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風が強く吹いている
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風が強く吹いているの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.59pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全449件 281~300 15/23ページ
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おもしろくて一気に読みました。 駅伝の奥深さに感動。 ビデオも借りて見てさらに感動。 久しぶりに本読んで感動しました。 | ||||
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購入したのは一年以上前です。映画の宣伝で知りました。出演者が魅力的だったので興味をもち、観る前に原作を読んでみようと…。読み始めたら、心地よいリズム感というか、とてもテンポのいい文章にのせられるように一気に、最後まで行きそうでしたが、読み終わるのがもったいなくてわざと「今日はここまで。」にしてみたり。スポーツは苦手で学校のマラソン大会とか大嫌いでしたが、この本を読んでいると走るのって楽しいのかも!と思えてきました。そして、何かに一所懸命になるっていいですよね、やっぱり。なので、長編だし、まだ難しいかなという気もしましたが、六年生の子供たちに向けて、卒業お祝いメッセージとともにおススメしちゃいました。今じゃなくても、いつか読んでみてね!ということで。 | ||||
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最高です。 読みやすく、読み終わるのがもったいなく感じました! 何回も読みたいと思います! | ||||
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とにかく長い。ページ数自体はさほどでもなく、文章も幼稚なのだがひたすら長く感じる。それは引き込まれる要素がなく、展開が単調だからだ。・「ほとんどの人間が長距離素人」 ・「膝に爆弾を抱えている」 ・「メンバーが10人ギリギリしかいない(補欠がいない)」 ・「メンバーの一人が過去に暴力事件を起こしている」 ・「駅伝優勝常連の他校」、これらの状況が前提となっている。これらを見てパッと思いつくストーリーが各人の中にあると思う。それがまんま展開される。素人が一瞬のうちに思いつくことを長々と書いたのが本書である。少年漫画で見たようなストーリーを、質を100分の1に落として継ぎはぎしたようなもの。小説ではこのような作品でさえ高評価を受けるのかとガッカリした。駅伝を馬鹿にした小説である。ほぼ素人のメンバーで、一年に満たない練習で箱根駅伝の出場権を得るということ自体ふざけている。そんなに甘いものではない。練習も大してしていないのに。長距離は速いより強いことが求められるといったような、わけのわからないクサイ台詞を発して部員たちの実力のなさをごまかしている。とうとう最後まで強いという明確な定義は出てこない。これまで数年間練習してきて少しでも速くなるように努力してきた強い者たちを馬鹿にしているのだ。本番の箱根駅伝も描写が稚拙。作者はあきらかに走りを知らない。だから走りを書けない。そう、本番にいたっても走り自体を書いてないのだ。走っている部分はこれまでの人生の回想を出すことによってごまかしている。恋愛がどうだとか家族がどうだとか。そしていつの間にか各員のゴールである中継ポイントへ。部長の発破のかけかたも実にクサイ。「君に伝えたいことがある。だから鶴見まで這ってでも来い」そういって部員に走りを完遂させようとする。こんな馬鹿げた言葉をかけられて力を出す人なんて現実にはいないと思うが、作中の人物はあっさりとヤル気を出す。ご都合主義。また作中には若干の恋愛要素もあるのだが、それがまたあり得ないほどに情けない表現となっている。なんと、部員の一人はある女の子を好きという気持ちに自分で気付いていないのだ。周りは彼の気持ちに気付いているというのに。こんなことがあるだろうか。周りが自分の気持ちを知っていて、自分が自分の気持ちを知らないなんて。相手が幼馴染だったらあるかもしれない。しかし作中の女の子はポッと出の人物なのだ。どこに自分の気持ちを疑う余地があろうか。大学生なのに。小学生の物語と思うほど登場人物達がズレている。作者を調べてわかった。女性だったのだ。だから恋愛も走りもかけなかったのだ。 | ||||
