死者との結婚
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する
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アイリッシュ=ウールリッチお得意のサスペンス。1人の女性の運命が翻弄されるプロットが実に心憎い。やはりアイリッシュは、こうでなくてはならないという期待に必ず応えてくれる信頼できる作家だ。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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不安に苛まれる若妻の独白からはじまる今作。次の章で、貧しく不幸で身重のヘレンが列車内で裕福な若夫婦に出会う描写がはじまる。列車事故で夫婦は亡くなり、ヘレンが若妻パトリスと間違えられて、生れた赤ん坊と共にハザード家に迎え入れられる。幸せな日々のあと脅迫状が届くようになり…何度も本当のことを打ち明けて出ていこうとするヘレンだが、赤ん坊の将来や、心臓の弱い優しい義母が心配になったりで実行できない。サスペンスよりもヘレンと義弟ビルのメロドラマに重点がおかれていて、ビルの愛の告白シーンは全ての女性をロマンチックな気分にさせてくれる。 | ||||
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ラブコメディになった映画版のほうを先に見ていて、ミステリー小説が原作だと聞き興味を持って読みました。軽いミステリーは好きなんですが、この作品は文章が凝っていて…長さと相まって少し疲れました。面白いのは確かです。「あたくし」という元場末の女の主人公が時代を感じさせます。 | ||||
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若いうちに読んでおいた方が感激する、逆にいい歳こいて読むと良さがわからなくなってくる。そんなタイプの小説のひとつ。着想の妙と文体で読ませるので、雰囲気にドップリはまれる感受性があるうちに読んだほうが良い。何十年も前の訳文なので、小説を読みなれている人でないと読みづらいかもしれない。(この当時の訳としては非常に良いのだが) | ||||
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読む前はタイトルの『死者との結婚』というのは単なる比喩なのだろうと思っていました。ところが、読んでびっくり。この本の女主人公は本当に死亡した男性と結婚してしまうのです。よくもまあ、こんなアイディアを思いついたものです。その点以外には特に魅力はなかったりもするのですが、それだけで十分という気がします。 | ||||
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