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幻の女
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幻の女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全129件 1~20 1/7ページ
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サスペンス系ミステリの古典的名作で、小学校の図書館でジュブナイル版を読んで以来です。 その後内容をすっかり忘れ、30年ほど前に完全版を読んでみようと文庫を手に取ってみましたが、パラパラと中を見て「翻訳モノは読みにくそうだな…」と感じ、買うのをやめたことがありました。 新訳が出ているのを最近知り、セリフなどが今風に自然な訳になっているようなので、読んでみることにしたものです。 ミステリなら普通は「犯人は誰か?」が重要な興味となりますが、この小説ではそれよりも「アリバイの証人となる幻の女を見つけて、ヘンダースンの死刑執行を阻止できるか?」が焦点になります。 なので物語の終盤では「間に合わないと親友が殺される!頑張れ、もう少しだ!」と、「走れメロス」のように応援しながら読んでいたわけです。そしたら… …一瞬でひっくり返されました!(爆) 「幻の女」ばかり気にしていた盲点を突かれたんですね。 こういうのを作者の術中にはまったというのでしょう。 久しぶりに一本負けの快感?を味わうことができました。 星を5でなく4にしたのは、訳が期待したほど良くなかったからです。 直訳的にスッキリしているだけ(←「新訳」の傾向?)で、特に地の文にもっと雰囲気や小説的な言い回しが欲しいと思いました。 私には冒頭の「夜は若く~」の何が名訳なのかサッパリ分かりません。 直訳で済むなら原文を読めばいわけだし…? | ||||
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面白かったです。 最近見た別の作品で、過去の名作と紹介されていたので読んでみました。独特な詩的な表現が盛り込まれ不思議な感じで、かつ主人公にとっては絶望的に物語が進んでいきます。 | ||||
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冤罪事件というものは人を引き込む力がありますね。 ウィリアム・アイリッシュの小説は他にはあまり読んでいませんが、黒衣の花嫁も面白かったので本書とともにおすすめです。 | ||||
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その作り話をいかに本当に起こるかも?と思わせる事が作家さんの力量だと思うのですが? 絶海の孤島での限られた人数だけの話ならいざ知らず、劇場やバーがある様な街中でとなると…。 タイトルにもある「幻の女」の正体も何だかなぁ…って感が否めず。久しぶりに前半からガッカリな作品でした。ごめんなさい。 | ||||
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80年も前の小説。その当時は皆さんワクワクしながら読んだ事でしょう。 だから、この現代でも古典ミステリーとして読み継がれているのでしょうね。 ただ、この現代に読むと、「それは無理があるでしょ」とか、「あり得ない」など突っ込みたくなる事があります。 例え話や比喩も多く、なかなか先に進まない事もあり、もう少し短い話にできただろうにと思ってしまいます。 しかし、これは80年前の小説なんです。 あの頃の時代背景や人物像などに思いを馳せて、ノスタルジーに浸るのもいいのかと思います。 | ||||
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1942年に出版されたサスペンスの名作。新訳版が出ていたので改めて読んでみた。 80年も前の小説ともなると、どうにも設定の古臭さを感じてしまうものだが、新訳だと設定も言葉もすんなり入ってくる。 | ||||
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そう来たか!さすが古典と言われるだけの内容でした | ||||
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1976年(昭和51年)出版時は、ロッキード証人喚問で「記憶にございません」の悪言が世に出た年である。 主人公も「女は記憶にない」の証言で死刑に追い込まれていく。大ドンデン返しの文言は出版時とは違い、 今日の読者は経験上「身近な者が一番怪しい」と分かっているので、意外に早くネタバレしてしまうのだ。 毒者には気をつけろ!! | ||||
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出だしは冗長だが,やがてナゾを解決する過程が面白くなる.トリックそのものはちょっと無理があるが,古典として読むのは面白いだろう. | ||||
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なぜ、主人公のアパートに、事件の後、すでに警察がいたのか。それがまったく書かれていない。そこが最大の疑問。この古典的傑作と呼ばれる作品に歴代の作家や評論家は、その点をどう考えたのか? | ||||
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※ネタバレ ある男が、妻と喧嘩して、家を飛び出して、バーで見かけた女と、晩飯を食って、観劇して、家に帰ったら、妻が死んでいて、警察が来ていて、そのまま妻殺しの容疑で連行されて、無実を訴えても、自分がバーであった女と一緒にいたことを、誰も覚えていない。……で、そのまま裁判で、死刑の判決を受けて……。……目次に、各章の題が"死刑執行日の○日前"となっていて、最後に"死刑執行日"、"死刑執行日後のある日"とあるので、この男は、罠にはめられて処刑され、後で、真犯人がわかるのかと思って読んでいたけど、そういう筋ではありませんでした。……犯行の動機は、ちょっと無理があるけど、犯人や犯行の手口、それが明らかにされる過程の意外さは、よく考えられていて、最後の356ページまで来ると、なるほどと思います。本格推理とサスペンスが一度に楽しめる上に、場面の描写もうまい。時間軸もあっちこっちしないし、登場人物も、話の筋に沿って出てくるので、読みやすい。……思わず笑うような表現もある。……この小説を読んでる途中で、同じウィリアム·アイリッシュの他の小説を4冊新たに注文しました。……推理小説の名手だと思いました。 | ||||