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大学進学を決めて東京には出てきたものの、 下宿費用にと親に持たされたお金をマージャンで使いこみ。 あまりの空腹にコンビニでパンを万引きし、 逃走をしていると何物かにひつように追いかけられる走。 そこから物語がはじまる。 その走を追いかけていたのは。。。 陸上でその将来を嘱望されながらも怪我のため、 その一線から退かざるを得なかった灰二だった。 が、灰二は一線に残ることはできなかったが、 自分が暮らす「竹青荘」の住人と箱根駅伝に出るという 密かで大きな野望は捨てきれずにいた。 その野望を走るために生まれてきたような「走」に 出会ったことで現実のものへとしていく。 そして、どう考えても無謀とも思える箱根駅伝へと。。。 毎年箱根駅伝を楽しみにしている私にとって、 予選会の様子や、箱根の各区間の様子がとっても細やかに 描かれていて、それだけでもとっても面白かったです。 でも、それだけだけでなく、 そこに描かれている竹青荘の住人一人一人のキャラクターも とっても魅力的。 箱根駅伝の各区間をその住人たちのいろいろな思いを載せながら 実況中継もさながらの場面描写は圧巻でした。 こんなチームが実際に箱根駅伝に出場したら、 絶対に応援してしまうだろうな〜。 | ||||
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箱根駅伝挑戦の小説ですね。構想から6年かかった作品らしいですね。話は若干アニメチックではありますが、すごく面白かったです。青春ど真ん中で単純だなという作品でありますが、10人のランナーのキャラクター、感動、物語の展開すごく面白いですね。読んでいて、長さを感じさせず、もう終わったかという印象を抱かせる。誰にでも薦められる本であろう。 主人公の走だけでなく、走っているときは寛政大のメンバーそれぞれに見せ場がある。そのときにその人がどういうキャラクターなのかがよくわかる仕掛けになっている。 陸上の長距離には速さだけでなく、強さというものが求められる。強さがある人が本当に強い人なんだろう。確かに持ちタイムはいいのだが、いざ大事な大会になると走れないという人もいる。走はハイジと出会うことで速さだけでなく、強さとは何かを追い求めることになる。 | ||||
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以前から気になっていたけれど、今回読んでみて、文句なく面白かった。 実際に陸上競技に携わっている人には、全くの夢物語だろうけれど、箱根駅伝はニュースでしか見たことがない私には、とても新鮮。 来年の駅伝は、出来るだけリアルタイムで見たいと、思っています。 ちょっとがんばってみようかなと、思える本ですよ。 | ||||
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真剣に箱根駅伝をめざす竹青荘のメンバーにどんどんひきこまれます。陸上をしていた人には、でき過ぎに感じる設定もあるかもしれませんが、いつのまにか10人を応援せずにはいられません! とにかく多くの人に読んでほしい!読み始めたら、止まらない箱根駅伝版スラムダンクです! 私はもう一冊買って、両親にプレゼントしました。 来年の箱根駅伝が楽しみです! | ||||
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正直なところ、この本を読んだ当時は駅伝やマラソンにほ興味はなく、ただ友達 に勧められた事がきっかけで読み始めた本でしたが、とても面白く、気がつけば長 編にも関わらず一気に読まされてしまいました。 もちろんフィクションなので実話ではないのですが、本当に現実にあったことの ように書かれています。練習風景から共同生活の様子も描いていますが、そこには 個性豊かなキャラクター、そして笑いや感動といったものも多いので最初から最後 まで飽きずに読んでしまいました。 …とはいっても気になったのは、途中に載っていた個人のランニングタイムでし た。私自身も今現在ド素人からランニングを始めて半年が経ちますが、ここに載っ ている、5千mや1万mの個人記録はいくらなんでも早すぎはしないかと・・。しか し、これをきちんとした段階と構想をねって本当にやったように物語を描いていた 作者はやはりさすがだと思いました。 もう少し表紙が良ければ、もっと多くの人が読むのではないかと思いつつ、内容 はとてもよかったので☆5つ以上を付けさせていただきました。 | ||||
