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風が強く吹いている
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風が強く吹いているの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.59pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全449件 421~440 22/23ページ
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最初見たときは「分厚いっ!」と思いましたが、読んでいくうちにどんどん引き込まれるので、すぐ読めました。 ハイジさんいいですね〜。 こんな人がリーダーだったら、やる気も起きる!起こさせられる! ラスト、「信じてる」のセリフにはぐっと来ました。(実際泣きました) 最近、陸上系の小説が多いですが、私はこの作品が一番好きですね。 何よりスッキリ読み終われる。後でモヤモヤすることがありません。 私は走るの苦手(遅い)ですが、「走るのっていいなぁ」と、つくづく思いました。 ぜひ、読んでみてください。さっくり読めてスッキリ終われます。 これぞスポーツ青春!(大学生バージョン!) | ||||
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お正月に放映されている、箱根駅伝。 陸上経験の無い人達が、最初は半強制的でモチベーションも低い中、成果を上げていき・・・ 苦楽を共にしているからこそ時にぶつかり合いながらも芽生える信頼関係がとても気持ちよかったです。 ストーリー自体のリズムも良く、あっという間に時に笑いながら読ませられました。 陸上経験はほとんど無い私ですが、これから走ってみたいと思います!! | ||||
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クララを立たせるのはハイジ!! そんなわけで、良かったわぁv 今までマラソンも駅伝も、特に気に止めたことはありませんでした。 父がマラソンや駅伝を見るのが好きで、ちらちら見たことはありますが、延々走っているだけの映像に、正直面白いとは思えませんでした。 が、見る目が変わりました! さすがです、しをんさん! マニアックな目線!絶妙な喩え!さすが妄想女王! 気持ちいい潔さで、物語は進んでいきます。 面子が集まったから、と、ほぼ全員素人&怪我人なのに、いきなり箱根駅伝を目指すハイジ。 同じ下宿に住んでいるというだけで、いきなり大学の陸上部にされてしまう下宿人たち。 誰がどう見ても無謀で、最初は部員たちもちんたらしてます。 が、見事なハイジの手腕によって、序々に走ることの楽しさを覚える部員たち。 中でも、監督を務めるハイジは、部員一人一人のキャラや能力を見極め、各々に合ったプランを組み、励まし方もまた異なります。 素晴らしいです。 走りだけでなく、心のケアまで怠りません。 ラストはやや弱いかなって終わり方でしたが、満足ですv 練習風景にも感動があり、駅伝が始まったら、各人ごとに感動があります。 結成から合宿、ライバルの存在に怪我や病気のアクシデント…まさにスポ根!! さっぱりすっきり感動したい方にはおすすめですv | ||||
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長距離走には縁遠い自分でも、読んでる途中で何度も走ってみたくなる程、 走ることについて魅力的に描かれていて、ぐいぐい引き込まれました。 箱根を走るそれぞれ10人の心理状態が完璧に描かれていたので感情移入してしまい、 応援しながら読み進めました。 メンバーがお互いの絆を深めていく様子や、精神的にも成長していく様子が 微笑ましく思えました。この作品では走ることについて焦点が当てられていますが、 何かを極めるという姿勢があまりにも純粋で貴いものに感じて、 ラストがとてもまぶしかったです。 手元に置いておきたい大切な1冊となりました。 | ||||
