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ジェノサイド
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ジェノサイドの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.77pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全597件 141~160 8/30ページ
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ストーリーは他の方のレビューにもある通り、大変面白いです。 そして何よりテーマと、そのテーマを伝える手法が凄いです。 他のレビューで、日本のジェノサイドばかり挙げて、韓国人は優等生で、公正じゃないとか、日本に対する嫌悪がひどい、このストーリーに必要ない描写だ、とかいう批判を書いている方が多くいますが、そのような批判をしているのはこのストーリーのテーマを読み取れていない証拠です。 このストーリーでは人類の他人種に対するジェノサイド、残虐性を表現し 人類とは異なる視点を作り出すことで、 同じ人間で殺しあう醜さを伝えているのです。 他人種だろうと同じ人間。日本人がどうだ、韓国人がどうだ、という話は止めよう、同じ人類じゃないか、というストーリーなのです。 このテーマに気付いた時、そして人類と異なる視点を作りそれを伝えるという上手い方法を用いていると気付いた時に私は感動しました。 是非みなさんもこのメッセージを感じ取っていただきたいです。 | ||||
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結論から言うと面白いです。読みごたえはあります。 が、この設定さえなければ・・・・というのが以下のもの。(ネタバレ注意) ①韓国人留学(かなりの人格者)の登場 ②著者の自虐史観の挿入 ③日本人の傭兵が明らかに酷く書かれていて、周りと協調が取れないような人物設定 ④必死に戦っている日本人の傭兵を何故か射殺するアメリカ人 特に②は物語には全く関係のない話であり、著者の歴史観をただぶっこんでるだけという有様。この設定さえなければ恐らく映画化もありえただろうし、読者の評価も違っていただろう。 著者は評価なんかどうでもよく、日本人を下げたいがためにこの本を書いたのだろうか。 | ||||
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他の方も書かれているように、この作者さんは片寄った政治的価値観をお持ちのようです。ですがそれを差し引いても面白い!物語の内容も緻密でとっても濃く、それでいてスケールが壮大で読んでいて先が気になってワクワクしちゃいました。僕はお薦めです。 | ||||
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読者の感情を強くゆさぶる点で★5です。 以下ネタバレ注意! 家事放棄でした。やっとジャングルから帰ってきました。まだ胃が縮んでいます。 日本を卑下している描写は気になりますが、作者に試されてるのか誘導されてるのか、ニアの戦術を作られたのですから、そんなこと織り込み済みのはずですので違和感をストレートに受け取っていいのかわかりません。 私の疑問はふたつ ひとつ目、ニックの母親は目撃証言をせず生きているとありましたが、最後に身辺は誰も居ないと。亡くなったと解釈でいいのでしょうか?それなら取り付く島もない、そこは母親で挽回しろよ!って怒りを表面します。 ふたつ目、あの残酷な大統領が、なぜピアーズ財団や会社に言いがかりを付けて行政圧力をかけず無傷にしているののか?です。ピアーズ博士と新人類を自らおびき出すには格好の材料だと思うのですが。 | ||||
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この5年も前のベストセラーのレビューを今更書くのも何だが、書かずにはいられない一冊である。 まるで売れっ子米国作家が書いたものの翻訳版ではないかと思わせるほどの中身の濃さとテンポ良い筆致。 そして何よりも練りに練られたストーリーと、そこに詰め込まれた情報や知見が素晴らしい。 それはともすれば、いわゆる文系諸氏には反感を抱かせるサイエンス用語のオンパレードにも見えるが、それを嫌味としてでなく、作者の旺盛な取材力と勉強の賜物と優しく受け止めよう。 (アメリカの組織名や軍事用語など、専門用語の横に書かれたアルファベットの略語の多さにはやや辟易するが) これまでの書評については、絶賛型と批判型に二分されるようであるが、批判型の多くは作者の歴史認識、特に南京大虐殺などの記述に見られる日本の立場のとらえ方に対する反感である。 