(短編集)
砂糖とダイヤモンド
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35年から37年にかけての短編9編を収録。 数十年ぶりに読んだが、やはり面白いな。抒情的でセンチメンタルなところが心に響く。 最初の一行から引き込まれるし、最後まで緊張が途切れない。 『診察室の罠』貧し気な男が歯科医院の診察椅子で不審死を遂げた。 歯科医の親友は嫌疑を受けた友のために真相を追い求める。風変わりな題材が印象に残る。 『踊り続ける死』はマラソンダンス大会が、『高架鉄道の殺人』は電車の中が殺人現場となる。 謎解きが面白いだけでなく、往時のアメリカの世相が生き生きと描写されている。 『夜はあばく』優しい妻の習慣には、重要な意味があった。 些細な発端からジェットコースターのように奈落へ直行する。作者らしい都会派スリラーだ。 表題作は、ホームレスが盗品のダイヤモンドを入手する。幸運ではなく、命を狙われる恐怖の日々の始まりだった。 既読作が混じっているが、気にせず全部読んだ。若きころの興奮と陶酔は裏切られなかった。 やっぱりこの人、すごいわ。 | ||||
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レビューにはならないと思いますが、コーネル・ウールリッチには小学生の時にはまり図書館に行っては借りて家で読んでいました。コーネル・ウールリッチの作品は主人公がこう、なんていうか、追い詰められていくという感じで読んでるとハラハラしてきます。謎解きをするというよりかはなんて言えばいいかなあ?僕の場合だともう本当に主人公と一体になって訳の分からないものから逃げる?そんな感じですごいハラハラして好きになりました。レビューじゃないですね。 | ||||
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初期ロマンス作品とされる「深夜の約束」にいたるまで、ウールリッチのサスペンスの魅力を味わえる。そうそう奇想天外なオチなどがあるわけではないが、ウマイ!と思える、古きよきサスペンスミステリ短編集だ。 この時代の雰囲気がまた情緒溢れる感じで良い。時にユーモアミステリ、時にサイコもの…と、いろんな味が楽しめると思います。 | ||||
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アクション・サスペンス・ミステリーの傑作短編集。 ウールリッチの小説は映像化に最適な作品が多く、 事実、映画化テレビドラマ化されたものは数えきれないそうです。 歯医者である友人が殺人の容疑をかけられてしまって容疑をはらすため真犯人を追う、 死体を始末するために必死で努力する若者など、 巻き込まれ形で始まるストーリー展開が多く一気に読めます。 仕掛けが見え見えで分りやすい結末もありますが、風景の描写力や感情表現、構成の素晴らしさに感動する短編集でした。 | ||||
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