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カラマ-ゾフの兄弟
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【この小説が収録されている参考書籍】
カラマ-ゾフの兄弟の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.26pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全686件 261~280 14/35ページ
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| 上巻・中巻を読み終えた段階での印象は<ロシア人の因縁的狂気>という感じでした。 女性がヒステリックになる、カラマーゾフだけではないその他の百姓・貴族連中にも同様の異常さ・狂気が存在する、脱俗に対する世間の羨望と蔑み。 かねてからロシア人とはどういった民族・思想を持つ人々なのか興味があり本作を手にとったが、現在のウクライナ危機などを理解するに十分な資料と判断。 日本人から見て、これは普通に考えてこうでしょ?という所をなぜか予想を超えた行動を取ることをしばしばニュースを見ていて不思議に思っていましたが、 ロシア人には<狂気>が備わっているのだと改めて実感しました。 ミーチャはフョードルを軽蔑し、フョードルもミーチャを軽蔑する。イワンも同じであるが、二人を客観視することでなんとか自己に内在する血としてのカラマーゾフ的狂気を抑制しようとしている。彼らと同化しないように哲学・理論を磨き上げ、徹底対抗する姿勢。 しかし部屋に現れた幻覚の悪魔(自分の中の抑制された意識が別人格として独立しようとしている)を自分の外に見ることによって、改めて自分がカラマーゾフであると認識し、絶対に認めたくないがために、徐々に精神崩壊していく。 こうした純粋な<カラマーゾフ的血統>を一切憎むこと無くアリョーシャは、こころの弱い・寂しい人はその反動から道化に走るものだと、深く理解している。 しかし自身も全くもってカラマーゾフであることも理解している。欲に翻弄された父・兄達はそれぞれうまく行かない結果に走っていったが、アリョーシャはそうはならかなった。単純に精神力の強さやゾシマ長老と過ごしたことだけが彼を救ったわけではなく、最大の恩恵は、アリョーシャ自身が<末っ子>だったことにあるように思える。(スメルジャコフは除く。なぜなら同じ血があるかどうかというよりも、彼は屋敷での単なる貧しい召使であり兄弟として生活していたわけではなかった為) アリョーシャは自己に狂気を感じることがあっても、一切その狂気・欲にブレーキをかけることが出来ない父・ミーチャを見て、またはその狂気を克服するために哲学・理論で武装したイワンを見ることによって、それらが一切無意味と感じることが出来た。戦うことよりも愛を持ってそれらを抱擁することのみが唯一の手段だと理解することが出来たのである。無くそう、無くそうと戦うことよりも逃げずに狂気そのものを真正面から見て、受け入れたことが彼を堕落させなかったことが救いだったのだと思う。そう、彼には生まれながらにして優秀な反面教師がいたのである。 しかし、フョードル・ミーチャ・イワン、彼らはただ苦しみ無意味な存在だったわけではない。あとに生まれてくる人間に、つまりアリョーシャに、<人間がもとある純粋さ故に、そのままで欲に従順になるとどうなるか>を体を張って証明した勇気ある殉教者と言える。 当時のロシア人の全てが酒、名誉欲、肉欲に溺れていたわけではなく、やはりそれぞれが自分の人生を崩壊させないようにほどほどのブレーキをかけて生活していたわけで、そういう人々から見てカラマーゾフの系譜・一連の事件というのは、自分たちが出来なかった、欲に純粋なロシア人の一生というものを自己犠牲を持って体現してくれた、<聖者>のような存在であったのである。それがなければ当時度々あったありふれた殺人事件としてではなく、<欲の体現者>としてロシア人全体に認識されたからこそ、全国規模で新聞や噂で<有名>になったのである。その証拠が、裁判に押しかけたペテルブルグやその他遠方からの貴族連中の熱狂さである。 下巻の最後辺りまで終始頭のなかにあるイメージとして、フョードル・ミーチャなどは雑な、汚らしい俗物でその対比として長老・アリョーシャがあると感じていた為、アリョーシャが登場するととても嬉しくなったのを覚えている。しかしエピローグを読み終えて、それらの認識は間違いで、汚らしい俗物も聖者も全て元は同じ人間で、<いい人>に出会ったかそうでなかったかの、それだけの差で歩く道が違ったということであった。 個として人間が自分自身の窮極の目標、<欲>を達成するためには必ず他人の犠牲が必要であり、全体として人間全体が目標を目指すなら、パンの為に生きる必要もなく、石をパンに変える奇跡も必要なく、死者を生き返らせる奇跡の聖者も必要ないのである。 なかなかボリュームのある内容で時折周りくどい言い回しが疲れましたが、その疲れすらも全て伏線として存在していたことがあっぱれでありました。 読んでいて、なんとなく、(ロシア人の無神論と日本人の無神論って違うようで似てるなぁ)と思ってしまいました。もちろん性質は全く異なりますが、神を、偶像崇拝を排除し、現実に人間の幸せを願うその気持が、深い部分でつながっているように思えました。 ロシア人が好きになりそうな作品でした。とても良い作品です。 | ||||
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| 普通の読解力をお持ちの方なら、読んでいて何か違和感のようなものを覚えるだろう。なぜなら、亀山氏は作品を訳すことを目的にしたのではなく、訳すことで得られる様々なステータスを目的に置いたからだ。表面的なストーリーのみを辿りたいのなら映像作品があるのでそちらをオススメする。 | ||||