日本人傭兵のミックの扱いなんかも、何か偏った日本人イメージで作られたアメリカ映画を観ているよう。 しかし、この作品の歴史観にいくつかの問題点があるとしても、それは人類共通の残虐性の一端でしかないと思う。 人類は誰しも、かくも残忍な一面を持ち、危うさと優しさ、逞しさのバランスの中で共存している。 このバランスを崩してしまう瞬間に紛争や悲劇は起こる。 作者の意図するところは、この人類への警鐘の一点に尽きると思う。 前述の歴史観や、科学的な正当性、ストーリーの運びの中の現実離れした偶然など、突っ込みどころを探したらそれはたくさんあるに違いないが、それらをすべて凌駕して余りあるだけの問題提起とエンターテイメント性が、この作品には充満している。 こんな作家が日本にいたのだ!という遅ればせながらの発見に、大満足の読後であった。 | ||||
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上下巻併せて約800頁の大作ですが、一気に読みました。 アフリカ大陸で発見された謎の生物を巡り、アメリカの国家ぐるみでの秘密作戦とそれに対抗する人々、アフリカのコンゴ、アメリカ、日本を舞台に、手に汗握る死闘が繰り広げられます。テンポの良さ、視野の広さ、展開の意外性、色々な点で第一級のエンターテインメントだと思います。何人かの方がご指摘の通り、やや唐突とも思われるような作者の主張が、韓国人差別意識や、南京大虐殺等を巡り、展開されていて、妙な感じがする部分があるのは事実ですが、その分を差し引いても、十分に面白い作品だと思います。 本当にこんなことがあったら恐ろしいなと思いつつ、割合爽やかな読後感が残りました。 | ||||
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ここでのレビューの評価が高くて、上巻を読み始めましたが、すぐにでも下巻を読み始めたいと思わせる一級のエンターテイメントSFです。 薬学の合成については、専門的すぎてよく分かりませんが、ある程度飛ばしてもその先でついてこれるだけの内容です。 研人とイエガーの2つの物語が最初は平行線で描かれていますが、上巻の中盤からは次第に絡み合いながら、物語が進んでいくところがワクワクさせます。 まだ、下巻を読んでいないですが、アフリカでの電源供給、衛星軍事カメラなど物語をよりリアルに進めていて、一読目ではありえないような設定などはあまり気ずかずにストーリーに集中できます。 | ||||
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上巻が一気読みできるぐらいの一級のエンターテイメント小説だったが、楽しみにしていた下巻からは一気にB級映画のようなストーリーで残念です。 当初連載作品で、下巻からは紙面の残りとどのように収束させるかに苦心して苦し紛れにエンディングに向かったような印象です。 もう少し後半もダイジェストのように端折らないで、上・中・下の三巻の分量になればよかったのかもしれません。 超人類の存在が最後にはリアル感が薄れていました。 | ||||
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力作なのは間違いない。 これだけの内容を書くのは大変だったと思う。 読ませる箇所もあった。 だが、はっきりいってハリウッドのアクション大作の真似をした日本映画の哀しさのようなものを感じた。 かつてのハリウッドスターが顔見せで出演しているような。 それだったら、大もとのハリウッド映画を観たほうがずっといい。 また、手垢のべたべたついた脳天気な人間観もちょっと……。 それと、中途半端な知識で政治的な問題にふれないほうがいいと思う。 | ||||
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上下巻併せて約800頁の大作ですが、一気に読みました。 アフリカ大陸で発見された謎の生物を巡り、アメリカの国家ぐるみでの秘密作戦とそれに対抗する人々、アフリカのコンゴ、アメリカ、日本を舞台に、手に汗握る死闘が繰り広げられます。テンポの良さ、視野の広さ、展開の意外性、色々な点で第一級のエンターテインメントだと思います。何人かの方がご指摘の通り、やや唐突とも思われるような作者の主張が、韓国人差別意識や、南京大虐殺等を巡り、展開されていて、妙な感じがする部分があるのは事実ですが、その分を差し引いても、十分に面白い作品だと思います。 本当にこんなことがあったら恐ろしいなと思いつつ、割合爽やかな読後感が残りました。 | ||||
