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ジェノサイド
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ジェノサイドの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.77pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全597件 261~280 14/30ページ
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著者の作品は13階段以来2冊めだが、もともと自分は、SFものが好きでないのと、話しが非現実過ぎて、ついに第3章中盤でギブアップ。 | ||||
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13階段がおもしろかったので、他の本も購読しジェノサイドの文庫化を楽しみにしてました が 上巻の中頃で読む気が失せました 某国が垂れ流す歴史的嘘がまるで実際に起こった出来事のごとくかかれています まるっきりの大嘘です 著者がその国のひとなのか左翼なのかはしりませんが、もう二度とこの著者の本を読むことはないでしょう | ||||
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お正月に一気読み。創薬とアフリカの記述が興味深かったです。アフリカの地図を見ながら読んだのは私だけではないはずだ。 | ||||
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書店の文庫本新刊のコーナーで、本作を見つけたとき、別の作品の解説で、「高野秀明の作品に順位をつけるとしたら、ジェノサイドの次にこの作品を挙げる」という記述があったことを思い出した。 そこまでのものなら、読んでみたいと思い購入した。 自分の中でのベスト1が変わるということはなかったけど、十分面白かったし、教えられるものもあった。 それは読む人などによって変わってくると思うのだけど、自分が感じたのは「人間が持つ残虐性」について。 この物語の中だけどはなく、現実社会ではそれ以上に残虐性にとんだ事件が日々世界のどこかで起こっている。 それらを聞くたびに、「こいつらは人間じゃない。少なくとも自分は100%しない」などと思ってしまうが、間違いなく彼らと自分は言語や人種は違えど、同じ人間だ。 本作を読み終えたときに頭に浮かんだのは、「自分だって一歩間違えれば排除する側に立つ可能性はあるんだよな」ということだ。 人間には善の心もあれば、残虐性をはじめとした悪の心は持っている。 それは忘れてはいけないし、意識して生活をしていかなければいけないんだと、研人、バーンズをはじめとした登場人物たちから教えられた気がする。 スケールが大きい作品なので、これから読もうとする人にはそのことを意識してほしい。 そうしないと、入り込みにくいし、おいて行かれる感じが少しするからだ。 | ||||
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以前から気になっていたので、本日文庫で買いました。 他の方のレビューに書かれているように、反日思想全開の、くだらない作品でした。 つまらなすぎて上巻しか読みませんでしたし、これもすぐ棄てます。 買う前にここのレビューを読むべきだったと後悔しています。 お人よしな日本人が、朝鮮人と付き合う方法は1つしかないと思っています。 友人になるのではなく、ほんの顔見知り程度の関係であり続けることです。 私にも朝鮮出身の知人がいますが、やはりそうせざるをえません。 国家間でも同様のことが言えるでしょう | ||||
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作者の反日思想にはうんざりしたし、韓国人を持ち上げすぎだとも思ったが、そんな 悪感情を吹っ飛ばすぐらい文句なしに面白い。 | ||||
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久しぶりにこんな大作を読みました。 話の展開に圧倒され2日かかって読みきりました。 ただ、作者の所々の政治思想には驚きました。 こんな作品に出会てよかったです。 | ||||
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このミステリーがすごい で話題の作品を結構読んできましたが これは私には興奮度ナンバーワンといっても過言ではない作品でした。 ミステリーといえるかどうか 殺人事件があって、謎解きがあって という作品ではありません。好き好きがあるかもしれません。 でも謎がどんどん拡大していき、 解決を求めてぐいぐい惹きこまれて一気に読んでしまう秀逸のミステリーでした。 いくつも出てくる深刻な問題は 現在の方がかえってリアルに読める気がします。 解決にあたってのご都合主義な部分や、 著者の思想が偏っているなど 他のレビューにみられる指摘は 当てはまっているように思えるところもありますが、 それが物語の面白さを損なうかというと私はそうは思えませんでした。 私にはこの物語は愛国心や日本の戦争史観を語ろうとしているのではなく、 人間について語っているのだと取れましたし、 ミステリーにご都合主義はまあ割とみられることで、 知識欲も満たせ共感もでき感動もして 面白かったのでご都合主義は(まあどうでも)よし、と思いました。 元々アクションものや暴力ものの濃い作品は苦手なのですが、 この本の読後のカタルシスは全編を通じた残虐さ(タイトルどおり)の描写なしには 得られなかったと思います。 「ジェノサイド(大量殺戮)」の言葉の意味が重層的に語られていて いろいろと考えさせられ、これぞ物語の力!と感じました。 | ||||
