(短編集)
踊り子探偵
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8編収録。平均点は1のほうが高いが、強烈なお気に入りはこちらが多い。 『晩餐後の物語』エレベーター事故による閉鎖空間で、殺人が起こった。被害者の父は関係者を集めて晩餐会を開く。二種類のサスペンスが盛り込まれ、オチが秀逸である。 作者の代表作であるばかりか、このジャンルの最高傑作と言えるかもしれない。 表題作は、ダンスホールの踊り子が主人公だ。10セントで客と一曲踊り、そのうち2セントが取り分である。 いくら30年代でも、薄給もいいとこだ。なじみの客との交渉(売春)がないと、やっていけない。 アメリカにはこういう風俗があったんだな。ヒロインは底辺の女を狙う殺人鬼と対峙する。 貧しくても哀れではないところがいい。 『黒い旋律』バンドメンバーの中で連続殺人が起こる。動機が意外過ぎて唖然とする。 『妻がいなくなるとき』小さなケンカがもとで、妻が家出してしまった。 行方を捜す夫は、底知れぬ深い闇に遭遇する。違和感の伏線と解決が鮮やかだ。全編サスペンス満載の傑作である。 | ||||
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一巻目よりも、ウールリッチの魅力を味わえると思います。 謎解きの魅力ではなく、サスペンスの魅力というものが詰まってます。 よく考えるとベタなんだけど、そして出尽くしたサスペンスなのに、読んでいて鳥肌が立つときもあるんです。 クラシック・サスペンスには古典だけが持っている緊張感や怖さがあると思います。 特に、一番初めの「目覚める前に死なば」は子供が主人公で、とても生き生きとしていて好きです。一番怖かったのもこれでした。 | ||||
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