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ジェノサイド
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ジェノサイドの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.77pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全597件 241~260 13/30ページ
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面白かった。 嘘みたいな話だけど、ぐいぐい引き込まれていく。 ところで、一部の国粋主義的な人のレビューがあるけど、 私は左翼的だとも、反日的だとも思わなかった。 たとえ、、作者がどちらかに傾いていようが、 フィクションとしての性質を保つためならokだ。 なにわともあれ、満腹にしてくれる本だ。 | ||||
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レビューであまり評価してない人もいたのでどうかな?と思いましたが、久々にのめりこみました。 スケールの大きな話で、普段耳慣れない分野の専門用語もありますが、まったく難しい、飽きるということはありませんでした。 読み終えて大きく満足のため息が出るような作品でした。 | ||||
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本作が面白いのはわかっていたが、読むタイミングを逸してしまい文庫が出るまで読まずに来てしまった。逆に言えば、話題になっている時期を逃しても面白さが損なわれないことがわかっていたために読まずにいたのかもしれない。本書では、人間の残虐性を生物学的に考察している。この残虐な種が戦争という共食いをやめることがでないでいる反面、それを食い止めようとする変異種がすぐそこにいるかもしれないという希望を感じることができる。この変異種が影響力を持ち人間の本能を凌駕することにならないかと期待するのは、ないものねだりなのだろうか。 | ||||
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ネタバレとなりますので先ず読んでからもしくは読んだ人、ご覧ください。 この作品の真髄は未開民族から生まれたホモサピエンス進化形の幼子が世界の覇権国アメリカの中枢ホワイトハウスを手玉に取り勝利を納める部位にあります。 現実にはあり得ないが可能性を否定出来ないリアリティ感が見事です。 作者がこの作品を書くきっかけとなった立花隆さんの「文明の逆説」を読めばそれは明らかです。 ノンストップのエンターテイメント性と深淵な生物学考証を絡めた傑作です。 | ||||
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裏表紙に「現代エンタテインメント小説の最高峰」とあるが、賛成だ。 「エンタテインメント小説」であろうが、この深さはどうだろう。薬学への造詣、人間やその社会への洞察、計算されつくした物語…。 秘密裏に重大なことがらが決定され実行される世界も描かれている。2013年末の「特定秘密保護法」成立も、作者なら見通していたのかもしれない。ルーベンスやハイズマンら天才や碩学が登場するが、筆者もその部類なのでは、と思う。 ホロコーストや南京大虐殺、第一次アフリカ大戦等、残虐な記述も多いが、研人と正勲の友情を通して、平和への願いも痛切に伝わる。 題名の「ジェノサイド」(民族大虐殺)だが、この物語が直面するジェノサイドは少人数だと思われる。さて、それは何人でしょう? | ||||
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「星を継ぐもの」と同じにおいがしました。(作者を和製ホーガンなどとは言いませんが) 登場人物たちの力強さ、あきらめない姿など、三十数年前に「星を継ぐもの」を初めて読んだときのわくわく感がよみがえりました。 | ||||
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4冠のオビにつられて購入。 ミステリーかと思いきやSFだったが、本線の話はワールドワイドに緊張感もありそこそこ楽しめる。 ただ肝となる遺伝学や生物学ではちょいちょい誤解や飛躍があり、にわか勉強感が漂う。 あと問題は皆さん書いてる通り、唐突に出てくる南京や関東大震災の際の朝鮮人虐殺の話が浮きまくっている。 参考に秦氏の本を挙げていたりもするのですが、視点には公平性はなく中韓の方が書いたかのよう。 文系への中学生レベルの批判といい、本線とは関係のないところで不快にさせられる。 もうこの人の本を買うことはないでしょう。 | ||||