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人類が進化した時、果たして私たち現生人類(旧人類)は、どのような対処をするのでしょうか? 異物を認めようとしない多数派人類と、それを救おうとする少数派人類。 進化した人から見ると「現生人類とは、同種間の殺し合いに明け暮れ、地球環境そのものを破壊するだけの科学技術を持つに至った危険極まりない加藤生物なのだ」 私たち人類は「北京原人やネアンデルタール人と同じ運命を辿る」 という記述は耳に痛いです。 ヒト科動物の殺戮本能は、実際に敵に回したときに初めて実感できるようです。 | ||||
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アメリカ人の傭兵と、薬学専攻の日本人学生。さらに、アメリカ合衆国大統領、謎の人類学者。そして・・・。 冒頭のプロローグから開始して5ページ目をめくって、ある文章を見たらもう止まらなくなります。最後まで。エンターテイメント作品としては最高レベルですね。私自身はミステリー作品が好きで、アクションやSFなどは読まないんですが、これは楽しかったです。サイエンスミステリーというのでしょうか。謎にひきこまれます。特に上巻は。下巻からはアクションですね。 ただ、もうたくさんの方が言っておられますが、間違った歴史認識があり、偏った思想が練りこんであります。そのおかげで、家族にこの本を勧められず残念です。 | ||||
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上巻の後半からこの下巻、とにかく面白くて、2回も読んでしまった! | ||||
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読むだけ時間の無駄。 得るものはない。 ゆがんだ歴史認識をわざわざ挿入しており、変な意図を感じ、イヤーな気持ちになりました。 | ||||
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作家さんは相当に本を読む人なのだろう。 科学に対する広い見識や知性が伝わってくる文章だった。 ただただ知識の披露大会に終わらない問題提起が随所に見られて、考えさせられた。 その上、緻密な伏線が鮮やかに回収されていくという、文句のつけようのない最高のエンタメ小説。 地獄の場面は残虐すぎて忘れられない。 戦争を繰り返してきた歴史(歴史を勉強するなというのは金言かもしれない)、本当になんなんだ人間はと閉口する。 父と子の愛情もこの本のテーマだったのだろう。 ピグミーの親子の別れや、イェーガーが研人に語りかけるシーンはほろりときた。 | ||||
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理系の方に是非読んで欲しい内容です♪ 少し衝撃的な描写がありますが、それ以上に、謎がどんどん解明されていく点にハマりました! | ||||
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読み終わって、時間の無駄だったーって後悔するのがおおいが、これは面白かった | ||||
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どのように話を展開すれば面白くなるかを計算しつくしたような小説。 配達直後、想像以上の分厚さに衝撃を受けたが結局一気に読んでしまった。 ここのレビューで挙げられていたような「歪んだ歴史観」は特に気にならなかった。 娯楽小説なのでテーマ性に囚われないほうが楽しく読めるだろう。 | ||||
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このミス2012年1位と言うことで手に取りましたが、ミステリーとしては色々と説明がつかない部分が多くかなり駄作の部類。 SFとしては割とテンプレな展開ですが、アクション部分と相まって、エンタメ色が楽しめる人にはお勧めです。 ただ作者の反日思想の強引な割り込みとかもあるので、その手のネタが許せない人にはお勧めしません。 | ||||
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面白いSFミステリが読みたいなら間違いなくおすすめの作品です。民族紛争などの描写は残酷なものがありますが、そこは今作品のテーマを考えると必要なのかなと思いました。しかし、皆様書かれている通り、本当に惜しいのですが、間違いなく偏った歴史観をお持ちです。しかし、そこらへんがクドイわけではないので「そこはたまたまそういう表現になった小説」と流して読めば本当に面白い作品です。 | ||||
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