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お正月のスポーツといえば今や箱根駅伝に勝るものはない。なぜだか、ハプニングを期待する箱根駅伝なのである。順位争いやシード権をめぐって、襷を受け渡す大学駅伝部が死闘を繰り返す、テレビを観ている人々は、あの表情や態度に一喜一憂するのである。そこには、嘘のない感動があり、作られていないドラマがあり、ほんとうに素晴らしい。それを本を読んで感じることが出来るのです。読み終えるまで手放せませんでした。すごくおもしろかったし、すがすがしい気持ちにさせてもらいました。一所懸命に努力することは、ほんとうに素晴らしく美しいことなのだろうと素直に感じさせてくれる物語です。韓国ドラマもいいよ。『秋の童話』ほんと泣きました。涙・涙で、観ていて辛かったけれど、なんとなく・・よかったです。 | ||||
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悲しい事は、でてきません。ただ、同じ大学寮に住む10人が箱根駅伝を目指すだけの話です。でも、なんていうのかな、バリバリの青春小説で箱根駅伝をリアルで見て育った私にはとても他人事には思えない位、思いいれの強い小説です。私の愛する風景と強く生きていく事がテーマのすごい小説です。 しをんさん未体験、陸上も運動もスポーツ根性物語も好きではない私が号泣です。一度読んでみてください。 | ||||
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何かに一所懸命になるって、なんて美しいことなのだろうと素直に感じさせてくれる物語。 悩んでも、苦しんでも、でも生きているってそれだけでなんて素晴らしいことなんだろう! | ||||
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うまくいえませんが、この本はおもしろかったです。感じるものが多くありました。箱根が始まってからは、往路が終わるまで読む手を止められませんでした。最後のハイジさんのゴールシーンは、すごい読んでいてアオタケ荘のみんなと、同じ気持ちになりました。これを読んだら、箱根が10倍楽しめます!!今年の箱根は、これの本を読んだあとだったので、すごい楽しめました。 ぜひ読んでみてください。 | ||||
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すごく良かったです。一日で読み終えました。学生時代を思い出し、その時にこの本が出ていたなら、もっともっと熱く箱根駅伝を応援していたことでしょう。 おんぼろ寮に、10人目の、運命とも言うべき住人がそろった時、ついに清瀬の野望?が開始します。とてもミラクルな話ですが、もしかしたら有りなのかも・・と思ってしまうところが、しをんさんの力なのでしょう。目で追う文章は、いつしか自分の横でのリアルな出来事のように映像化し、最後まで一気に読者をひっぱります。 天才から凡人まで能力もめざす頂点も違うけど、走っている時は、自由だし、平等だし、そして皆独り。寄せ集まりの10人だけど、つながっている、結びつく力を知っている彼らは、孤独を越えて、どんなチームより強くなれたのですね。痛いのに、限界なのに、1秒でも速く・・!と加速する、最後のランナー清瀬の姿が、夢物語のはずだったゴールに迫るにつれ、文字が涙でぼやけたのは私だけでしょうか。 | ||||
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冒頭シーンは、こういう出会いはありえないだろう、と思ったのと、 登場人物たちの登場の仕方とそれぞれの個性を表現する様が まるで漫画を読んでいるような型どおりさで違和感がありました。 会話も漫画的なおもしろさの言葉遣いのような気がして、 リアリティという部分から少し離れているように感じました。 そんなこともあって、最初はなかなか物語に入り込めなかったのですが、 中盤以降になると夢中になってページを捲ってしまいました。 箱根駅伝の試合のあたりになって、 それぞれの登場人物の心情が自分の口で語られるようになると、 引き込まれ方が半端じゃなくなって、読み終えるまで手放せませんでした。 すごくおもしろかったし、すがすがしい気持ちにさせてもらいました。 リアリティもあるのだろうけれど、それには徹しておらず(意図的でしょうか?) エンタメ小説として純粋に楽しめるような感じがしました。 満足しました。 | ||||
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頭の中に爆風のランナーを流しながら一気に読み上げました。 三浦さんのお話ってどれもすてき。箱根駅伝がより楽しみになるような本ですね。 もともと箱根は大好きだけど、よけい好きになりました。 やっぱり箱根にはドラマが似合う。 まあ、ちょっとできすぎだろうって、思う人もいるかもしれませんが、私は この話大好きです。 | ||||