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SFストーリーとしてはなかなか面白いものです。薬学部の学生ならより楽しめるものでしょう。 ただ、全く小説の内容に関係ない戦後の自虐的、中国・韓国の政治思想を代弁する文章が挿入されるのは疑問しか感じませんでした。後で活かされる文章かと思ってもそういうことはなく。パートナーの優秀な学生を韓国人にしたのも政治的な意図からであると勘ぐってしまいます。無駄な文書を入れなければ、この韓国の学生の活躍も純粋に輝いたと思います。 作者は、政治的な意図を持って書かれたのでしょうが、その点の知識は不足しているし、全く裏目ですね。 | ||||
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予備知識ないまま購入。通読し、まずミステリーじゃなくSFである事にがっかり。 さらに他の皆さんがレビューしている通り、とにかく作者の反日思想が作品ににじみ出ていて内容に没頭できない。 エンタメとしてはそこそこ読めるが、色々な意味で偏っておりなぜ一般に推されているのか理解不能。 この作者のものはもう読みたくない。 | ||||
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現在の人類にとっては神のような存在ともいえる超人類の出現という、気宇壮大な物語。その構想の大きさと独創性は、20年以上前に読んだマイケルクライトンのジュラシックパークを思い出させます。 現在の人類発祥の地といわれるアフリカの密林を舞台にした物語は、アフリカで実際に行われたエスニッククレンジングや米国の対イラク戦争を挿話として取り込んで、現実味を高めています。超人類という存在を前提とすれば、ストーリーの進行もおおむね無理がなく、SFサスペンスに思い切り浸ることができます。映像としても見たい作品ですね。 多くのコメントにある著者の歴史観の披瀝は確かに唐突で、個人的には違和感を覚えますが、全体の構想力と独創性を評価して☆5をつけます。 | ||||
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軽いエンタメ色の強い本が読みたくなったので、書評とかをまったく知らないまま、手にとりました。 上下巻とも読んだ感想ですが、なかなかよく出来てました。 アメリカ人傭兵と日本人大学院生の全く別々の物語が交互に進み、やがてスケールの大きな本筋が姿を現すという展開はアメリカドラマっぽい感じです。 この手の視点がころころ変わる話を読んでいると、視点が変わるたびに、こっちの視点の話の続きが読みたいのにと、気がそがれることが多いんですが、場面転換が上手いのでちっともそんな感覚は覚えませんでした。 ――が、別の理由で気をそがれまくりました。 それは何かというと、登場人物の独白で、作者の主張が語られまくることです。 内容は○日新聞とかが好きそうな内容でして、主張自体はまあ好きにすればいいとは思うんですが、この独白がまったくストーリー上必要なくて、異物感がすごいです。登場人物の口を借りて作者が喋ってる感がありありで興ざめでした。 どうもこの作者さんはノッてくると、物語の中での必然性とかをまったく無視して、書きたいものを入れてくる傾向があるようで、下巻では兵士にされたアフリカの子供の視点がいきなり入ってきたりします。 で、どうしてそれをここに入れたの? って思ってしまうくらいに無駄なスペースになってます。作品の完成度を著しく落としてると感じました。 結論、作者の主張に共感するなら、オススメです。ただエンタメ小説を読みたいんだって方は避けた方がいいと思います。 最後にひとつだけ、エピローグで、人類は生まれながらに残虐という意見に対して、「駅のホームから転落した外国人を救おうとする人間もいる」っていうセリフ、"外国"をつける必要がどこにあるんでしょう? | ||||
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新刊として出たのが2011/3/30。 この文庫が2013/12/25。 当時の情勢というか時事ネタを満載してしまったため、新鮮味には乏しくなってしまい、それが作品そのものの陳腐化も早めてしまったようです。 構成は練られていて、グイグイと読ませるだけのものがるので、もったいないと思います。 ゴルゴ13のエピソードは、どんなに良く出来たものでも、時事ネタだと読み返すとつらいので、似たような感じかな。 これなら新刊時に読んでおけば、良かったと後悔してます。 また、既にたくさんの方がレビューされているように、作者の主張なのか、「ひっかかる」ところでひっかかってしまうと、その先を読んでいくのがつらくなるかも知れません。 スタンダールの有名な「文学作品の中に政治を持ち込むのは、音楽会の最中にピストルを撃つようなものだ」という言葉がありますが、作者はどうも「政治」に偏りすぎてしまったように感じられます。 エンターテイメント・フィクションに徹するのも難しいのですね。 | ||||
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文庫になるのを心待ちにしていました。私が題名から想像していた内容とは違いましたが、ストーリー自体はハリウッド映画にしたら面白いんじゃないかな、という感じでした。 私はストーリーよりも、歴史観だったり、人間と何か、とか所々に散りばめられた作者の価値観が面白かったですね。 | ||||
