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風が強く吹いている
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風が強く吹いているの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.59pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全458件 421~440 22/23ページ
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| とても面白くて一気に読んでしまいました。本書を読む前は駅伝に興味はなかったけれど 読み終わった後に思わず箱根駅伝のサイトをチェックしてしまったw 特に箱根駅伝が始まった後半部からが勢いがあって本当に素晴らしいです。 走るものだけが見られる苦しく美しい世界をみさせてもらいました。 来年のお正月がちょっと楽しみです。 | ||||
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| ところどころ、そんなむちゃなって思う、竹青荘の住民たちのつっこみと、読者の自分のつっこみが重なり、それがつぼにはまり、笑いながら読みました。久しぶりに読む手が止まらなくなる小説でした。 | ||||
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| ずっと売り切れで、ようやく買えました。 なかなか無理のある設定なんですが、 無理を無理と思わせない文章力がすばらしい。 とにかく、先へ先へと一挙に読んで、 二回目は、いろいろ味わいながら、じっくりと読んで、 一冊で二度おいしいです。 若いっていいなぁと、素直に思えます。 | ||||
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| 寄せ集めのメンバーで箱根駅伝へ出場を目指す。 荒唐無稽なチャレンジながら、緻密に展開される選手たちの成長に思わず感情移入してしまう。 走るという意味について自問自答しながら戦い続ける選手。孤独なスポーツでありながら、たすきをつなぐという仲間たちへの思い。 スポーツ小説で肝心なのは選手たちのがんばりに対して一緒に熱くなれるかだと思う。 本書はそういう点で、大満足の一冊だ。 | ||||
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| 「バッテリー」「一瞬の風となれ」と読んできて、その流れで本書にたどりつきました。 読み始めの展開には正直もっさり感がありますが、後半からの加速感は圧倒的です。 劇中で箱根駅伝が始まったら、もう本書を人前(電車とか)で読んではいけません。 思わずなんか出ますし、それをおさえるのももったいないので、 ひとりでじっくり読みましょう。 アオタケ荘チームの大半は、走るという意味においては凡人といっていいと思いますが、 その凡人が自分の限界を受け入れながら、なお全力で挑戦する様に 思わず心を揺さぶられます。 「一瞬の風となれ」ほど軽快ではないしカッコ良くもないですが、 反面とても密度の濃いメッセージが詰まった良書です。 苦戦している最中の人にも、あるいはまだ自分を賭けるべき戦いの見つからない人にも オススメできる本だと思います。 | ||||
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| 箱根駅伝という設定、素人軍団+αで箱根を目指すというストーリー、10名の魅力ある登場人物、どれもとてもよい。ミステリー小説ではないが、次が読みたくて一気に読んだ。とても読後感がよいオススメの1冊です。さすが2007年本屋大賞3位に選ばれただけのことはありますね。話もわかりやすく、主人公たちも特徴的なのでドラマや映画になりやすそうだし、是非取り上げて欲しい作品。 | ||||
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| 年中行事となっている箱根駅伝 その走りながらでも今を人はいきている。 わりとまっすぐな青春物である。 若者達がゆきつそして次の日の帰り道へ いろいろなドラマが展開されていく。 純なこころがよみがえりそうな一冊 すいせんいたします。 | ||||
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| 短距離走は好きだったのですが、長距離走はニガテでした。 なぜなら、長距離はとても苦しいから。しかも苦しさがひとしきりつづくから。 なので、マラソンや駅伝番組にはぜんぜん関心がなかったのですが この本を読んだのち、箱根駅伝を見てみようかな、と思ったのです。 なんだか自分は甘いな。 人間、やる気になればけっこうなんでもできるのかもしれない。 そう思わせてくれるストーリーです。 できないのは才能がないからではなく、やる気がないから。 それを認めたくないから、才能のなさを理由にしているのかもしれません。 いますぐにでも、ジョギングシューズを買いに走りたくなりました。 | ||||
