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ジェノサイド
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ジェノサイドの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.77pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全597件 301~320 16/30ページ
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著者の歴史観などいろいろ言われていますが、その部分が マイナスだとしても補って余りある面白さ。 個人的には「亡国のイージス」以来、血沸き肉躍った。 | ||||
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読み手を選びますね。最初の100ページはきつい。でも、アキリの登場あたりから急激に物語がつながり始めます。 つまんなかったとか、文章が難しいとか、言ってる人はこの前でギブしてるのでは? 私はあまり熱心なSFの読み手ではないので、これに近い類似のプロットがあるかどうかはわかりませんが、それでも、著者の「人間」への疑義と信頼の両方が提示されていて、特にコンゴの大虐殺、アメリカの防諜活動など、現代社会できちんと議論されてない問題が次々と提示されて、現代社会へのかなり重めの批判になっています。これが書けてこそなんぼの作家業で、耳当たりのいいものを好む人にはうんざりするのでしょうね。 | ||||
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ミステリーは興味なく読まないのだか、この本は別だった。震災後、日本人とは→グレイトジャーニィ→人類学と読み漁ったので、途中までは面白かった。途中までは。 アフリカの少年兵に関する本も読んでいたのでかの大陸での凄惨な虐殺は知っていたが、それと南京虐殺は並べられないだろうと感じ始めたからだ。 また、最後の参考図書でもニコラスウエイドが挙げられており興ざめ。この人類学者は遺伝的に欧米人とユダヤ人が知的に優れていると人種による能力差を主張する問題学者。最後は憲法9条の擁護もしており、戦後の欧米崇拝と敗戦国教育の価値観の宣伝なのねとがっかり。最初のワクワクが失望に変わった。 まぁ最初のワクワクに☆二つ この本を絶賛している人のコメントはもう信じられません。 | ||||
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日本推理小説協会賞やこのミス一位ということだが、全くミステリーではなくマイケルクライトンとかのアメリカの売れっ子作家がいかにも書きそうなSFサスペンスである。直木賞候補にもなった話題作で書評とかも大絶賛であったが、それほど大騒ぎするようなものかというのが正直な読後の感想である。 ハリウッド映画的な壺を抑えたストーリーなので退屈せずに最後までこのボリュームながら読めるがそれ以上でも以下でもない感じ。巻末の参考文献の数に圧倒されるが個人的にこの巻末にズラーと参考文献書物名が並ぶ小説はあまり好きではない。本書も引用の専門知識を除けばこの半分くらいのページ数で済むのではないかと思う。 プロット的にはクライトンみたく様々な最新科学知識を散りばめているが、基本的に著者の過去の「グレイブディッガー」と「13階段」を合わせたようなプロットであまり新味はない。 時折唐突に出てくる韓国側からの反日意見も今となって不快なだけ。何故にストーリー上何の関連もないのにこういう無駄な描写を入れる?しかも参考文献まで引用して・・・・。 直木賞候補だが、単なるエンタメ小説で文章が描写がどうのこうのという作品ではない気がする。 本作で一番引っ掛かるのが、出てくる搭乗人物の幼少期から現在までの生い立ちが全ての登場人物ごとに章を割って描写されるのだが、主要2人以外こんなもんいらんだろう。大して活躍せずに死んでいくだけなのに背景を知ってどうなる。一番笑ってしまったのはコンゴでの教会の戦闘で主人公達一段に襲いかかる現地人の少年兵の生い立ちの描写が始まったのには驚いた。1行足らずで登場して即死亡する通行人A程度の登場人物に過酷な人生背景を与えてどうすんねん。内戦の惨状を強調する意味だろうがあまりに唐突であからさま過ぎで下手くそ過ぎる。 単行本で600ページ近くあるがストーリー的には2.3行で説明できてしまうプロットを近年の蘊蓄を散りばめて煙に巻いているだけのような気がしないでもない。最初は地球規模の危機を煽っておきながらラストに進むにつれてスケールが小さくなっていっている。とって付けたようなハッピーエンドも、ここまで凄い事態が進行していたのにこんなうまく治まるのかという違和感もある。また、新人類のアメリカのあらゆる軍事ネットワークに簡単に侵入し、地球上のあらゆる端末を操作できるという設定もこれがありなら何でもありだよなという感じでリアリティがあまり感じられない。 最近のこのミスが凄いは大して凄くないのが多いが、本作もそれに洩れずという感じだ。前評判の良さに期待値上げ過ぎて読んだのが悪いかったのかという気もするが、何も知らずに読んでもまあそこそこ面白い作品という感想であろう。 | ||||
