■スポンサードリンク
風が強く吹いている
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
風が強く吹いているの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.59pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全449件 301~320 16/23ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
先にこの作品の映画を見て、その後にこの本を読みました。 映画は結構はしょっていたのですが、この作品ではその状況が詳細に記載されており、そのときの情景がくっきり浮かんでくる、見事な描写がされています。 少しストーリーは映画と異なっておりましたが、すんなり受け入れることができました。 大変良い作品だと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この面白い表紙のイラストにひかれて、 みんながよんでぼろぼろになっているこの本を 手に取ってみました。 中もとてもおもしろくて、読み終わったら第感動で号泣でした。 表紙のイラストと、見返しにのっている寮のイラストをあかずに細部まで眺め回し、 満足で一杯です。 マンガにも映画にもなったらしいですがまったくしりませんでした。 わたしは足は遅いほうです。 健康のためにウォーキングから初めて一年かけてやっと1〜2キロ走れるようになった、 それでも体中が痛くなっていくらほぐしてもなおらない、 そんな途方もなく運動音痴な人間です。 でもというか、だからというか、 すごく面白かった。 一人で黙々と、そして小さく長く積み重ねて行くのは 早い人も遅い人も同じだよなあ、と思いました。 早く走れる人は何が見えているんだろう、なんてよく考えていましたが この本を読むととても早く走れたような気分になれました。 映画も見てみたいし、マンガもよみたくなりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
走りたい!私も走りたい!! なんて思ってしまいました。これを読んでからお正月の箱根駅伝を見るのが本当に楽しみになりました。 文庫のカバーがイマイチ。この表紙で買わない人も多いのでは? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
現実にはあり得ない話かも知れませんが、あまり真剣に突っ込まなければ、十分に楽しめます。箱根駅伝という、実際の競技を題材とした、著者の勇気には脱帽します。主人公の清瀬灰二は、魅力的な人物ですが、誰かモデルはいるのでしょうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
(本)風が強く吹いている(新潮文庫)三浦しをん ◎◎◎ (2009.7.1) 2011.1.4 (1) 長距離の場合は、日々の練習によって少しずつ実力をつけていくことが可能だ。 (2) 毎日じっくりと自分の体と向き合い、練習を積み重ねていかないかぎり、長距離では大成できない。 (3) 長距離ほど、天分と努力の天秤が、努力のほうに傾いている種目もない。 // 映画を観て感動し、この本を手に取った。映画より詳細に書かれており、より面白さに引き込まれた。長距離選手にとっての最高の誉め言葉は「速い」ではなく「強い」。 ほぼ素人集団が箱根駅伝を目指すという奇想天外なストーリー。文章から映像が浮かびあがってくる錯覚におそわれるほど素晴らしかった。 箱根駅伝を観た後にこの本を読むとさらに感動がます。 シード権を争う各校の心情が手に取るようにわかるようになる。素晴らしい小説だ。 買う価値のある本だ。 2011/01/08 11:42 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
感動あり! たまーに笑いあり! 読みごたえ抜群の1冊です。 箱根駅伝のシーズンがやってきました。 この機会にぜひ読んでください。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
スポ根ものかと、正直食わず嫌いでした。 しかし、ひとたびページをめくると、あっという間にアオタケ荘の情景が、走る登場人物の息遣いまでもが、浮かぶ浮かぶ! 感情移入しまくりで、一緒に苦しくなったり、涙したり… この作家は本当に文章が上手いな〜と心底思う! 個人的にはBLは全然興味ないので、あまり書かないでほしいかな… | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