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| 人間の時間は「有限」です。特に年を重ねるごとに その思いは強まっていきます。 言い換えると、どんなに読書好き、あるいは音楽好き な人でも「この世のすべての作品を読みつくし、聴きつくす」 のは不可能です。 であるならば、何を読み、何を聴くか、その取捨選択は 非常に重要となります。我々には「ガラクタ」に関わっている 時間などありません。できる限り上質の作品に触れて 死んでいきたい、自分はそう思うのです。 この「カラマーゾフの兄弟」は、まさに読まずに死んだら死にきれないと 言える、おそらく小説というジャンルにおける世界最高峰の作品だ、 と自分は断言できます。 ちなみに自分はもう4、5回は読んでいますが、読めばよむほど 新しい発見があり、また考えさせられてしまいます。 あらすじやその思想的な側面は多くの方がレビューに 書いていらっしゃるので自分は敢えて差し控えますが、 とにかく時間がかかってもいいので一度読んでいただきたい のです。 だって、人生はあっという間に「黄昏ていく」のですから。 | ||||
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| 人間の時間は「有限」です。特に年を重ねるごとに その思いは強まっていきます。 言い換えると、どんなに読書好き、あるいは音楽好き な人でも「この世のすべての作品を読みつくし、聴きつくす」 のは不可能です。 であるならば、何を読み、何を聴くか、その取捨選択は 非常に重要となります。我々には「ガラクタ」に関わっている 時間などありません。できる限り上質の作品に触れて 死んでいきたい、自分はそう思うのです。 この「カラマーゾフの兄弟」は、まさに読まずに死んだら死にきれないと 言える、おそらく小説というジャンルにおける世界最高峰の作品だ、 と自分は断言できます。 ちなみに自分はもう4、5回は読んでいますが、読めばよむほど 新しい発見があり、また考えさせられてしまいます。 あらすじやその思想的な側面は多くの方がレビューに 書いていらっしゃるので自分は敢えて差し控えますが、 とにかく時間がかかってもいいので一度読んでいただきたい のです。 だって、人生はあっという間に「黄昏ていく」のですから。 | ||||
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| 人間の時間は「有限」です。特に年を重ねるごとに その思いは強まっていきます。 言い換えると、どんなに読書好き、あるいは音楽好き な人でも「この世のすべての作品を読みつくし、聴きつくす」 のは不可能です。 であるならば、何を読み、何を聴くか、その取捨選択は 非常に重要となります。我々には「ガラクタ」に関わっている 時間などありません。できる限り上質の作品に触れて 死んでいきたい、自分はそう思うのです。 この「カラマーゾフの兄弟」は、まさに読まずに死んだら死にきれないと 言える、おそらく小説というジャンルにおける世界最高峰の作品だ、 と自分は断言できます。 ちなみに自分はもう4、5回は読んでいますが、読めばよむほど 新しい発見があり、また考えさせられてしまいます。 あらすじやその思想的な側面は多くの方がレビューに 書いていらっしゃるので自分は敢えて差し控えますが、 とにかく時間がかかってもいいので一度読んでいただきたい のです。 だって、人生はあっという間に「黄昏ていく」のですから。 | ||||
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| 二巻で挫折しかけたけど、読み終えてある種の不思議な満足感でした。 フルマラソン完走した如く | ||||
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| こう繋がるのか、と感心しました。 2巻頑張る価値ありありです。 | ||||
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| 先の話が読めないのが切ないです。 惜しまれるドストエフスキーです。 | ||||
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| 知人に勧められ、世上の評判も良いので亀山訳を予め3巻購入し読書を開始。まずは句読点の振り位置に一貫性がなく読みずらさに閉口。我慢しながら読書を継続。しかしながら修道院での神学論争箇所で何度読み返しても理解できず(誤訳?)、読書中止。本屋に行き他の訳本(新潮文庫・原卓也訳)の同一箇所を立読み再読したところ、すんなりと理解。その後は原訳で全巻読了。亀山訳は前記箇所以降放棄未読。当然のことだが翻訳本は訳が命。自身での確認が何よりも大切と思い知らされた。 ついでに述べたいが、亀山氏はショスターコーヴィッチの5番、ビゼーのカルメンに影響されていると発言している。個人で何をを思っても勝手だが、公には言わないほうが賢明である。 | ||||
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| そのほかの部分はすっかり忘れてしまっている。 でも 純粋にこの大審問官だけでも読む価値がある。 個人的には、 これを読んで打ちのめされたので。 | ||||
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| 好きな作家である、太宰治さんや池澤夏樹さん、村上春樹さんなどが、エッセイや小説の中で絶賛しているので手にとって見ました。読んでみた感想としては、夏目漱石など日本の近代文学の作品は、あまり金の話が出てこない高等遊牧民のように感じてしまう部分があるのですが、この本はこれでもかというくらい人間の暗部と金が描かれているように思います。 ミステリーの要素や、物語としても面白さ、哲学や宗教、死生観などあらゆる要素を含んだ総合小説だとおもいます。すごい小説だとは思いますが、先人たちのようにそのすごさを充分に理解できていないことがわかります。五年十年たって改めて再読して、少しで理解できるようになっていたいと思います。読みにくい部分もありましたが読んでよかった一冊です。 | ||||