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日本を卑下するために作られた無意味なキャラ設定や随所に散りばめられたこれまたストーリーを進める上で不必要な日本蔑視の歴史観が、作品のエンターテイメント性を台無しにしていました。 日本を卑下し続ける反面、韓国のことをこれでもかというくらいに持ち上げる偏重性がとても気持ち悪かったです。 この著者に見られるような特定の民族に対する過剰な蔑視、礼賛がジェノサイドを生む源になると考えると、タイトル的にはなかなか優秀なブラックジョークになっているとは思います。 展開的にも後半になるほど先が読めてしまい、つまらなくなっていきました。 出版業界の推薦も随分レベルが低くなったものです・・・ | ||||
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話自体は面白かったのですが 他の人も書いてますが偏った思想が とにかく、読んでて気持ち悪い そして不愉快 売国的意味での左側の人だったら楽しく読めるかもしれませんが その他の人にはオススメできませんね お金払ってまで不愉快な思いすることはない | ||||
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圧倒的なスケール、ストーリー展開で、読後の感想は文句なしに五つ星でした。 しかし、多くの方々が指摘されている通り、作者の歴史観、日本人観には偏向が見受けられます。 薬学を始めとするディテールにこれほどこだわった作者が、なぜ「南京大虐殺」などは安易に安直に描いたのか。 確信的な悪意を感じざるを得ません。 そうした点を重く見て星を減じるか、それとも物語の凄さそのものを評価してこのまま行くか。 苦渋の決断でした。 最終的にこの評価としたのは、「日本」と聞けば理性を失い暴挙に走る隣国の人々と同レベルに落ちたくなかったからです。 一部許しがたい記述があるにしても、物語として凄いものは凄いのだ、と自分に言い聞かせました。 作中で「愚かな先祖」と断じられた我々の先達の汚名が雪がれ、作者が自身の誤解を恥じる日がいつか来ることを、切に願います。 | ||||
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とてもスケールの大きな話でした。 前半は、コンゴに潜入する傭兵と、日本人の大学院生という一見なんの脈絡もない舞台と登場人物の話が交互に進み、 中盤からこれにアメリカ政府のシンクタンクの研究員がもうひとりの主人公として加わります。 そして後半でこの3つの物語がみごとに一点に集まり、大きく広げた風呂敷を上手に畳んでいます。 読み応え十分で、寝る間も惜しんで一気に読んでしまいました。 | ||||
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素晴らしいの一言。最後の最後でいささか伏線回収に走りすぎた感はあるものの、高野和明らしい人物描写やバックグラウンドの厚さが素晴らしい化学反応をおこしてくれた。資料を調べすぎて、それを説明しすぎる傾向があった高野和明もエンターテイメントとしてのバランスをこの作品では完全に自分のものとしている。 スケールの大きさは経済小説の十八番だったが、そのお株を奪うような壮大さ。この広い世界観に対比された一人の日本大学生のストーリーも等身大でよくマッチしている。足元に広がる謎の大きさを体感させるような物語展開は流石。自虐的見方ととる読者もいるようだが、むしろ二人の日本人の価値観はひとつの国の中に混在する多数の考え方をよくあらわしていると思う。むしろ自分は同作家の『6時間後に君は死ぬ』という作品を通して見ると、自虐的なのは対外的なものより恋愛的な部分に向いている気がする。あくまでも個人の意見であり、ネタバレにもなるので言及はしないが。 とにかく自分の武器を生かしつつも新たな分野で生かす挑戦的な作品。壮大さ云々ではなく、これからもこういった自分の長所を違う場面で生かした作品が他の作家からもでると、出版界の不況の流れも変わるのではないかと思わせる作品だった。文句なしの☆5. | ||||
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日本人の大学院生が(一応)主人公で好感が持てる。 父親とのことや韓国人との友情もよい。 とにかく圧巻。 けちを付けようと思えばいくらでもつけれるかもしれない。 しかしすべてをまとめ、はらはらどきどきと楽しんで読ませてくれる力強さとラストの心地よさ。 素晴らしい。 | ||||