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| スポ根ものは、「泣かせよう」とする作品が多いので敬遠していましたが、山口晃さんのブックデザインに惹かれて手に取ってみました。 記録会、予選会、本戦、と、選手の心理状態やマラソンにおける戦術が非常に緻密に描かれており、三浦しをんさんの取材の徹底ぶりに脱帽しました。 箱根本番の10区の描写は、それぞれの選手が胸に抱えているものを吐露する形で進んでいくのですが、それらの青年らしいまっすぐさや清々しさに涙を流しっぱなし・・・。作者の術中に見事はまってしまった形です。 思い切った悪役(他校のライバル、という形で底意地の悪いヤツは出てきますが)のでてこない小説であることもまた、読んでいて安心感がありました。 ドラマ化しやすそうな内容のようですが、素敵な作品だけに安易なキャスティングにはしてほしくないなぁ・・・でも人気がでるだろうなぁ・・・。 | ||||
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| 最初見たときは「分厚いっ!」と思いましたが、読んでいくうちにどんどん引き込まれるので、すぐ読めました。 ハイジさんいいですね〜。 こんな人がリーダーだったら、やる気も起きる!起こさせられる! ラスト、「信じてる」のセリフにはぐっと来ました。(実際泣きました) 最近、陸上系の小説が多いですが、私はこの作品が一番好きですね。 何よりスッキリ読み終われる。後でモヤモヤすることがありません。 私は走るの苦手(遅い)ですが、「走るのっていいなぁ」と、つくづく思いました。 ぜひ、読んでみてください。さっくり読めてスッキリ終われます。 これぞスポーツ青春!(大学生バージョン!) | ||||
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| お正月に放映されている、箱根駅伝。 陸上経験の無い人達が、最初は半強制的でモチベーションも低い中、成果を上げていき・・・ 苦楽を共にしているからこそ時にぶつかり合いながらも芽生える信頼関係がとても気持ちよかったです。 ストーリー自体のリズムも良く、あっという間に時に笑いながら読ませられました。 陸上経験はほとんど無い私ですが、これから走ってみたいと思います!! | ||||
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| クララを立たせるのはハイジ!! そんなわけで、良かったわぁv 今までマラソンも駅伝も、特に気に止めたことはありませんでした。 父がマラソンや駅伝を見るのが好きで、ちらちら見たことはありますが、延々走っているだけの映像に、正直面白いとは思えませんでした。 が、見る目が変わりました! さすがです、しをんさん! マニアックな目線!絶妙な喩え!さすが妄想女王! 気持ちいい潔さで、物語は進んでいきます。 面子が集まったから、と、ほぼ全員素人&怪我人なのに、いきなり箱根駅伝を目指すハイジ。 同じ下宿に住んでいるというだけで、いきなり大学の陸上部にされてしまう下宿人たち。 誰がどう見ても無謀で、最初は部員たちもちんたらしてます。 が、見事なハイジの手腕によって、序々に走ることの楽しさを覚える部員たち。 中でも、監督を務めるハイジは、部員一人一人のキャラや能力を見極め、各々に合ったプランを組み、励まし方もまた異なります。 素晴らしいです。 走りだけでなく、心のケアまで怠りません。 ラストはやや弱いかなって終わり方でしたが、満足ですv 練習風景にも感動があり、駅伝が始まったら、各人ごとに感動があります。 結成から合宿、ライバルの存在に怪我や病気のアクシデント…まさにスポ根!! さっぱりすっきり感動したい方にはおすすめですv | ||||
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| 長距離走には縁遠い自分でも、読んでる途中で何度も走ってみたくなる程、 走ることについて魅力的に描かれていて、ぐいぐい引き込まれました。 箱根を走るそれぞれ10人の心理状態が完璧に描かれていたので感情移入してしまい、 応援しながら読み進めました。 メンバーがお互いの絆を深めていく様子や、精神的にも成長していく様子が 微笑ましく思えました。この作品では走ることについて焦点が当てられていますが、 何かを極めるという姿勢があまりにも純粋で貴いものに感じて、 ラストがとてもまぶしかったです。 手元に置いておきたい大切な1冊となりました。 | ||||