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2011年3月に出版された【高野和明】氏による正統派サイエンス・フィクションの傑作が本書です。一読して驚きました。最近滅多に見ない超骨太の正統派科学小説だったからです。テーマ的には【人類進化テーマ】に分類されるのでしょうが、このテーマの傑作と言われるクラークの『幼年期の終り』や小松左京先生の『継ぐのは誰か?』に匹敵する出来映えの作品です。リアルな国際政治や情報科学や医学といった情報を駆使して、実にリアルに人類の進化を描いています。序盤は国際社会を背景にしたサスペンス小説風に始まるのですが、中盤にアフリカの奥地に住む超人類が現われてから物語は一気に本格SFへと移行して、最後は人類という種そのものの持つ本質的な残忍さとそこからの救済を描いた哲学小説へと移行していきます。ラストがハッピーエンドであることがとても気持ちよく、読後感が非常に爽やかなのも大きな魅力です。あとアフリカの奥地に住む超人類という設定は、たぶん小松先生の『継ぐのは誰か?』へのオマージュでSFファンとしてはニヤリとしてしまいます。また終盤の方にちょこっと出て来る超人類の使う特殊な言語は、たぶん山田正紀先生の傑作『神狩り』とサミュエル・R・ディレイニーの傑作『バベル−17』へのオマージュで古くからのSFオタクとしては更にニンマリとしました。という訳で本書は最近あんまりない正統派【サイエンス・フィクション】の大傑作です。マニアの方も、そうでない方にもオススメします。面白いですよ(笑)。 | ||||
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一言で言って、読み応えあり! です。 これまでに私は読んだことのないような話の進め方、表現の仕方、話の展開の仕方 であり、映画を見ているかのような構成です。 出てくる病気とか、薬とか、重要なkeyとなるレポートとか、如何にもこの世にあるような表現ので書かれていますが、全て作者の考えたフィクションとの事、、、。 途中からは小説のような展開なりますが、途中まではノンフィクションのような感じを持ちながら読み進めてしまいました。 ドンドン読み進めたくなり、厚い小説ですが、すぐに読み終えてしまいました。 皆さんが書かれているように、最後に近づいた部分は、少々乱暴に話を進め方すぎている感じです。 でも、読み応えたっぷりの小説ですよ。 女性向けではありませんが、是非とも読んでみてください。 いつもと違う世界に連れて行ってくれます。 | ||||
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久しぶりに面白いSFアドベンチャーを読みました。 新・人類が生まれるとき、今の世界の矛盾がすべて明らかになってしまいます。 人間の可能性と人間らしさを感じる一冊です。 | ||||
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本の状態があまりにきれいだったので、新品かと思いました。 読みたいと思っていたのですが、タイミングをはずしていたので、やっと…って感じですが、 あっという間に読んでしまいました。 | ||||
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以前、同作者の「幽霊人命救助隊」を読んで、とても勇気づけられた。 その作品では、現代日本の様々な問題があぶり出され、リアルに描写され続けるのだが、 それらについて一応の救いを与え、未来への希望を感じさせて終わる。 本作も同様、 種々の問題があまりに多い人類が、それでも生きていくことの希望を読者に 伝えるような内容になっていると感じた。 この作品の結末は、それまで、現実と理想の狭間に苦しむ姿をさんざん見せておきながら、 あっさり理想を選択するものである。 これはいささか拍子抜けに感じないでもない。 しかし、これは作者のスタンスとして、動かしようのない結末だったと思う。 人類たるもの、いかに無理があって困難であろうとも、明るい理想を目指していくものだ、と。 一種の人間賛歌であろう。 もちろん、その結末に至るまでの展開は、スケールの大きい息のつかせないものである。 結末を含めて、エンターテインメント小説としてすばらしい出来であった。 | ||||
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イラクで傭兵をしているイェーガーに全人類の為になるという謎の仕事が舞い込んでくる。同じ頃、日本の薬学部の院生の古賀は亡くなった父が残した謎のメッセージを辿っていく。やがて二人は全人類の存亡に関わりかねない大事件で結ばれていく。 世間的に大ヒットしてる小説はつまらないという先入観で読んでみたが、これはなかなかすごい作品である。 現在のアメリカの数々の蛮行やアフリカの地獄というものを伝えながら、それをしっかりとエンターテイメントの中に組み込み、かつ非常に強いメッセージ性がある。確かにこの小説は名作に値すると思う。 細かいところをちゃんと調べてあるのがすごい。全ての小説がこの本の様に参考文献を載せてほしい。 作中で細かく触れていないが、ピグミーがなぜ火種を大事にするのか(なぜ自ら火を起こす技術を放棄したのか)とこの本のテーマは実は大きな関連がある。ひょっとしたらこういう仕掛けがもっとたくさんあるのかもしれない。 この本に書かれていることは超人類の誕生以外はほぼ全て現実世界で起きているということをこの本を読んだ人は心に留めてほしい。 | ||||
