晩餐後の物語: アイリッシュ短編集1
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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アイリッシュの経歴によれば、当初は普通小説の作家から短編作家へ転身しており、彼の本質は短編にあるとの見方もある。実際、諸々の長編の中には短編で扱った題材を焼き直ししたものも多くないという。そんな前知識を与えられていた上で臨んだ初の短編集は、とりあえず水準をクリアしているとの印象を得た。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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発行から20年以上たっているにもかかわらず、とても状態のよいきれいな本でした。 | ||||
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たまたま、アイリッシュの存在を知って、紹介が面白かったので買ってみたのですが・・・ 説明不足っていうか、状況の描写がされてないっていうか、 トリックだけでひっぱてて、話の内容が無いっていうか、 短編だから仕方ないのか? 特に「遺贈」、いやいや、その前段階の話の種明かしもしろよ、て感じで とても消化不足。 なかでまともだったのは「三文作家」だけど、 これはほかの作品とは逆に、必要も無いのに話を延ばしてる感があったけど これくらいの方が親切だと思う。 結構、作品数も多そうなのに、そこまで有名でないのはそれなりの理由があるんだなと思いました。 でも、とりあえず、次回は長編を読んでみようかな。 | ||||
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アイリッシュの小説は大きく分けて3タイプあり、そのどれが彼の真骨頂かということについては評者によって立場が異なっています。第1のタイプは『幻の女』や『暁の視線』のようなタイム・リミット物。第2のタイプは『黒衣の花嫁』や『喪服のランデブー』のようなブラック物。そして第3のタイプが短編です。どのタイプもそれぞれ魅力的なので、私にとってどのジャンルが一番か、それを考えるのは楽しくも悩ましい行為です。 この『晩餐後の物語』は創元推理文庫のアイリッシュ短編集の第1巻にあたります。各々の作品の発表年が書いていないのですが、概ね時代順に並べてられています。第3巻の『裏窓』に比べると哀愁味はやや弱いようですが、その分心理的なサスペンスはさすがといったところです。ところで、ここに収められている「ヨシワラ殺人事件」はタイトル通り日本を舞台にしたものなのですが、アイリッシュはどうして日本の事情にこんなに詳しいのでしょう。欧米人が小説の中に日本を登場させたものの中で、こんなに正確なものを読んだことがありません。 | ||||
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