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(短編集)
まほろ駅前多田便利軒
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まほろ駅前多田便利軒の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全229件 101~120 6/12ページ
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便利屋を営む主人公の「多田」が新年明けてそうそうに高校時代の同級生もう一人の主人公「行天」に出会う そこからはじまる二人の一年間のドタバタ物語・・・・ 笑いありお涙ありで話はあっという間に読み手の心をつかんで最後まで・・・・ あっという間に読めてしまう本でした・・・ 設定は四十代の二人だが・・・ 著者も若いのでしょうか・・・二十代から三十代前半のやりとりに読めます そういった意味でこの二人には爽快さと懐かしさを感じだ面白い物語でした | ||||
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人間に闇があり、それと向き合いながら生きていくことが必要であるということを感じました☆ | ||||
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格闘するもの、ロマンス小説、の二冊の後に読みました。 2000年デビュー、2006年の直木賞受賞作。 期待に胸して読みました。 「幸福は再生する」という言葉。 大人になった感のある舞台設定と、人物設定。 過去に傷ある多田さんと、行天さんの織り成す物語。 個人的な意見を言えば、基本的には「幸福は再生しない」 泣いても笑っても、謝っても、叫んでも幸福は再生しないので。 だから大切にするんです。いえ、大切にしなければいけないのです。 甘く採点して70点。 人物設定、舞台設定、キャラクターの濃さ、バックグラウンドの 濃淡、話の継ぎ方、いずれも60点。 行天さんと最後に会えた多田さんに、唯一救われた感じです。 | ||||
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大変楽しい小説だった。 簡単に読み進めることが出来るし、主人公も脇役も面白いやつらで飽きない。 ただし主人公2名の友情?にリアルさが少し足りず、物語に完全にひたることが難しい。 作者の他の小説に比べ、つくりが少々浅い気がしてしまう。 新幹線や飛行機の中などちょっとした移動中に読むのに良いなと感じた。 読んだことを後悔するほどではないが、一読で古本屋に持っていく程度だった。 作者は他に良著がいくつもあるので・・・。 | ||||
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ごたごたといろんな出来事が起こり解決していくのだが、その過程に人間の情を感じ、共感を覚えた。 男2人の関係はよくわかる。読みやすい。しかしその読みやすさが、物足りなさにつながるような気がした。 もう少し突き詰めたものがほしかった。人間の心の奥底とか、どろどろしたものとか。 進行が速く、劇画を見ているようであまり私の好みではなかった。 | ||||
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読む前にイメージしていたのとはちょっと違うテイストの話でした。 もうちょっとのほほんとした話と勝手に想像してました。 でも面白く読みました。 続編もおもしろかった。 映画も見ちゃいました。 | ||||
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二年前?の直木賞。 これが発売された頃サンディエゴにいて、魅力的な表紙だなぁ、と思いつつ買いそびれていた本です。 面白いんですが、如何にも 「今風」 な小説です。 伊坂孝太郎とか奥田英明とかあの辺ともろかぶりです。 挿絵の漫画もいよいよ如何にも今風だなぁ、と言う気がします。 いや、面白いんですけど。 他の小説家との差別化が出来ていない気が・・・・ うーむ、星3.5としたいところですが、表紙が魅力的なので星4つとします。 | ||||
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節目ごとにドラマがあり、通して最後に優しいオチでよかったです。 二人の過去と現在の価値観の移り変わりから友情のようなものを感じました | ||||
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初めての、電子書籍を購入でした。意外性や登場人物のキャラクタなどなかなか良いと思います。 | ||||
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「舟を編む」を読んで感動し、三浦さんに興味を持ち、直木賞受賞作という事で手に取りました。 三浦作品二冊目です。 感想としては、面白いことは面白かったけど、特に響くものもなく淡々と話が続いて終わった。という感じです。 期待が大きかっただけにちょっと残念です。 ただ、この方は色々なジャンルの作品を書く方らしいので、引き続き他のを読んでみようと思います。 | ||||
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私は映画・ドラマから入ってその後原作を読むということをよくやり それで映画ドラマの方が好き、原作の方が好きとか言ったりしますが この本は初めてかな、映画・ドラマから入って小説を読んでみたが 途中で嫌になって最後まで読み切れなかったのは。 小説を読んでいる間は終始、瑛太と松田龍平を頭に浮かべつつ 映画・ドラマのイメージ・テンポを浮かべつつ読み、 つまり自分なりに相当バイアスを掛けて読んだつもりだったが それでも及ばず。「なんで俺はこの本を読んでいるんだっけ?」 と我に返ってしまくくらい"ノれない"、小説に入り込めない。 おこがましいが、決して文が下手なわけではない。でも面白く無い。 まるで、歌のそこそこ上手い素人がステージ上で まったく無名の曲を歌ったような感じ。 よって映画・ドラマから入った人にはお勧めできない。 いきなり小説から入った人は…ホントに楽しめているのだろうか? | ||||