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こんなに一気に本を読んだのは初めてです!陸上関係に携わっており趣味でジョギングをしていることもあり、この本を手に入れましたが、本当にすごい!まるで自分も箱根駅伝を目指しているような気持ちにさせてくれ、寛政大の仲間として実際に箱根駅伝に関わっているような気持ちにさせてくれました。心地よい感動を与えてくれた本です!1月14日全国都道府県女子駅伝が京都で開催され選手団と同行してきますが、新しい観点から応援できそうです! 三谷さんあたりがドラマ化、映画化してくれないでしょうか?是非お願します! | ||||
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たった10人でいどむ、箱根の山は天下の険。 走ることの孤独と自由と平等と。走るときの緊張と不安と高揚と。 魂の底から追い求めるもの。追い続けずにはいられないもの。 信じる強さ。信じられる、強さ。全幅の信頼が賦与する、この力。 どんなに辛くても苦しくても面倒臭くても、抑えがたく愛しい。 愛しているとさえいえる。たとえ神さまに選ばれなくとも、愛することはできる。 ここに性愛をさしはさむと野暮になる。走ることが、これほどに気持ちいいのだ。 あくまでもストイックに、走れ。速く強くうつくしく。 駅伝を活かした構成も素晴らしいが、人物も魅力的で、物語も力強い。 文章がリズミカルで、テンポよく、読み手のテンションも引き上げられる。 一気にゴールを目指して読み通したくなる、何度でも味わいたくなる。 箱根駅伝と、その高みを目指すすべての人を応援したい気持ちになる。 | ||||
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三浦氏の作品は今までエッセイしか読んだ事がなかった。 エッセイしか読んだことのない作家の小説、となると期待(エッセイと同じく 面白いはず!)と不安(エッセイはいいのに小説が?なこともあるし・・・)が 入り混じっていた。 読みたい作家の本を読むとき、内容の判りそうなもの(帯、書店でのプレートなど) を見ないようにして、何もわからない状態で読む私としては 全く興味の無い「箱根駅伝」を扱っているものだ、と読み進めるうちに判ってくる。 けれど読むスピードは失速するどころか、どんどん物語りに引き込まれて 一晩で読み上げてしまった。 お正月の箱根駅伝は絶対見たくなってしまった。 何なら箱根で来年の正月は過ごそうかな、とすら思ってしまった。 作者の、登場人物ひとりひとりに対する愛情までも伝わってくるような、 大変丁寧に書かれた作品で、とても心が暖かくなった。 彼女自身のまっすぐさが伝わってくる。 | ||||
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素晴らしい作品に出会えてとても満足しています。 竹青荘に暮らす個性溢れる10人が一年と短い期間で箱根駅伝を目指す青春爽快な作品です。 マラソン経験者のハイジ、足の怪我はあるもののリーダー的存在で皆を箱根駅伝に引き込チョウホンニン(君たちに頂点をみせてやる) こちらもマラソン経験者の走(カケル)マラソンの速さは竹青荘で一番と言うより、大学長距離界でもトップクラスの実力者だが、高校時代の暴力事件で少し気負いすぎな所あり(すぐに行きます、待ってて下さい) 双子のジョータとジョージはサッカー好きで中々の運動能力、兄のジョータ(駅伝に出ればモテルンダネ?)弟のジョージ(モテるんでしょ?) 山田舎の出身の神童、地元の村ではそう呼ばれていた、親思い(箱根に出れば親も喜ぶと思うんだ) 司法書士試験を一発合格のユキ、音楽好きでいつも音楽が流れている。隣部屋のニコチャン先輩と好敵手(やるからには狙う) 部屋中煙だらけで視界が利かないほどの愛煙家のニコチャン先輩おおらかで前向きの性格、パソコン博士(一人じゃ襷はつなげねぇよ) クイズオタクのキング、クイズ番組をほとんど制覇しているが、それは自分の部屋の中だけの話(箱根に出れば就職安泰ってホントだな?) 気のいい外国人のムサ、流暢に日本語をはなす、黒人であるが祖国ではボンボンである、身体能力は高い。(黒人が速いというのは偏見です) そして漫画オタクで部屋中マンガの山にしている王子、下の部屋に暮らす走は天井が落ちてくるのではとしんぱいしている。竹青荘の中で一番のお荷物で身体能力はゼロに等しい。(鬼だよあんた) こんな個性溢れる十人が一年を通して箱根駅伝に挑戦します。色々な事にぶつかり、挫折し、喧嘩し、慰めあい、認め合っていく、読むほどに引き込まれて行き、自分が竹青荘の一員になっていく感覚になります。 とても素晴らしい作品に出会えたと心から思います。是非読んでみてはいかがでしょう。 | ||||
