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満潮に乗って
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【この小説が収録されている参考書籍】
満潮に乗っての評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 21~27 2/2ページ
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トリックに感嘆するか、小説の味わいに浸るか、といったら後者。 この作品の妙味は、「うたがわしき人々」の設定、つまり「動機」にある。 いくら推理小説と言っても、動機に納得いかなければ認めたくない。 悪者でもなく、普通の仕事も持ち、善良といっていい市民たちに突然、殺意が めばえても不思議でない状況が生まれる、その設定のうまさに感心。 エンディングは、私はかなり皮肉と感じた。 | ||||
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この物語の主役は、ゴードンの未亡人ではない。 主人公は、ゴードンの遺産をあてにしていた、親戚の一人である。 未亡人と同じように若く美しい彼女の眼で、わたしたちは、事件を見つめる。 金と、欲と、プライドと。 三角、いや、四角関係。 だれを信じていいのか、だれを愛していいのか、わからなくなりながら。 一気に結末まで、押し流されていく。 そして、その、結末は。 かなしくて、せつなくて、あまいだけではないけれど。 それでもやはり、こうなるしかなかったのでしょう。 | ||||
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この物語の主役は、ゴードンの未亡人ではない。 主人公は、ゴードンの遺産をあてにしていた、親戚の一人である。 未亡人と同じように若く美しい彼女の眼で、わたしたちは、事件を見つめる。 金と、欲と、プライドと。 三角、いや、四角関係。 だれを信じていいのか、だれを愛していいのか、わからなくなりながら。 一気に結末まで、押し流されていく。 そして、その、結末は。 かなしくて、せつなくて、あまいだけではないけれど。 それでもやはり、こうなるしかなかったのでしょう。 | ||||
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本に書いてある概要からでは、もしかすると、昼メロの様に、すっっごぉくドロドロとした話かと思うかもしれませんが、そうではありません!! 登場人物それぞれが、なかなか詳しく描写されていますし、それなりの秘密もみんな持っています。 もちろん、ある人は殺人の秘密も。 しかしそれが誰なのか?どうしてそうなったのか? この2点が完璧にわかる人は、相当にミステリを読んでいますね~。 人物関係が面白く、憎しみ、妬み、羨み、そして、禁断の愛☆と盛り沢山です!! 個人的には、未亡人にも悪印象は持ちませんでしたし、終わりかたも、ミステリーには珍しく、♪☆ハッピーエンド★♪でございます。 中身は濃く、読後感は格別です。 | ||||
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本に書いてある概要からでは、もしかすると、 昼メロの様に、すっっごぉくドロドロとした話かと思うかもしれませんが、 そうではありません!! 登場人物それぞれが、なかなか詳しく描写されていますし、 それなりの秘密もみんな持っています。 もちろん、ある人は殺人の秘密も。 しかしそれが誰なのか?どうしてそうなったのか? この2点が完璧にわかる人は、相当にミステリを読んでいますね~。 人物関係が面白く、憎しみ、妬み、羨み、そして、禁断の愛☆と盛り沢山です!! 個人的には、未亡人にも悪印象は持ちませんでしたし、終わりかたも、ミステリーには珍しく、 ♪☆ハッピーエンド★♪でございます。 中身は濃く、読後感は格別です。 | ||||
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複雑な人間関係に最初は戸惑わされますが、読み進んでいくうちに一癖もふた癖もある登場人物に目が離せなくなります。戦争から帰ってきた女性、リン・マーチモントの心理にはこの本がただの謎解きではなく、アガサ・クリスティーの独特の人生哲学を盛り込んだ奥の深い物語である事が分かります。ポアロ独特の一見意味をなさないように見える推理も冴え、二転三転する結末にはっと息を呑みます。途中でポアロのゆったりとした行動に本を放り出してしまいたくなる事もありますが、最後まで読み終わった暁にはきっと、読んで良かったと思えることと思います。 | ||||
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複雑な人間関係に最初は戸惑わされますが、読み進んでいくうちに一癖もふた癖もある登場人物に目が離せなくなります。戦争から帰ってきた女性、リン・マーチモントの心理にはこの本がただの謎解きではなく、アガサ・クリスティーの独特の人生哲学を盛り込んだ奥の深い物語である事が分かります。 ポアロ独特の一見意味をなさないように見える推理も冴え、二転三転する結末 にはっと息を呑みます。途中でポアロのゆったりとした行動に本を放り出してしまいたくなる事もありますが、最後まで読み終わった暁にはきっと、読んで良かったと思えることと思います。 | ||||
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