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プロローグはアメリカ大統領の執務室、次にイラクへと移り、暫くは翻訳小説を読んでいる感があり、章が変ると、日本を舞台に大学院生が登場する国内小説になり、どうやらこの二つのストーリーが同時進行で描かれ、共通点は何かと探すと、肺胞上皮細胞硬化症という難病がキーポイントになる。 メインは人類絶滅の可能性があるアフリカに新種の生物が出現した情報から、アメリカの要請を受け、コンゴに派遣された民間軍事会社の傭兵たちの当初のオペレーションが急展開していく過程がスリリングで面白い。 また分子生物学や遺伝子の仕組み等から導き出された新種の生物に相対する世界は、SF的興味と、山中教授がiPS細胞の研究でノーベル賞を受賞した現実的興味も重なり、この本をフィクションの範疇に入りきれない深いものにしている。 個人的に文章が硬いとか、作者の主張が前面に出過ぎるとか、アフリカからの脱出がもたもたしているとか、色々と注文が無いわけではないが、これだけの内容を描き切った力量に感服すると同時に、今は読書の感動を静かに噛み締めたい。 | ||||
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日本の冒険小説にはめずらしく最後まで緊張感を持続させて読ませる力がある。はらはら、どきどきの感じも悪くないと思う。但し、決定的な欠陥は例えエンターテイメントと云えども失ってはならない最低限の歴史上の事実認識と恐らく著者の国籍であろう「日本」という国家に対する品位にある態度が完全に欠落している点だと思う。多くのレビューを書いている方々も指摘されていることであるので重複して記さないが、「南京事件」、「関東大震災」、「日本人のキャラクターの作り方 vs 韓国人への思い入れ」等々は読むに耐えない。”読ませる力”に関しては「本屋大賞」を貰っているとのことだがR.ラドラム+M.クライトン/ 2でほぼこの程度の荒唐無稽ではあるが一見、それらしい読み物になると思う。(それでも今までの日本のエンターテイメントには無かった点は評価できる。)比較しては申し訳ないが冲方丁氏の「天地明察」などの考証の行き届いた作品群とは雲泥の差である。本著の作者も冲方氏とほぼ同時期に作品を出されているのでよけいその人品骨柄の違いが強く感じられる。 最後にこの本の筆者は一つ主要参考文献を書き忘れていると思われる。A.チャンの"Rape of Nanjing"である。 | ||||
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海外在住のため、実家の者に船便でまとめて送ってもらった話題の本をやっと読了しました。アマゾンさんも船便・SAL便で送ってくださると良いのですが。 もうたくさんレヴューが出揃っているのですけれど、ひと言どうしても言いたくて書き込みます。登場人物の設定や作者の歴史観云々をネガティヴに捉えているレヴューがあまりにも多すぎて驚いた、ということを。いつの間に日本中、歴史修正主義が蔓延っちゃったんだろうと思いました。 私は学生時代、史学を専攻したのですが、最近のみなさんが「自虐史」と仰るような出来事についても「あったことはなかったことには出来ない」ということは言えると思っています。確かに南京大虐殺など、犠牲者の数については確実なことが言えず、中国政府は自国の都合の良いように数を水増ししているようですが、起こったことは確かですから。同じく関東大震災時のデマによる朝鮮人虐殺についても、起こったことは事実、です。それを作中で作者は意図的・自虐的に捉えてはいないと思いましたけれど。あくまでもエンタテイメント作品の背景にさらりと導入しているだけで。例えそれが日本人にとって触れられたくない部分であったとしても(という言い方もおかしいですけれど)十分読み流すことの出来る程度だと思いました。 「13階段」や「グレイヴ・デッカー」などとは確かに毛色の違う作品ではありますけれど、なんというか大変ハリウッド映画的な大掛かりな作品で、それはそれで読みごたえがありましたよ。もしかして映像化を念頭において書かれたのかも知れませんね。主人公(と呼ぶべきなのか?)の相棒が韓国人留学生である、というところにも引っかかりを覚えているような書き込みも見られましたけれど、確かに韓国人留学生は割と真面目で勤勉なタイプが多いのです。私の周囲でも。日韓関係がギクシャクしている時なので、韓国という国に対しては好印象を持ちようが無いかも知れませんけれど、私の場合、個人的な付き合いで嫌な思いをしたことは無いですので。 ただ、確かに日本人傭兵のキャラクターに違和感はありました。少々現実的ではないように思えましたので。あのような設定・性格付けをするのであれば、彼の背景についてもう少々説明があっても良かったのではないか、と感じました。何といってもあらゆるものに満たされている国(日本)の人間として生まれたのに、何故自衛隊からフランス外人部隊に行って傭兵になる、という人生を選び、精神(あるいは人格)に瑕疵を来たしたのか?彼の過去にはいったい何があったのか?なまじ日本人という設定だったので、そこらへんが少々気になってしまいました。日本を舞台としない作品だったら、ロシア人とか旧共産圏の東欧辺りの出身者に割り当てられそうなちょっと陰のある役柄とでも呼ぶべきか・・・・。 いずれにせよ私にとっては一流のエンタメ作品でした。 | ||||
