(短編集)
シンデレラとギャング
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ウールリッチ短編集の三冊目。この巻もハイクオリティだった。 39年から40年にかけての作品六編と20年代の「ロマンス短編」が一本収録されている。 『黒い爪痕』宣伝のために映画会社が連れてきた豹が脱走した。次々と爪痕も無残な犠牲者が出る。 刑事の一人は「野獣の本能に反している。犯人は人間だ」と主張するのだが。 プロットが粗雑で無理があるが、読んでいる間は目が離せないほど面白い。 『ガラスの目玉』父親の刑事に手柄を立てさせようと、少年が奮闘する。 微笑ましくて楽しい話だが、血なまぐさい事件が絡むところは作者らしい。 『アリスが消えた』新婚の妻がホテルの一室から消えた。誰に聞いても「そんな女は知らない」と答える。 人間消失の恐怖とサスペンスの盛り上がりは凄まじい。 『送っていくよ、キャスリーン』エスコートしていた女が消えてしまい、死体で発見された。 民衆は同伴した男を犯人と決めつけて、私刑しようとする。 都会から来た刑事は、今でいうプロファイリングを用いて真犯人を突き止める。 これも無茶な話だが、緊迫感とストーリーの牽引力が半端じゃないので、傑作と言っていいだろう。 表題作は、背伸びした少女が凶悪犯罪に巻き込まれる。むかし児童向けの本で読んだ。 数十年の時を経ても、やっぱりハラハラした。 今日の目で見ると、どの作品も単純でご都合主義かもしれない。 でも、凶悪犯やサイコ野郎の話は、このくらいがちょうどいい。 変態の心理分析に千ページも費やすような最近の小説は、読んでも疲れるばかりで楽しくない。 個人的見解ですが。 | ||||
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昔少年少女ミステリーで「消えた花嫁」や「シンデレラとギャング」を読みました。今までの推理小説になかった痛快さと 現代性にわくわくしていました。まさか読めるとは・・・と感動してます。 こういう本を、少年少女のためにどんどん作ってほしいと思います。 あまりにも懐かしく、でも小説としては本当に上手くできています | ||||
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古き良きサスペンス、ウールリッチの短編集第三弾。 似た趣向の作品がわざと収録されていたり、1、2巻と読んでいると似たシチュエイションだと思うけど、どれも面白いです。どれもセンチメンタルで、小説として面白いので展開の無理は気になりません。 | ||||
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