箱根駅伝は大学生の10人のランナーがタスキをつないで走る。本書は陸上経験者が3人しかいない寄せ集めの出来立て陸上部の10人が箱根駅伝出場を目指して奮闘する物語だ。 設定はかなり荒唐無稽だ。箱根駅伝を目指すような大学には長距離走のエリートが集まっている。そんな猛者たちを相手に素人が戦えるほどこの世界は甘くないはずだ。しかしながらこの物語を読んでいるうちに、そんな気持ちは薄れて次第に登場人物たちに感情移入をしている自分に気付く。それはここに登場する主人公の蔵原走と清瀬灰二の2人を中心とする登場人物が魅力的であることと、清瀬の緻密なトレーニングにより素人であった部員が力をつけていく過程にリアリティがあるからだろう。 そして何と言っても圧巻なのは終盤のレースシーンだ。苛酷なレースにおける10人の各々の気持ちが鮮やかに描かれる。特にエースの蔵原走の走りは凄みに溢れそして美しい。人間の限界をこえるようなスピードを追求するランナー達の走りに確かに風を感じた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
往路での苦戦から箱根下りでチームを波に乗せて救ってくれたユキ。冷静なきみはこのチームのサブキャプテンだったね。ユキ、熱くなるハイジのサポートどうもありがとう! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
大学で長距離をしているのため興味を抱きこの本を手にしてみました。 陸上競技者の視点から読むと、ほかの方のレビュー同様に話がうまく行き過ぎている感は否めません。 しかし、非常によく練られた作品であり、筆者は本当に陸上競技の経験がないのかと感じさせる位、 ランナー心境や精神状態をうまく描いていると思います。特に気に入ったフレーズが次の文。「きみの価値基準はスピードだけか。だったら走る意味はない。新幹線に乗れ!飛行機に乗れ!そのほうが速いぞ!」 ただ速さを求めていくだけでは陸上競技者としてはだめなんだ。陸上競技は個人種目であるが、 実際には一人では苦しい練習なんてやっていけない。みんながいるか自分が頑張れる。仲間の大切さに気付かされた瞬間でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
映画を先にみて、レビュー書いている。 そのレビューを見ると、「駅伝は『足し算』ではなく『掛け算』」の意味を感じさせられる作品だ、と書いていた。 原作は映画以上にそれを考えさせられた。 またそれに加え、清瀬、走などの登場人物たちが発する言葉や心情、葛藤、ぶつかりなどからいろんなことを考えさせられた。 走が竹青荘のメンバーと最初にぶつかったシーン、ジョージ・ジョータが清瀬に対して不信感を持つシーン、東体大の榊が寛政大のメンバーに突っかかってきたシーンなど、挙げていけば数えられないほどあるが、一番印象に残っているのは清瀬の数々の言葉だった。 清瀬の言葉は、時にはハッとさせられたり、時には耳が痛かったり、とにかく教えれる言葉ばかりだった。 たぶんそれは陸上をやっているやっていないに関係なく、だ。 映画を先に見た人はぜひ読んで欲しい。 映画と同じくらい、それ以上に心に響いてくる、そんな作品だ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
映画鑑賞後、 原作も気になり読みました。 映画もよかったのですが、 原作はそれ以上によくて、 すべての面において勝っていました。 こうして感想を書いている今でも、 興奮で体が震え、腕には鳥肌がたち、 眼にはうっすらと、涙が浮かんでいます。 陸上未経験者を含め、 ギリギリの人数10名で箱根駅伝出場を目指す。 ありえない、荒唐無稽、 ファンタジーのような話なのですが、 著者の取材力、筆力の賜物で、本当に 起こりそうな話に思えてきてしまう魔法のような力。 本に期待する幾つかの要素の中に ”夢や感動”も含まれていると、私は思うのですが、 今作は、そういったものをすべて満たしてくれます。 風が強く吹いている 私の中にも、たしかに 夢と感動の、強い風が吹きぬけてゆきました(笑顔) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
同じ寮に住む個性豊かな陸上素人集団が箱根駅伝を目指す熱血モノ。 私の父が10年以上マラソンをやっており、私自身も最近走るようになった(10kmくらいだけど) こともあり、走ることにもまっすぐ、そして熱く時には不器用に 向き合っている登場人物に感情移入でき箱根駅伝にあまり興味がなかったものの、 最初から最後まで楽しむことができ感動もした。 陸上競技に限らず、スポーツを好きな人や部活動をやっていた人なら間違いなく読んで損はない。 20km/hで走る世界ってどんなだろう。12km/hで死にそうになるのに… | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