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物語の読みごたえもさることながら、途中で「あれ、これって翻訳文だよね?」と何度か思うほどの文章の美しさに感動しました。 まず何より読みやすい、そしてさらに美しい。 ミステリー小説が好きですが、翻訳物は読みにくいもの多々あり躊躇することも。 わたしが思う理想の翻訳です! こんな手放しで褒められるほどのものを世に出せれば、胸を張って生きていけることでしょう! 「きみは冷ややかで、わたしはひやひやしていた」の部分なんてとても好きで、原文が何なのか気になりマス。 | ||||
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とあるアンソロジーで読んだ短編「瞳の中の殺人」がとても面白かったのと大変高評価なので期待いっぱいで読んだら、かなり残念だった。文章の繊細さや時代の古さは楽しめるのだが、主要人物がいずれも好きになれない。以下、ネタバレになりますが、 周囲の人々からこぞって賛美されている主要人物中の主要人物である「若い女性」の愛と正義の行動によって偽証している一人が精神的に追い込まれ事故死に至る。これはいくらなんでもむごいのではないかと自分には感じられた。彼女はただただ愛する人を無実の死刑から救うために警察とともに積極的に行動しただけだが、その後ラストの謎解きの最後に至るまでに一度もその臆病で不運な偽証者の死を哀れむ言葉もなく一抹の自責や後悔もおぼえてないのがむごいのである。そんな彼女の熱愛する冤罪の男性にもまたさほどの同情も共感も魅力も彼の人物描写から感じられないのは自分だけか。とにかく一人も好感なり、憎らしいなら憎らしいでその悪役的魅力や人間的魅力が感じられる人物を見つけられず、残念だった。 | ||||
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とにかくストーリーが面白くて、幻の女は見つかるのか?間に合うのか?邪魔している男は誰なのか?などと知りたくて知りたくて、詩のような独特な文章を呼び飛ばしたくなるくらい先が気になりました。 さすが名作。 読んだ方がいいと思います。 私も2回目はじっくり読みます。 | ||||
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乱歩さんのせいで、画期的な傑作のように思われているが、、合理性に欠けた、ひどい駄作だ。夜中の2時間にうちに、どこに住んでいるのかもわからぬ男たちをみつけ出して買収するなんて不可能です。例えば携帯もない時代に、街を流しているタクシーの運転手をどうやって見つけたのか。しかも交通違反程度の罪ならともかく、殺人事件なのだから、素性も分からない相手から金を貰って口をつぐむなんてあり得るだろうか。逆に買収された男たちが警察側の証人になるリスクも考えられる。作者は「彼はなんとか手段を講じて、目を付けている人間の所在を突き止め、探し出したのだ」と言う1行でごまかしている。作者自身、プロットの杜撰さに気が付いていたはずだ。お読みになるのは勝手だが、褒めるとIQを疑われます。星を一つ、付けたのは、星を入れないと投稿できないからで、マイナスの星一つと思ってください。 | ||||
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古典なのでしょうが、大変面白く読みました。途中な、なぜだぁ????そして納得、いっきょに読んでも飽きません。やはり、まさかみたいな犯人も出てくるし。名作です。 | ||||
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1942年の長篇ミステリー小説で、物語の舞台も同時期のニューヨークとなっている。 不仲の妻を残して街へ繰り出したスコットが、名前も知らない行きずりの女性とデートした後に自宅に帰ってみると、妻はスコットのネクタイによって殺害されていた。先だって室内に到着していた警察官たちは夫を連行する。スコットのアリバイを証明するはずの無名の女性は見つからず、二人を目撃したはずのバーテンダー、タクシー運転手、レストランと劇場のスタッフたちは、一様に女の存在を否定する。身に覚えのない殺人の容疑で死刑判決を下されたスコットは絶望する。死刑執行が間近になり、改めて犯人とされているスコットの様子に疑問を抱いた刑事バージェスは、スコットの友人の協力を得て独自の捜査を開始する。 全23章の各タイトルは「死刑執行日の○日前」と銘打たれ、事件発生から死刑執行までの5カ月間をカウントダウンする形で進行する。事件の夜に現れた「幻の女」を見つけだし、刻々とタイムリミットが迫る死刑執行までにスコットの無実を証明できるかが焦点となっている。 結末部分については、書籍の紹介文通り「どんでん返し」ではあるものの、ミステリー小説としては常識的な範囲内と思える。残された時間が少なくなるなかで細い糸をたどるも、なかなかアリバイに届かないもどかしい展開を楽しませる。捜査において事件の真相と真犯人の追求が目的とはなっていない点も、一般的なミステリーとは一味違う特徴といえそうだ。事件の被害者であり、冒頭で殺害されてしまうスコットの妻の言動から伝わる彼女の人柄に現実味を感じた。 | ||||
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ヘンダースンは妻と喧嘩をし、誰でもいいからと知らない女(幻の女)と食事をし、観劇をして家に戻ったら、妻が死んでいた!!疑われるヘンダースン。アリバイを証明してくれるはずの幻の女は一向に見つからず、更に一緒にいた姿を見ているはずの人々は口を揃えて女を見ていないと証言… もう、どういうこと!?迫り来る死刑執行日にドキドキしながら、先が気になって気になって夢中で読みました。ラストもスッキリ、新訳も読みやすいし読んで良かった! お風呂で読みたかったのと、これ以上部屋が本で占領されるのを防ぐため、電子書籍で購入したが、ほんと便利。Kindle whitepaperバンザイ。 | ||||
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発送も早く美品でした! 読むのが楽しみです! | ||||
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すぐに届きました。また非常にキレイな商品で満足です | ||||
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