しダラダラとした感じが否めなく、小説でなくてもアニメや映画になっているならそちらでもいいか、という印象もあるようなものだったが、やはり最後の駅伝のシーンは胸打たれる部分も多くあった。 | ||||
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高評価だったので読んでみました。この作家さんの本を読むのは初めてでした。上手な文章を書く作家さんだなと思いました。評価に関しては、良作だとは思うけどそれほどかなと思いました。期待値が上がりすぎて、ハードルが上がったのかもしれません。個人的に葉菜子との訳のわからない恋愛感情的なものは必要ないと思いました。葉菜子のキャラも描写しきれてないと思いました。榊とも最後何の回収もなく終わってしまったし。なんか中途半端でしたね。 | ||||
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ハイジさん、みんなを強引に陸上部に……それに万引き犯の走を放っておくのはどうかと。 登場人物も多くてキャラの把握に時間がかかった。それを見越して分厚いページ数になっているのかな。 陸上経験者ではないが、普段から運動の一環として走っている私からすれば、ぐうたら生活してた人間が20キロも走れるようになるにはかなりの時間がかかるはずだし、根気もいるし、陸上をやり始めた他の部員の動機が曖昧。 それから、漫画好きの王子が一番かわいそうな気がする。 箱根駅伝に出るための基準とか成績に達することがどれだけ大変なのかについてはあくまで説明だけで、その大変さを登場人物を使って再現し切れていないような気がします。 でも文章とか色々勉強になるものはあるので、星三つにさせて頂きました。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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個々のキャラクターが箱根駅伝で走り出してから、一気に読みました。 清々しく、じーんと胸が熱くなる箇所もあり、全体的にはよかったです。 ただ、女性の書き手だからでしょうか。登場人物の話し言葉や、集団生活のあり方がきれいで男臭さがなく、心の動きもリアリティにかけていて違和感を拭いきれませんでした。まず設定が無理やりなので、長距離陸上の良さもあんまり伝わってこなかったです。 途中から、割り切って、小説の漫画版を読んでいると思うことにし、そこからは物語に入っていけました。 どなたかが書かれていましたが、漫画小説だと思えば、リアリティ感•憧れ感ではスラムダンクには及びませんが、躍動感やそれぞれの心情、景色など楽しむことができました。 | ||||
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一貫した駅伝の躍動感が伝わりテンポ良く読めるが、人間描写があっさりとしている。妬みや苦痛と正面から向き合わず、逃げることで人間関係を成立させる人物が多いのが残念。走ることの苦悩と人間関係の苦悩を多く表現しているが、清瀬に代表される人物がキャラ設定通りで迷いがなく、人間特有の不完全さが欠けていることが原因か? | ||||
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文庫と勘違いして購入したのはこちらの失敗。でも箱根駅伝に挑む作の内容はおおいに楽しめました。 | ||||
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あらすじ知った時「いくら何でもそらありえんやろ」と思ってしまったので、読んでなかったのですが…。 正直言って、未経験者が大多数の10人こっきりで、1年で出場ってやっぱり「いくら何でも…」感は強いです。読んでる最中もずっーとそれは拭えません。 が、三浦氏の小説は面白がって読めて、ラストは落ち着くところに落ち着かせてくれる「安心感」があります。 本書も、突っ込み所満載ながらも楽しんで読めました。 | ||||
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面白いけれど、現実とかけ離れすぎ・・・ 漫画のような(というと漫画家に失礼にあたるけれど)展開で・・・ ふとした日常の自然な風、空気、月などの描写は和む。 ただ、万引きという犯罪から始まっているのに、あまりおおごとに捉えていないし、また走の両親の気持ちには「え?」と感じる。 親ってもっと子供に対して温かい存在であって、物語のために設定されてしまった感じがぬぐえない。 箱根駅伝をいつも見ているだけに、もっと実話の中に成り立って欲しかった。 (スポーツは気持ちが強ければ勝てるという簡単なものではないので・・・) 共鳴する点も多かったけれど、がっかりした点も多い作品でした。 | ||||
