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風が強く吹いている
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風が強く吹いているの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.59pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全449件 161~180 9/23ページ
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あまりスポーツには興味がないのですが、箱根駅伝はここ数年間毎年見ています。 そんな自分に駅伝の小説が楽しめるかな?と不安だったのですが、読んでみたらどんどん引き込まれていって、最後には感動の涙を流していました。 走ることは辛いことなのに、なぜマラソンなんてするんだろう?と思っていましたが、走る人にしかわからない世界というのがあるんだなとわかりました。 登場キャラクターも個性的で、それぞれみんなおもしろいです。 私のつたない文章ではこの小説の面白さは伝えきれません。でも本当に素晴らしい話でした。 走る人にとってはどうせフィクション、走らない人にとっては興味ない世界、と思わずに、ぜひ先入観を捨てて読んでもらいたいです。 | ||||
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箱根駅伝を題材とした小説。平たく言えばスポ根もので、ストーリーも読めてしまうのだが、それでも読み進めるうちにどんどん引き込まれてしまうのは、ランナー10人の個性とエピソードが絡んで、強さとは何か、走るとは何か、と問いかけてくるところかも知れない。登場人物が面白いので、スポーツ苦手な人でもスイスイ読める一冊です。 | ||||
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状態はとてもよく満足できました。 配送もスムーズで良かったです。 | ||||
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大好きでした。 これ最高です。 箱根駅伝もとても楽しみになりました。 主人公に惚れました。 | ||||
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素人集団が箱根駅伝を目指す、という 一見荒唐無稽なお話ですが、 走ることを止められない主人公・走をはじめとする竹青荘の面々に引き込まれ、 こちらも読むことを止められなくなること請け合いの、ノンストップ青春小説です。 ボロアパートでの共同生活に「ハチクロ」の愛らしさを、 集団でワンチャンに賭ける情熱に「スラムダンク」のひたむきさを、 頂点を目指す人間の孤高な悲哀に「ピンポン」の清廉さを、 この小説の背骨に通じる物があるなぁと感じながら、 眠らずに一気に読み終え、自分もいますぐ走り出したいような衝動に駆られました。 運動と無縁な生活を送る自分にとっては、 走るという行為は苦痛以外の何者でないのですが 自分の足だけで高みを目指して箱根を駆けるランナーは いったい何を思い、何を願って、襷をつないでいるのか 毎年正月にTVを見るたびに不思議に思っていました。 もちろんフィクションなのですべてが本当ではないけれども、 この小説の後半、1区から10区を駆けるそれぞれのメンバーの モノローグを読みながら、その答えを感じ取った気がします。 そして、正月に実家で箱根駅伝を見ていたらどうしてもまた読みたくなってまた買って読み返しました。 ちなみに、自分は3冊所持していますが、この本を薦めた友人達は、全員大絶賛。 本読み冥利につきる幸福な時間を過ごせました。 本が好きな人も、箱根駅伝が好きな人も、 三浦さんが好きな人も、ぜひ手にとって欲しい一冊です。 | ||||
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この作品が大好きでどうしても手元に置いておきたかったのですが、もう新刊は発売されていないので、中古で購入しました。 なるべく綺麗なものを求めていたのですが、商品の紹介の通り綺麗なモノが届いたので満足しています。 | ||||
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個々のキャラクターが箱根駅伝で走り出してから、一気に読みました。 清々しく、じーんと胸が熱くなる箇所もあり、全体的にはよかったです。 ただ、女性の書き手だからでしょうか。登場人物の話し言葉や、集団生活のあり方がきれいで男臭さがなく、心の動きもリアリティにかけていて違和感を拭いきれませんでした。まず設定が無理やりなので、長距離陸上の良さもあんまり伝わってこなかったです。 途中から、割り切って、小説の漫画版を読んでいると思うことにし、そこからは物語に入っていけました。 どなたかが書かれていましたが、漫画小説だと思えば、リアリティ感•憧れ感ではスラムダンクには及びませんが、躍動感やそれぞれの心情、景色など楽しむことができました。 | ||||
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今まで読んだ小説の中でも、確実に上位にはいるくらいの内容。 すごく胸が熱くなる作品で、ぜひ駅伝に関心がない人にも読んでほしい。 | ||||
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イッキ読みしたくなるくらい面白かったです。 この作者の描く登場人物はどの人も真面目さが根底にあり、作者自身の人間性も伺えた様な気がします。 | ||||
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素人主体のチームが箱根駅伝出場するストーリには違和感持ちながら読み進めましたが、箱根駅伝スタート後の展開には引き込まれて読みました。 ランナーの息づかいが感じられるようです。 年明けの箱根駅伝のテレビ観戦の参考にもなります。 | ||||
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スポーツを題材とした小説は無い。 これまでも・・・そしてこれからも。 読んで良かった。 出会って良かった。 三浦しをんさんありがとう。 | ||||