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「競技経験者がほとんどいないド素人の集団が箱根駅伝出場」などと聞くと、「そんなの所詮、リアリティーのない絵空事、夢物語だよね」と、冷めた目で見る方もいるかもしれませんが…、 「絵空事、夢物語、多いに結構!」 って大声で叫びたくなるような本です(笑) 全体を通して、とにかく物語の構成が抜群にうまいですね。駅伝というスポーツの性質を、見事なまでに利用しつくした構成になっていると思いました。 物語の前半は、練習、選考会、合宿といった場面が「ドタバタ群像劇」としてにぎやかに描かれる、ある意味ベタな展開。ここは、とにかく登場人物と一緒になって楽しむところです。 しかし後半、箱根駅伝本戦のレースシーンになると、物語は一転して音が消えたかのような静かな、それでいて白熱した盛り上がりに包まれます。それはもちろん、レース展開そのものの緊迫感にもよるのですが、ここに来て初めて、各登場人物の内面が深く描かれるからなのです。 ここで彼らの走りっぷりや駆け引きをメインにするのではなく、あくまで内面の描写に主眼を置いたのは、作者の慧眼だと思います。彼らは次々と、「一年間仲間とともに走ったことで、自分自身が得たもの」を吐露していきます。「走る」ことで自分と正面から向き合い、考え、手に入れたもの。「弟や家族への思い」「友情」「己の限界」そして何より「走ることへの喜び」。 そんな複雑な思いが、次々と一本の襷に託されてリレーされていきます。それが何とも美しく、切なく、読む者の胸を打つのです。駅伝というスポーツは、単に各走者のタイムを合計したものではなく、10人の「思い」の集合体なのですね。だからこそ、彼らは「早さ」ではなく「強さ」を追い求めるのでしょう。 とにもかくにも、スポーツを扱った小説としては傑出の出来です。ぜひご一読を! | ||||
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すでに五つ星を獲得しまくっている名作だから、レビューを書き込む必要なんかないのでしょうが、それでもやはり一言。 この小説が、大好きです。 自分にとって、一生忘れられない、大事な一冊、というべき本です。 こんなに気持ちの良い小説があるでしょうか? この本は、高度成長期直後やバブルの頃から続いている、いわゆる「成果主義」というか、競争に勝ってなんぼ、できる奴だけに価値がある、といった世の中の風潮に果敢に挑んだ作品だと思います。 作者の三浦さんも、大きくくくると、ホリエモンの世代です。私もそうです。 だからその時代の競争社会に、少なからず影響を受けているはずかと思います。 そこに、力強く、疑問を投げかけたというか、単なる順位や数字、人との競争として勝つということだけなく、もっと大きな視野で「生きることの価値」「ほんとうの意味での勝利」を見つめた力作だと、私は思います。 心がグラグラとゆすぶられ、読後には違う生き方をするようになる。 私にとっては、そういう本でした。 三浦さんは、この本を仕上げるのに6年かけたそうですが、素晴らしいですね。。。 本の後半、10人の選手たちの「個」の部分に向き合うところでは、ひっきりなしに涙を流しながら読みました。 物語としても、とても面白かった! ハイジが、走の走る姿を見て、 「ああ、やはり、きみだ」 「この世の中に幸福というものがあるなら、それは俺にとっては、この男の形をしているのだ」 と心の中で思うくだりが、なんとも印象深いです。 人が何かに本気で心を奪われたとき、こういうふうに表現するのでしょうね。 鳥肌が立ちました。 | ||||
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箱根駅伝を観るのが好きです。 故に 気になりながらもなかなか手に取ることが出来なかったのですが、読みはじめたらもうさいご。 作者の十八番、清瀬が渉のはしりに魅せられていますが、確かにみんな憧れたり見とれたりしていますが、みんな清瀬に片想いな部分もあり。 その辺のバランスを楽しみつつ真っ当に走ること、つなぐことの美しさを感じました。 実際寛政大奇跡の軌跡、こんなのありえないだとか言われようと、速さだけではない強さを持つということは零れ落ちていく側の人間への細くても確かにある光のような気がします。 個人的には何故か銀河鉄道の夜を思い出してしまう作品。 | ||||
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箱根駅伝だけでなく、長距離走者の孤独について、悲壮感なく描かれていて、マラソン走者としては嬉しい。 これは物語であり、フィクションだけれど、いつもの箱根駅伝にもこんなエピソードがたくさんあるんじゃないかと思わせてくれる作品。 文庫版はページ数が多いものの、文字が比較的大きく、章立てもしっかりしているのでとても読みやすかったです。 走ることへの姿勢と本質をランナー10人それぞれの視点から見させてもらいました。 | ||||
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評価を下げてしまって申し訳ないんですが… 映画を見てから読んだためにラストが分かっているせいか、長くて途中であきてしまいました… | ||||