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ストーリーそのものは、まあ、面白いんですが、この作品で日本人を、これほどまでに悪く書く意味があるのでしょうか? 本当に、この作者の意図が分かりません。 日本人に対して、何が言いたいのでしょうか? 読んで、非常に不愉快な思いが残る作品でした。 この作者の本は初めて読みましたが、他の作品がどんなに面白いとレビューがあっても、読む気になれません。 | ||||
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薬学や数学などの理系学問、哲学や歴史学、さらに軍事的な内容に至るまで非常に幅が広い作品であり、作者の知識の広さとそれらを貪欲に取り入れようとする姿勢に驚嘆しました。 ストーリーは若干一本調子的なところも感じましたが、内容は非常に濃く、少し気分の悪くなる描写もありますが、読み応えのある作品です。事実、他の小説に比べて読破まで時間を要しました。 ただ、他の方のレビューにもあるように、少し思想の偏りがあるかと感じたのと、その思想を作品内に強く入れ込み過ぎてると感じたところが少しマイナス点かと。 あとは…現代人類に理解できないはずの超人類の思考を、現代人類が描いていいのか?という疑問が生じましたが。まあそんなことを言うと、何も書けなくなっちゃいますが。 | ||||
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590ページを2日で読み切ってしまいました。 政治・薬学・民族学・生物学・軍事など多種多様な分野を横断し、全世界を舞台にしたスケールの大きな作品です。 他の方も書かれているように日本人が「差別主義的」「根暗」など過去・現在を通して自虐的に描かれており、「日本人としての劣等感」や「中国・朝鮮に対する(真偽不明の)戦争犯罪」などが多少強調される内容になってはいますが、それを補って余りあるエンターテイメント性を持って迫ってきます。次のページをめくらせるパワー、読ませる力があります。 | ||||
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ストーリー運び、交差する舞台、全く種類の違う登場人物がどう絡むのかワクワク。そればかりでなく、綿密な取材をしたと分かる薬学の世界…面白いかったですが…。 作者の考えが一方に隔たりすぎでした。科学者としての視点、心情を上手く書いているのに、作者自身がそういう脳でないのがまざまざと見えてしまって…。人類が劣等だ、とする部分は、過去繰り返し言われているものから逸脱してなく、真新しさがない。劣等だの一点張り。脳の進化、生物学、生態学に触れるなら、男性女性双方の脳の働きを混ぜ合わせて人類を語って欲しかったです。白人圏(特にアメリカ)への憎悪、日本人の自虐感情が物語からじゃなく作者から伝わってくるようでした……。人類殺戮史も偏っている気がします。他国民じゃなく自国民を何百万と殺した某独裁者、ある国が文化人を抹殺する歴史を繰り返してる事には触れないなど、とある地域を挙げないのは何故だろうと思いました。意図して一方向に悪意を持たせてる気が。 「文系は理系に比べて云々」言いますが、作者にも理系の持つ『感情論じゃない様々な視点』を持ってほしかったです。せっかくの豊富な知識なのに。文系を貶める言葉がブーメランになってる気がします。もしかしてこれも作者の自虐なんでしょうか? | ||||
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製本版の発売当初からずっと気になってた作品が、やっと文庫化との ことで早速読んでみました。 物語の展開やストーリーはとても素晴らしいと感じました。 ただ、作者は文系の人間に何か恨みでもあるのかと思うぐらい、文系 の人間を否定する様な表現が目立つのと(世界をより良いものにして るのは理系の人間で、文系は世渡り上手なだけの狡賢い人間だ的な) 日本人を卑下(主人公が過去の日本人を馬鹿な先祖といったり)するかの ような表現が少しひっかかりました。 作者のイデオロギーや政治感が作品に反映されるのは当然の事ですが それらが作品とあまり溶け合ってないため、物語の中の異物として 独立してるような感覚を受けます。 それさえ気にしなければ、上巻を読み終えた感想としては、物語として とても読み応えのある作品かと思います。 | ||||
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とてつもない発想とスケールの大きさに驚きました。高野さんの本を、また、読みたいと思います。 | ||||
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わたしは、10ページほどで、本に入れました。 これまでの作品よりも、地域や分野、テーマの幅が大きいので、若干の戸惑いはありましたが、読み進めるにつれて、ぐぐっと入れます。上巻のほとんどは、前振りや複線などが散りばめられていて、クライマックス前の静かな物語のように感じます。上巻の終わりあたりから、クライマックスへの加速がかかってるようで、下巻が楽しみです。 | ||||
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