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反日反米親韓がどうしても鼻につく作品でした。 別にアメリカが綺麗な国だとか、日本が侵略してないとかとやかく言うつもりはありませんが、メアリースー的な(原作だから表現としてはおかしいが)韓国人留学生と主人公以外の信頼できない日本人との対比が嫌でも目につきます。 昔何か嫌なことでもあったんでしょうか? | ||||
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骨太な外国モノの推理小説かと満足しながら読み進めます。 日常のごくごく自然な生活の中で繰り広げられる、インターナショナルな壮大さ。 大きな話なのに緻密で、どの場面も「なるほど、、、」と納得のいく丁寧な物語作りにすっかり時間を忘れて没頭しました。 最初は「ジェノサイド」というタイトルに、ドキッとしましたが、タイトルに反した情ある登場人物に救われる思いです。とにかく何回読み返しても、いろんなレイヤーが仕組まれていて重層な筋が楽しめます。 勧めた友人たちからは、読み終えてしまうのが惜しかった!と本を紹介したことに感謝され、日本にもこんな素晴らしい才能あふれる作家がいてくれて本当に嬉しく「高野和明さん!自作を心待ちにしていますね!」と偉そうにもつぶやいてしまいたくなる私でした。 | ||||
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物語は三つのグループに分かれて進行します。 一つは内戦続くアフリカ。イエイガーたちが殲滅を命じらたある部族と新種の生物の探索。 二つ目は日本。急死した父からのメールによって創薬化学を専攻する研人が父の謎の研究を引き継いでいます。 三つ目はアメリカ、ホワイトハウス。イエイガーたちの計画を統括する合衆国では何やら陰謀が……。 作中で語られる進化論や大量虐殺の歴史が物語を真に迫るものにしています。 読み応えたっぷりで面白かったです。 | ||||
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でも、落ちが途中でわかってしまったのは作者の力量なのか、それともストーリーをシンプルにしたかったからのかが不明。 | ||||
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レビューを信じて購入しました。 レビュー通りの状態の良いものでした。 進方堂さんありがとうございます。 | ||||
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非常に多くの要素が混じった、一大スペクタクル。大作、といって差し支えないでしょう。 幼年期の終わりのようなSFもあるし、虐殺機関のような哲学も入ってきます。スパイ物の要素や、バイオレンスもバッチリ入っていて、非常に重厚なサスペンスという感じです。様々な人間の思惑が交差し、物事がノンストップで進むので、全体的によい緊張感が満ちている、といえます。 では、存分に楽しめる作品なのかと言えば、ちょっと言葉を濁してしまいますね。 原因は、エンターテインメントとして、純粋に楽しめない、ということです。 第一に、ここでも多くの人が言っているように、作者の政治思想が頻繁に出過ぎています。 所謂「南京大虐殺」についての言及はもちろん、体験談という体で、日本人の「残虐さ」を描いています。 作者はどうも日本人を良い存在として描きたくはないのか、所々に「日本下げ」が見られます。 傭兵グループの中で最も悪く描かれる、不気味で切れやすい残酷な男は日本人です。 冴えない大学生の日本人は、韓国からやってきた非の打ち所のない青年に対して、劣等感や罪悪感を抱いています。 さらには、漢字を操る中国人の高度な思考にたいし、日本人は抽象的思考が劣っていた、という科学的根拠もなにもない主張が登場人物を通してなされます。 とはいえ作者が敢えてそう描いた意図も、わからなくはないです。(思考力の高さ云々はともかく。)アフリカ内戦が舞台なため、ともすれば日本人が陥りがちな「自分たちとは関係のない遠い世界の話」という考えを覆し、ひいては「誰も虐殺行為とは無縁ではない」というテーマを主張したかったのかもしれません。 しかし、その意図のせいか、あるいは思想があふれ出てしまったのか、とにかく物語の要所要所で読者を引っかからせるような文章が入るので、非常に「流れ」が悪いです。ノリかけた気持ちもすぐに冷めてしまいます。エンターテインメントとしてそれは大きな欠陥である、と僕は考えます。 テーマを伝えたいためでしょうか、人物造形も一面的で、どうにも「役割」を演じるためだけに作られたキャラクターという印象があります。 先ほどの日本人傭兵は、まだ人間性を感じる描写があるんですが、留学生の韓国人は、非常に優秀かつ人格者で、正直人間らしさがまるで感じられません。アメリカの大統領達は画に描いたような戦争大好きで傍若無人な「ネオコン」像そのままだったりと、造形が浅過ぎる気がします。 鍵となる超越者的な赤子の神秘性は凄く感じられるのですが、一方で、そのポータブルオーバーロードの能力があまりにもチートで、非現実的すぎる所もひっかかりました。 もう少しのめり込みたかった、というのが正直な感想です。 美味しそうな要素をこれでもかと詰め込んだ割に、調味料をやたらと振りかけすぎたために消化不良を起こしてしまうような作品でした。 | ||||
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