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気持ちが若返る。華やいでくる感覚を呼び起こさせられるのは、なぜだろうか。筆致の勢いだろうか、設定だろうか。私には、作者の、かなりまっすぐな心持ちがなせるわざなのではないかと思われる。作者の人生観そのものを、あらわすものだということを、よく示している作品だと、つくづく思う。 | ||||
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この本モノスゴク良かった!! 本でこんなに爽やかな気持ちになれたのは久し振り。 本の中の頑張っている真っ直ぐな人達に涙したのも久し振り。 10人の選手でタスキをつなぐお正月の風物詩「箱根駅伝」。 その箱根駅伝に同じ貧乏寮「竹青荘」の住人のみ、きっかり10人が「わずか1年弱」で臨む。 個性豊かな10人・・・走る事大好きなのは約3名。 あとはクイズお宅、漫画お宅、サッカー大好きの双子、司法試験合格者・・・などなど。 とにかく駅伝が始まってからのストーリーは自分も一緒に走っているような気持ち・スピードで読む。 選手1人1人の頑張りにいちいち感動し熱くなれる。 来春の箱根駅伝はこの本のお陰で走る側の立場で見れるかも!!なんて思える。 表紙の挿絵もGOOD!!! 本を読んで爽やかになりたい人!!是非♪♪ | ||||
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「10人そろった!!」 竹清荘に住む10人は、清瀬になかば脅されて(?)陸上部に強制的に入部させられた。 清瀬の目的は箱根駅伝出場だった。この無謀とも思える目標!竹清荘の住人ははたして クリアできるのか? 箱根駅伝に、ほとんどが走り始めたばかりのもので作る陸上部が出られるわけがない。 その舞台に出られるのは、何年も走りこんできたエリートばかりだ。だがこの作品を読むと、 「努力すれば必ず報われる」という言葉を思い出す。どんな無理なことでも、やらない前から あきらめてはいけない。結果がどうであれ、目標に向かって努力すること、がんばることが 大事なのだ。作者はそのことを、読み手に熱く語りかけてくる。10人それぞれの思い。 みんなの心がひとつになったとき、熱い感動が生まれる。走るということが、こんなにも 奥の深いものだとは知らなかった。とても楽しめる作品だった。 | ||||
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とても素敵な作品に出会えました。十人十色、皆素敵な人たちです。読めば読むほど続きを早く読みたくて、ほぼ一日で読んでしまった。 最後の一ページまでは暖かい気持ちで読んでいたのに、読み終えた時には淋しさと虚無感があった。彼らとずっと一緒にいたかったと思う自分がいる。 もう終わってしまったと思って少し淋しくなるけれど、でも暖かい作品であることに変わりはない。何度も読みたくなるような素敵な作品です。 | ||||
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箱根駅伝を走る若者達の生き方が、楽しくて、気持ちよくて、美しいです。10区だから、10人いるわけですが、10人それぞれの状況やら気持ちやらが、ちゃあんと、生き生きと伝わってきて、みんなを大好きになれました。 私は平塚中継所の側に住んでおり、時には旗を持って沿道へ行く事もあるのですが、10区間のそれぞれの描写にも感心しました。本当っぽいです。よく、これだけ調査したもんです。 また、実際に中継を見ていると、選手達が、東京から「アッ!」と言う間に平塚まで来てしまうので驚くのですが、そういうスピード感もちゃんと表しているし、しをんさんは若いのに凄腕ですねえ。 今度のお正月には、大好きな竹青荘のメンバーが走っている姿を幻視してしまいそう。 | ||||
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