■スポンサードリンク


死者との結婚



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
死者との結婚 (ハヤカワ・ミステリ文庫 9-3)

死者との結婚の評価: 4.25/5点 レビュー 4件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.25pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(5pt)

サスペンスよりメロドラマに重点がおかれた作品

不安に苛まれる若妻の独白からはじまる今作。次の章で、貧しく不幸で身重のヘレンが列車内で裕福な若夫婦に出会う描写がはじまる。列車事故で夫婦は亡くなり、ヘレンが若妻パトリスと間違えられて、生れた赤ん坊と共にハザード家に迎え入れられる。幸せな日々のあと脅迫状が届くようになり…何度も本当のことを打ち明けて出ていこうとするヘレンだが、赤ん坊の将来や、心臓の弱い優しい義母が心配になったりで実行できない。サスペンスよりもヘレンと義弟ビルのメロドラマに重点がおかれていて、ビルの愛の告白シーンは全ての女性をロマンチックな気分にさせてくれる。
死者との結婚 (ハヤカワ・ミステリ文庫 9-3)Amazon書評・レビュー:死者との結婚 (ハヤカワ・ミステリ文庫 9-3)より
4150705534
No.3:
(4pt)

繰り返しの多い文

ラブコメディになった映画版のほうを先に見ていて、ミステリー小説が原作だと聞き興味を持って読みました。軽いミステリーは好きなんですが、この作品は文章が凝っていて…長さと相まって少し疲れました。面白いのは確かです。「あたくし」という元場末の女の主人公が時代を感じさせます。
死者との結婚 (ハヤカワ・ミステリ文庫 9-3)Amazon書評・レビュー:死者との結婚 (ハヤカワ・ミステリ文庫 9-3)より
4150705534
No.2:
(4pt)

若い方におすすめしたい

若いうちに読んでおいた方が感激する、逆にいい歳こいて読むと良さがわからなくなってくる。そんなタイプの小説のひとつ。着想の妙と文体で読ませるので、雰囲気にドップリはまれる感受性があるうちに読んだほうが良い。何十年も前の訳文なので、小説を読みなれている人でないと読みづらいかもしれない。(この当時の訳としては非常に良いのだが)
死者との結婚 (ハヤカワ・ミステリ文庫 9-3)Amazon書評・レビュー:死者との結婚 (ハヤカワ・ミステリ文庫 9-3)より
4150705534
No.1:
(4pt)

死者と結婚するってどういうこと?

読む前はタイトルの『死者との結婚』というのは単なる比喩なのだろうと思っていました。ところが、読んでびっくり。この本の女主人公は本当に死亡した男性と結婚してしまうのです。よくもまあ、こんなアイディアを思いついたものです。その点以外には特に魅力はなかったりもするのですが、それだけで十分という気がします。
死者との結婚 (ハヤカワ・ミステリ文庫 9-3)Amazon書評・レビュー:死者との結婚 (ハヤカワ・ミステリ文庫 9-3)より
4150705534

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!