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死者はよみがえる
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死者はよみがえるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.91pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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何十年ぶりかの再読を、初読の創元推理文庫版ではなく、早川のポケミス版でした。 そのせいかどうか、読了に一週間以上もかかってしまった。 そして、このなんともいえないアンフェアっぽいところに、かつては感じなかった残念感を持ってしまった。 これは、当方が本作の初読時よりもミステリに擦れてしまったせいかもしれない。 確かに真犯人には意外性があるが、犯行の不可能興味の解決がこれでいいのか? カーだから・・・ということはないはずだ。 もちろん、カーの傑作といわれる作品でも、その仕掛けはアンフェアくさかったり、チープだったり、というものもある。 しかし、その使い方に、もう少し工夫があったと思う。 本作の不可能興味の仕掛けとその使い方は、今の私にはまったくジョークかファースのように思えてしまう。 横溝正史が本作を絶賛した、という逸話がある。 確かに、横溝の某作品のアレが本作をモチーフにしたものだということが良く分かる。 そういう意味では、カーファンや横溝ファンなら読んでも良い作品かもしれない。 | ||||
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