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| 外出に持ち歩くには本は重すぎますので、これはホントに便利です。何回か読み返したい本なので、助かります。 | ||||
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| この本は一度だけでなく、時々読みたくなる本です。本は持ち運びに不便だけど、kindleはコンパクトで助かりますよ。老眼でもいちいちメガネをかけなくても、画面が明るくてハッキリ読めます。 | ||||
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| 最初の章を3回読み、登場人物の本名と、あだな、生い立ち、経歴を頭に入れて読むと複雑な内容が理解できる。 人間の心の闇がどのようにして生じ、どのように増幅し、どのように発現するかを教えてくれる。 日本の現在と体制が全く異なる、19世紀の中後期のロシアの政治、身分制、宗教に関する体制の解説があればより理解できると考える。100ルーブル紙幣の価値が分からない。100ルーブル=1万円?、10万円?、100万円?。「紙の本は眼光紙背に達する」事ができるが、「眼光は液晶の裏面に達する事ができない」事を教えてくれる本である。残念なのは天才ドストエフスキーでもキリスト教の洗礼と洗脳教育を受けると、キリスト教に大きな疑問を感じながらも呪縛から逃れることができず、神から受ける罰が怖くてキリスト教を客観的に冷静に批判することができず、イワンの口を借りてIIに「大審問官」を記載しているが歯切れが悪い。 | ||||
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| 4としてわざわざ独立させることが必要ですか。素人には、背景がよくわかりましたが・・・・・ | ||||
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| 「カラマーゾフの兄弟」は最初、岩波文庫で読み始めた。米川さんの仰々しく、もったいぶった日本語訳は、複雑に人間関係が絡み合うこの小説を理解するには、混乱をもたらすだけで、私は途中で投げ出した。小説の面白さもあまり伝わらなかったかと思う。それに比べて、新潮文庫の本書の日本語訳は非常によい。この凄まじいまでの人間ドラマを十二分に堪能できた。神の存在を問う、凄まじい内容。今でも腰を抜かす人がいるだろうが、発表当時はどれだけかとも思う。 | ||||
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| 「カラマーゾフの兄弟」は最初、岩波文庫で読み始めた。米川さんの仰々しく、もったいぶった日本語訳は、複雑に人間関係が絡み合うこの小説を理解するには、混乱をもたらすだけで、私は途中で投げ出した。小説の面白さもあまり伝わらなかったかと思う。それに比べて、新潮文庫の本書の日本語訳は非常によい。この凄まじいまでの人間ドラマを十二分に堪能できた。この文豪の大傑作について、とやかくコメントできる力はないが、この下巻の「誤審」のやり取りの緊張感は小説の楽しさを存分に堪能できる。死ぬまでに読んでおきたい一冊です。 | ||||
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| 「カラマーゾフの兄弟」は最初、岩波文庫で読み始めた。米川さんの仰々しく、もったいぶった日本語訳は、複雑に人間関係が絡み合うこの小説を理解するには、混乱をもたらすだけで、私は途中で投げ出した。小説の面白さもあまり伝わらなかったかと思う。それに比べて、新潮文庫の本書の日本語訳は非常によい。この凄まじいまでの人間ドラマを十二分に堪能できた。 | ||||
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| ここにあるレビューを読んで驚いたことは、こんなにも原著が読める人がいると言うことだ。 その人たちにとって悪いのなら、悪いのかもしれない。原著が読めない私には残念ながら確かめようがない。 しかし、異なる言語でぴったりと同じことを述べるというのは不可能ではないだろうか。 翻訳された作品は、翻訳者の作品にもなっていると考えれば、原著と一致しなくてもよく、そのつもりで読めばよい。 これを許さないならば、映画化もドラマ化も漫画化もすべて否定しなくてはならなくなる。 この訳本は舞台を現代に移したというアレンジだと思って読めばいいと思う。 文に勢いがあってすらすら読める。 私のように今まで頓挫してきた人間が容易に読破できるようにし、 ドストエフスキーの偉大さの片鱗に触れさせたたという点だけも この訳本の価値は十分に評価できると思う。 興味がわいたら、他の訳本にも挑戦してみればよい。 受験用英単語本にはきちんと訳が網羅されていない、という批判は正しいが、 受験用英単語本は英語学習の第一歩として高い価値があることは誰もが認めるのではないだろうか? | ||||
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| 同じ外国の本でも訳する人にとってこれだけ違うとは・・・? かなり読みやすいですし、ニュアンスまでかわってとらえられます。 良書です。 | ||||
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