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便利屋を営む多田のもとに、ひょんなことからかつての同級生、行天が着のみ着のままで転がりこんできた。風変わりで何を考えているかわからない、行天の出現により、便利屋の仕事も妙な方向に転んでゆく。親に愛されない少年、日々を明るく生きる自称コロンビア人娼婦、ヤクザ、赤ん坊の時に取り違えられたかもしれない男。親に愛されずに育った行天、過去の傷から立ち直れずにいる多田は依頼を通し、多くのユニークな人間と出会う。それぞれに悩みを抱え、、それぞれの幸福を求める人々だ。しかし登場人物のキャラクターやストーリー展開が漫画っぽいと思ったが、やはり漫画化されてましたね。 この本の中では、いくつかの依頼が独立した短編のようになっている。そのストーリーだけを追っているだけでも楽しめるが、作品のテーマは、最後の文章に凝縮されている気がする。「今度こそ多田ははっきり言うことができる。幸福は再生する、と。形を変え、さまざまな姿で、それを求めるひとたちのところへ何度でも、そっと訪れてくるのだ。」と。 失った過去の幸福に苦しみ、「知ろうとせず、求めようとせず、だれとも交わらぬことを安寧と見間違えたまま、臆病に息をするだけの日々」を送っていたはずの多田。過去の幸福は取り戻せずとも、この最後の文章が示すように、別の形の幸せを求め、歩き出すのだろう。希望のもてるラストがやさしい余韻を残す。 | ||||
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2012年末に映画がテレビ放送されました。娘が録画していたので何となく見ました。 多田(瑛太)「なんじゃぁ、こりゃぁ!」 行天(松田龍平)「誰の真似?ちっとも似てないよ」 20歳の娘には何のことか通じていませんが、48歳の私には「えっっ、今何て言った!!」と 思わずビデオを戻して見直しました。 すごいなぁ、亡くなったお父さんの名セリフの物まねに、息子がツッコミ入れているよ・・・ 明けて2013年1月から続編ドラマが始まり、行天がチャーミングすぎるので原作も購入。 「なんじゃぁ、こりゃぁ!映画と一緒過ぎる!」 物まねのくだりも、原作にその通りありました。 初めから行天は龍平君にキャスティングしていたのね、しをんさん・・・ ちなみに連続ドラマのエンディングで、多田と行天がサントラの宣伝や、原作本のプレゼントなどの告知を(声だけ)しています。 これも結構おもしろい。 | ||||
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一言パンチがないというかんじです。最後にアッと驚くところもないし、中途半端な感じがしました。便利屋の面白い仕事内容と友情(?)の話です。 | ||||
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評判作ですが、ところどころ内容把握がしにくいところがあります。全体としてもちょっと尻切れトンボの消化不良を感じるのはなぜでしょう。 | ||||
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読んでいて普通に景色や情景が浮かんできた。 展開も早いが人と人の感情のやり取りが面白い。 二度読みできる本だ。 | ||||
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行天(登場人物の名前) このキャラクターが面白かった 変人タイプとしてはあきりたりにタイプなのかもしれないけれど、どこか愛らしいキャラクターだった ストーリーも色々な事が起こりながらもサクサクと読めた 読んで損はないね〜 | ||||
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はじめて、三浦しをんさんの小説を読みました。多田、行天という二人の主人公の奇妙な共同生活。行天の、親の暴力に日常的に晒されることを通して成長した優しさと、暴力を優しさ故に躊躇しない姿。多田が、妻が不倫の果てに生んだ子を懲罰的にDNA鑑定せず、まったくの不慮の事故で子供と妻を失った後悔。それらが非常に巧みに物語に織り込まれており、読み応えがある。世の中の家族へのまなざしの変化を、どんなふうに本作が掴まえたか、誰か解説してくだされ。 | ||||
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三浦しをんの小説。 第135回直木賞受賞作。 まほろ市の便利屋のお話。主人公は多田啓介。 そこに転がり込んだ元同級生の行天。 そして、いろいろな依頼が舞い込む。 「きみはポラリス」のユニークな発想と柔軟な展開力がとても良かったのと、直木賞受賞作で、しかも映画化までされたということで、大変期待して読んだ。 悪くはないし、そつなく手際よくまとめている。 特に、五と六はそれなりに面白く読めた。 しかし、肝心の男2人が、もうひとつ男っぽく描き切れておらず、ストーリもどこか出来過ぎのように思われた。また、これは個人差がかなりあるのかもしれないが、夢中になって読めたというほど面白いかというと、自分にとってはそこまでのことは無かった。特に何か残るものがあったということもない。 単に好みとか相性の問題だけなのかもしれない。 ただ、ちょっと期待しすぎだったのかな、と思いながら本を閉じた。 | ||||
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私は「舟を編む」で初めて筆者の本を読んだのだが、その作品は、本屋大賞受賞作としては今一つパッとしなかった。とはいえ、その一冊だけで筆者から離れるには勿体ないと思わせるレベルの作品ではあったため、それなら直木賞受賞作ならどうかと思い、本書を読んでみることにしたのである。しかし、率直にいって、本書は、「舟を編む」以上にパッとしない作品だった。一言でいって、前半と後半の出来に落差があり過ぎるのだ。 本書は、便利屋を営む多田と、ひょんなことから彼の家に転がり込んできた高校時代の同級生である行天の物語といっていいと思うのだが、前半の第三話までは、専ら、いい年をしたむさ苦しい男二人の日常や、いかにも街の便利屋らしい他愛もない依頼事と、それに絡んだ他愛もない事件や出来事が描かれているだけであり、第三話を読み終わった時点では、これのどこが直木賞なのだろうかと、拍子抜けしてしまったのだ。 しかし、「あの日、行天はひとを殺すつもりだったのだという」という衝撃的な書き出しから始まる後半の第四話以降は、各話の事件が、俄然、シリアスなものになってくる。また、そうした事件にリンクする形で、多田と行天の秘められた暗い過去と心の傷をあぶり出して描いており、各話の物語自体も、「あの前半の軽さは、一体、何だったのだろうか?」と思わせるくらいシリアスで、読み応えのあるものになっている。 この後半を読む限り、本書は単なる軽い作品ではなく、直木賞の片鱗もそれなりに窺えるとは思うのだが、いかんせん、前半が軽く、凡庸過ぎて(読み返してみると、ちらちらと、後半の伏線らしきものが垣間見えるのは認めるが)、一冊の本として全体を総合的に見た場合には、とても高評価を与える気にはなれなかった。 | ||||
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