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何回も読み返してます。キャラの個性がクセになる。私は映画から入った作品ですが、原作の方が良い。 喧嘩売るつもりではありませんが作者は箱根駅伝知らない、だとか箱根駅伝にどれだけの努力が…だとか。わざわざ書く事かよ(笑)良い大人(じゃなかったらごめんねはぁと)が(笑) 人が作るものに脚色は付き物。それに作者は神様じゃないんだからさ。分からない事があるに決まってる。 何に感動しようが個人の自由。人の感性を自分の価値観で貶すな。 | ||||
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やっぱり、スポ根もの(と、ひとくくりにしては失礼かもしれないけれど)は読んでいて、楽しい!! 何か目標に向かって、頑張っている若者の姿は、生き生きしていて素敵だ。 『駅伝』は正月にこたつに入りながら見たことはあるけど、テレビ中継されるまでの長い道のりや、1人ひとりの選手たちの想いなど、今まで考えてみたこともなかった。 抜かされていく選手を見て、「駄目だな」とか「根性入れて走ればいいのに」と、思っていた自分が恥ずかしくなった。選手のコンディションや体力以外にも、いろいろな戦略などがあったんだと、初めて知った。 今度の正月は、もっとじっくり、もっと楽しみながら「駅伝」が見られそうで、今からワクワクしている。 | ||||
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たくさんのレビューに書きつくされている絶賛の言葉。 読み始めは冗長な気がして最後まで読めるのかな?と いう自分自身への不安がありました。 10人の濃い登場人物も 頭の中でごちゃごちゃになったりして。 でも、進めていくうちに、10人の個性がクリアになっていき、 箱根駅伝の場面では、何も忘れて読みふけり、最後は読み終わりたくない… 気持ちに。 きっと、この気持ちを持てたということは自分も竹青荘の一員になれたことでしょう。 そして、読みながら駅伝の気持ちを疑似体験させてくれた。さすが直木賞。 読み進めていくうちに、表紙の絵の意味が分かっていくのが、また面白いです。 | ||||
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直木賞受賞作『まほろ街…』はちょっとあざとくてあまり好きになれなかったので期待していなかったのだが、すごく良かった。 一見非現実的な設定なのに、説得力をもって長編をさわやかな感動とともに読み切れてしまう。 一作を読んで作家を判断するのはもったいないな、と思い直した次第。 | ||||
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原作はさすがにメンバーの人物描写がしっかりしていて、 誰にでも感情移入してしまいそうです。 映画では端役に過ぎないニコチャン先輩やキング、ユキの屈折した 心情も、またライバルの藤岡の純粋な求道心にも心打たれます。 それをすべて映画で描きつくそうとするのは到底無理な話で、 原作が良い分の反動でDVDレビューに批判も寄せられていますが、 それでもこれを読まれた方には観ることをお勧めします。 走る者の感じる風や風景は、明らかに映像でしか分からないものが あります。カケルの足音を聞いていると大地の感触が伝わってきます。 カケルの走る姿は本当に美しい。 走ることを好きにさせてくれた一冊、一生離せません。 | ||||
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私は、先に漫画を読んており、原作に興味を持ち、本書を買いました。 漫画も読み、映画も観ましたが、小説で読む走(カケル)の走りが一番、美しいと感じました。 そこには、画像や動画には、表せない程、美しい走りがありました。 私自身は、陸上経験もなく、長距離は苦手としていましたし、走るだけの何が楽しいのだろうと考えていましたが、本書を読んだ後は、ちょっとジョギングでも始めようかと、そう思える作品でした。 また、灰二(ハイジ)のような先輩(もしくは、監督)がいるチームで部活動がしたかったなぁと感じました。 最初は、嫌々で練習をしてても、上手くなれば、きっとおもしろくなってくると思うので、まだおもしろいと思えない時に、精神的にサポートやコントロールをしてくれる。 でも、決して甘やかしたりはしない。そんな人がいたら、良かったなぁと。 読んだ後も、気持ちが爽やかになる素晴らしい作品でした。 | ||||
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