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箱根駅伝、大嫌いなんです。 必死さが痛々しくて残酷で。 何を好き好んでそれを眺めたいのか、 悪趣味じゃないか、と。 マスコミの取り上げ方も、 美談てんこ盛りで、 嘘臭いドラマを観せられるよな 苦痛を感じて・・・・・・。 でも、走っているのは人なんだよな、と、 ハタチそこそこの男の子たちなんだよな、と、 物語半ばでも、胸が痛くなることがたびたび。 自分自身、歳を重ねたことで、若い頃に正視できなかった何かを 受け止められるようになったのかもしれないなぁと、 すこしさみしい気持ちもしました。 真摯に競技に打ち込んでいる人からみれば、 荒唐無稽な物語といわれるかもしれないけれど、 読み進めるうち、彼らを必死に応援している自分自身に びっくりしました。 気づいたら、僕も彼らと一緒に、 箱根駅伝の頃の風の冷たさ、 早春の匂いを感じて走っていました。 | ||||
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駅伝やマラソンといった長距離陸上競技にさほど興味はなく、TVでの観戦もしないのだが、この物語は、僕の知らない臨場感をビシビシと伝えてくれる。 設定や終章に向けて進行する物語は、ある種のファンタジーではあるのだが、この物語の主題を考えたときに、それは全く気にならない。 シンプルに、「走るということは何か」「人が自分に打ち勝つ強さとは何か」を突き詰めて書かれているように思う。 感動と同時に、いろいろと考えさせられる物語。 小気味のいいテンポは作者の得意とするところで、厚い本なのだけど、あれよあれよと作者の術中にはまって、一気に読み切ってしまいますねぇ。 | ||||
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映画も原作も見たのですが、駅伝小説シリーズで一番の傑作です。 | ||||
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僕は中学では長距離を走っていましたが 、推薦で高校行くつもりも無かったし、周りに流されて、適当にやっていました スポーツ選手ってのは、ほんの限られた人だけしかなれないと、努力する人を少し馬鹿にしていました。本当は努力しない自分を肯定したかっただけです。高校生になって、この本を読んで、そんな考えがぶち壊れました。高校生になったら、部活もやらないし、勝手に楽しくなると思い込んでいました。でも、違いました。走ることを止めても、勉強しなきゃならない。高校生になっても、苦しみは消えませんでした。でも、本気で走った時苦しいけど、もっと前に進みたくなった。長距離だけじゃない。勉強だって、もっと知りたいと思った。本気でやれば、苦しみと同時に前に進みたいと思えた。駅伝は人生に似ている。走る時は孤独であり、襷を繋ぐ時だけ、人と繋がってる。人生でも大事な場面はいつも一人。それでも、その時々誰かと繋がっている。今は勉強とか辛いけど、やり終えた時、誰かと繋がっている気がする。苦しみも喜びも噛み締めて強くなります | ||||
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お正月の風物詩である箱根駅伝。今まではただなんとなく眺めているだけでしたけど、この作品を読んだ後では見方が変わりますね。 ただひたすらに前に進んでいる、それはゴールへなのか、そこから先へなのか。 なんかいいですね、こういうみんなで一つの目標を目指すっていうのは。 登場人物の描写も濃くてみんな好きなんですが、特に清瀬灰仁! 彼の持っている走ることに対しての情熱とリーダーシップ。 それでいて理にかなっている練習方法と人身掌握術。 頭ごなしではなく、それぞれの性格を考慮しての指導。 こんな人が上司ならついていきたいな~ 後半の箱根駅伝の描写は圧巻でした。 1区~10区各ランナーのモノローグと情景描写は時間を忘れさせてくれるほどでした。 これを読んだらちょっと走りたくなっちゃったぁ~ | ||||
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この作品が初三浦しをんさん。 正直かなりのページ数で分厚かったので、 これは数日読み終えるまでにかかるかなと思っていたのですが、 予想を裏返してあっという間の一気読みをしてしまいました。 とにかくキャラクターたちが魅力的で、 気がつけば頭の中で彼らたちが物語を繰り広げる、そんなイメージ。 走るのが苦手な私でも、彼らの仲間に入ってみたいな、などと思ってしまいました。 | ||||
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三浦しをん作品の、最高峰です!というよりも、これほどまでに感動する作品に、あったことがありません。作品をよみながら、涙が溢れ、共感してくれる人が沢山いると思います! | ||||
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20数年前に箱根駅伝出場を夢見て(チームは出ましたが、自分は走れず)走っていました。 特に箱根の話だと意識せずに、三浦しをんさんの本だからという理由で買って読んだのですが、箱根の大会や背景の描写がリアルでした。 物語としても引き込まれましたが、箱根駅伝の裏事情を知るという意味でもとても読みごたえがある1冊だと思いました。 | ||||
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フィクションだから素人集団が箱根駅伝を目指す事は別に構わないし、むしろそこが小説の醍醐味だとは思う。 私が気になるのは矢鱈精神論的な言い回しがある事だ。 例えば、「日本人選手が一位になれば、金メダルを取れば、それでいいのか?断固として違うと俺は確信している。競技の本質は、そんな所には無いはずだ。 たとえ俺が一位になったとしても、自分に負けたと感じれば、それは勝利ではない。 タイムや順位などめまぐるしく入れ替わるんだ。世界で一番だと、誰が決める。そんなものではなく、変わらない理想や目標が自分の中にあるからこそ俺たちは走りつづけるんじゃないのか?」 こう言う人実際に居たら暑苦しいし面倒くさくて嫌じゃないですか? あと、冒頭の走とハイジの万引きのシーンでハイジが万引きを嗜めることはせずにそのまま仲間に引き入れるのもなんだかなぁと思う。 試合の緊張感は伝わってきたのでそこは良かったです。 | ||||
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