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もっと選手に寄り添えばもっといいものがかけたと思う。 自身が長距離ランナーであるため、長距離走という競技への調査不足からくると思われる粗が気になった。バッシュを履いて走っているメンバがいることに気がつかないキャプテンなんかいないでしょう、とか、もっと頻繁に故障に悩むでしょ、とか。 文体はマンガを文章にしたような文体。頭のなかでマンガになってイメージされるほど。情景の描写は上手いだけに残念。 そして、スラムダンクがいかにすごい本かよくわかった。 | ||||
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連中が箱根に向けて走り始めたら、もう読むのを止められません。 展開が気になって加速して一気読みです。 出だしに青竹荘でうだうだやっていたのはこの変調のための布石だったわけで。 面白さはなんと言っても大きな目標を一から目指すスリルと、 身近な目標を順次達成していく快感の繰り返しにあります。 そしてまた幾度となく淡々とスタートの春が巡ってくる空虚さを感じさせるエピローグも良い。 長い一年間でした。 三浦しをんの若者の描写はくすぐったいのですが、 掲げたキーワード(「強さ」、「頂点」、「信頼」、「夢」、「緊張感」など)を しっかり表現してくるあたりがやはりさすがだと思います。 ただのファンタジー小説ではありません。 大学受験を控えた高2あたりが読んだらやる気が出て良いかもしれません。 スケジュール的にも似たようなものだし。 | ||||
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箱根駅伝というものがわかりやすく描かれてました。 テレビでやっていてもまったく興味がなかったけど少し見てもいいかなと思えました。 ただちょっとうまくいきすぎ!と思ってしまう・・・ あと登場人物が多く追うのが大変だったので★3つです。 三浦しをんは私的には多田便利軒がイチオシです。 | ||||
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とてもストレートで、読んでて気持ちが澄んでいくようでした。 それは、本当にマラソンにとてもよく似ていて、だんだんと気持ち良く なり、周りの景色までパノラマとなって、心も体もハイテンションに 上り詰めていく。ランナー全員が主人公って感じで、皆を応援 しちゃってました。マネージャーの気分にさせられますね。 個人的には、にこちゃんがタイプですが・・・。 「駅伝」をテレビで見ていると思わせる程、リアルな描写です。 青年らしさをひしひしと、鳥肌たつほど感じ、主人公の走ることへの 純粋なひたむきさに感動しました。 | ||||
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最初の数十ページで、竹青荘の住人が箱根駅伝に向かっていく物語だと分かる。目的にたどり着くまではいろいろなことが起こるのだろう。しかし、ストーリーが分かっていながらこれから500ページを読み進んでいくのは少々辛いのではないか。文章は上手いし、涙や面白さもあるが、意外性のない青春物というところだろう。 *コミックになるそうな。コミックだと登場人物の個性が強調されて面白いのではないだろうか。 | ||||
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「10人そろった!!」 竹清荘に住む10人は、清瀬になかば脅されて(?)陸上部に強制的に入部させられた。 清瀬の目的は箱根駅伝出場だった。この無謀とも思える目標!竹清荘の住人ははたして クリアできるのか? 箱根駅伝に、ほとんどが走り始めたばかりのもので作る陸上部が出られるわけがない。 その舞台に出られるのは、何年も走りこんできたエリートばかりだ。だがこの作品を読むと、 「努力すれば必ず報われる」という言葉を思い出す。どんな無理なことでも、やらない前から あきらめてはいけない。結果がどうであれ、目標に向かって努力すること、がんばることが 大事なのだ。作者はそのことを、読み手に熱く語りかけてくる。10人それぞれの思い。 みんなの心がひとつになったとき、熱い感動が生まれる。走るということが、こんなにも 奥の深いものだとは知らなかった。とても楽しめる作品だった。 | ||||
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