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| お正月のスポーツといえば今や箱根駅伝に勝るものはない。なぜだか、ハプニングを期待する箱根駅伝なのである。順位争いやシード権をめぐって、襷を受け渡す大学駅伝部が死闘を繰り返す、テレビを観ている人々は、あの表情や態度に一喜一憂するのである。そこには、嘘のない感動があり、作られていないドラマがあり、ほんとうに素晴らしい。それを本を読んで感じることが出来るのです。読み終えるまで手放せませんでした。すごくおもしろかったし、すがすがしい気持ちにさせてもらいました。一所懸命に努力することは、ほんとうに素晴らしく美しいことなのだろうと素直に感じさせてくれる物語です。韓国ドラマもいいよ。『秋の童話』ほんと泣きました。涙・涙で、観ていて辛かったけれど、なんとなく・・よかったです。 | ||||
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| 悲しい事は、でてきません。ただ、同じ大学寮に住む10人が箱根駅伝を目指すだけの話です。でも、なんていうのかな、バリバリの青春小説で箱根駅伝をリアルで見て育った私にはとても他人事には思えない位、思いいれの強い小説です。私の愛する風景と強く生きていく事がテーマのすごい小説です。 しをんさん未体験、陸上も運動もスポーツ根性物語も好きではない私が号泣です。一度読んでみてください。 | ||||
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| 何かに一所懸命になるって、なんて美しいことなのだろうと素直に感じさせてくれる物語。 悩んでも、苦しんでも、でも生きているってそれだけでなんて素晴らしいことなんだろう! | ||||
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| うまくいえませんが、この本はおもしろかったです。感じるものが多くありました。箱根が始まってからは、往路が終わるまで読む手を止められませんでした。最後のハイジさんのゴールシーンは、すごい読んでいてアオタケ荘のみんなと、同じ気持ちになりました。これを読んだら、箱根が10倍楽しめます!!今年の箱根は、これの本を読んだあとだったので、すごい楽しめました。 ぜひ読んでみてください。 | ||||
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| すごく良かったです。一日で読み終えました。学生時代を思い出し、その時にこの本が出ていたなら、もっともっと熱く箱根駅伝を応援していたことでしょう。 おんぼろ寮に、10人目の、運命とも言うべき住人がそろった時、ついに清瀬の野望?が開始します。とてもミラクルな話ですが、もしかしたら有りなのかも・・と思ってしまうところが、しをんさんの力なのでしょう。目で追う文章は、いつしか自分の横でのリアルな出来事のように映像化し、最後まで一気に読者をひっぱります。 天才から凡人まで能力もめざす頂点も違うけど、走っている時は、自由だし、平等だし、そして皆独り。寄せ集まりの10人だけど、つながっている、結びつく力を知っている彼らは、孤独を越えて、どんなチームより強くなれたのですね。痛いのに、限界なのに、1秒でも速く・・!と加速する、最後のランナー清瀬の姿が、夢物語のはずだったゴールに迫るにつれ、文字が涙でぼやけたのは私だけでしょうか。 | ||||
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| 冒頭シーンは、こういう出会いはありえないだろう、と思ったのと、 登場人物たちの登場の仕方とそれぞれの個性を表現する様が まるで漫画を読んでいるような型どおりさで違和感がありました。 会話も漫画的なおもしろさの言葉遣いのような気がして、 リアリティという部分から少し離れているように感じました。 そんなこともあって、最初はなかなか物語に入り込めなかったのですが、 中盤以降になると夢中になってページを捲ってしまいました。 箱根駅伝の試合のあたりになって、 それぞれの登場人物の心情が自分の口で語られるようになると、 引き込まれ方が半端じゃなくなって、読み終えるまで手放せませんでした。 すごくおもしろかったし、すがすがしい気持ちにさせてもらいました。 リアリティもあるのだろうけれど、それには徹しておらず(意図的でしょうか?) エンタメ小説として純粋に楽しめるような感じがしました。 満足しました。 | ||||
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| 頭の中に爆風のランナーを流しながら一気に読み上げました。 三浦さんのお話ってどれもすてき。箱根駅伝がより楽しみになるような本ですね。 もともと箱根は大好きだけど、よけい好きになりました。 やっぱり箱根にはドラマが似合う。 まあ、ちょっとできすぎだろうって、思う人もいるかもしれませんが、私は この話大好きです。 | ||||
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