息子が陸上始めたり、息子の友達のお兄ちゃんが駅伝やってたりで、陸上スポコンか?と興味を持って手に取りました。でも違いました!そんな簡単にジャンル分けを考えていたことを反省。 久々に読後の充実・爽快感を得られました。 分厚い文庫本には、走りにかける精神性、笑い、群像劇的な要素、映像が伝わるような情景や風景描写、恋愛の兆し少々、陸上豆知識?その他たくさんが詰まっていました。 読んで良かったな・・・と、満足できる本です。 息子は朝読書の時間用に学校へ持ち込み、読むのを止められなくなって、帰っても読みふけり寝不足気味でした。 「今どの辺走ってる?」「往路4区」とか、ちょっぴり楽しい親子の会話でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
箱根駅伝は3年ほど前からテレビで観戦していますが、 正直に言うとF1・WRC・ロードレースに比べて地味だなという印象が強かったのです(すみません…) しかし、本作品を読んでそんな考えが誤りだったと気付かされました 箱根を走る全ての選手が本作品の登場人物たちのようにチームを想い、自分の中にある克服しなければならない"なにか"を握りしめて走っているのかと思うと、もう来年の箱根駅伝はこたつで蜜柑食べながら…なんてわけにはいきません また本作品はハイジや走のまだまだこれからも"走り続ける"姿を示して終幕となり、読了後は「自分もこいつらに負けてはいられん」という気持ちにさせられますのでそういう意味ではこれから何かを始めようと頑張っている方が読むにはちょうど良いと思います 最後まで読んでくださった方、ありがとうございます | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
10人のランナーで襷をつなぐ駅伝。 毎年なにげなくテレビを見ていたが、 彼らが走る意味など考えたこともなかった。 あの舞台に立つために、 ひたむきな努力があって ランナーそれぞれの物語があること を知りました。 爽快な青春が描かれています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
高校生の甥、大学生の姪がいる妹夫婦一家の自宅に行くたびに、面白いから読んでごらんと皆に薦められていましたが、駅伝をテーマにした青春小説なんて興味ないしと何時も断っていました。あまり皆が薦めるので、渋々読み始めました。 一日で読んでしまいました。後半涙、涙。 だまされたと思って読んでみてください。面白いよ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
三浦しをんの作品はほとんど読んでいて(図書館で借りて)、中でも手元に置きたいものは古本で探して購入しています。『風が強く吹いている』は、なかなか安くならなくて、ようやく手に入れました。これで何度でも読み返せます。うれしい! 子供がもう少し大きくなったら(現在小3)読ませようと思っています。 内容は読んでみてのお楽しみという事で。私はクライマックスで号泣とだけ言っておきましょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とても楽しめました。読み進むうちに、読み終えたくないと思うくらいに、この小説にずっぽりとはまってしまい、夢に走がでてきました。 まるで自分の目で見守ってるような気分になるほど、世界がしっかりしています。 箱根駅伝ってこういうバトルもあるんだぁ、ということもわかり今年の冬は箱根に釘付けになりそうです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本物の箱根駅伝は、とてもドラマチックだ。 ごぼう抜きにされ、区間新を出し、たすきをつないだり、つながらなかったり。 そして、どんな選手も"思い"を持って走っていることを知っているから、 TVで映し出される一人ひとりが、ヒーローだ。 そう。こんなドラマチックな"本物"を、 小説が越えるなんて、、、、ムリムリ! とか思っていたら、大間違いだった。 平面の映像では(いや、たとえ3Dでも)描けない、 選手が箱根に懸ける"思い"を、丁寧に語ってくれる。 そこにあるのは、一人ひとりの舞台裏。 小説だからこそ描ける、走っているときの心の中。 10人+αの思いを一つのたすきに紡いだ、本物越えのドラマです。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!