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現存する生物種の進化の可能性、難病治療への創薬研究と、ネオコンが絡む軍産複合体や民族紛争や内戦などを、細かに伏線を張って膨らませた壮大な物語となっている。戦闘シーンの描写には心を痛めるが、圧倒的なリアリティがある。 また、『自虐史観』と言われている箇所は、3頁/590頁ほどで、全体の0.5%の文量。過去の「虐殺有無論争」では、否定派さえ認めていた事項で、著者の歴史認識を疑問視する内容ではない。 | ||||
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本書は昨年話題の本でしたが、全くのノーマークだったため、図書館で予約をして1年越しで手元に来ました。(多分予約から入手までの最長記録です) 本の厚みに一瞬引きましたが、読み出したら5時間半ノンストップで読破しました。 当初はミステリーと思っていましたが、しっかりSF活劇で純粋に面白かったと思います。 一部過激な表現や、自虐史観が気になりましたがそれもご愛嬌の内かと・・・。 個人的には本作は映画化してほしくないです。 もし、映像にしてしまうと、他のレビューで指摘されているように、大変薄っぺらな似非ハリウッド大作のような作品が出来上がりそうです。 レビューも良い、悪いに2分されているようですが、とりあえず多くの人に読んで頂き、その上で好き、嫌いの判断を各自でして頂きたい作品です。 | ||||
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好きな作家だったけど、自虐史観そのもの。韓国の代弁者。まあ世代的に近い人だし、左派教育で洗脳された事情は分かるけど、作家なら歴史をもっと勉強しろよ。 | ||||
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エンターテインメントとメッセージ性の二兎を追って、結局どちらも中途半端に終わった感じがします。ところどころにちりばめられた、 「他者をジェノサイドしてきた現生人類が、今度はジェノサイドされる番だ。」 的なエピソードがとってつけたようで冗長に感じました。 ちなみにわたしは、他の方が言うように自虐史観はいかん、うんぬんの意見はありません。基本、日本人向けの小説なわけだから、 「他者をジェノサイドしてきた私たち(日本人)が、今度はジェノサイドされる番だ。」 というストーリーでないとメッセージが曖昧になるわけで。。。 自国を侮辱したことよりも、他国であるアメリカをここまで侮辱していいのか?の方が気になります。。。 | ||||
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映画「マーキュリーライジング」の丸パクリ 不必要に繰り返し日本を卑下するのも不快です 前に読んだ「13階段」は面白かったので期待していたんですが、今回で作者に興味が無くなりました | ||||
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何年かに一度こういう本に出会うために読書をしている。次に出会うのはいつになるだろう。 | ||||
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戦地サバイバル物である。 ストーリーは最終的にハッピーエンドで終わるのだが,その鍵になるのが,高度な頭脳を持ったスーパー人類だったというオチ。 したがって,物語の構成としてはそんなにひねったものではなくシンプルそのもの。 ただし,メインストーリーにからませて,タイムリミットの設定されたサブストーリーを差し込んで同時進行させることによって,物語を重層化させている。 そこに現代的なさまざまな小道具(最新の戦闘兵器,国際情勢,医学・生命科学の知見)をちりばめて,作品としての新奇性を出している。 さらに,不治の病,親子愛,権力者の残虐性とそれに対する強烈な批判,科学知への探求心,国籍を超えた友情など,ハリウッド好みのようなさまざまな味付けをまぶしていて,非常に面白く読ませる。ミステリ・サスペンスとしては,最高の部類と言ってよいだろう。 しかし,本書の主題は何かと言われると,やはりハリウッドの娯楽映画を見た時と同様,はたと考え込んでしまう。 敢えて言えば,人間の残虐性と,それに対するアンチテーゼおよび希望的楽観主義か? 純文学ではないのだから,あまり主題にこだわらずに楽しく読めばよいのかも知れないが…。最近評価されている他の大衆小説のいくつかが,純文学的な人間の本質に関わるテーマをプロットにからませてきているのと比較すると,どうしても本書は少し見劣りする面が否めない。ミステリーランキングの上位ないしは1位になるくらいの作品なら,やはりそのくらいのレベルは要求してしまいたくなる。 | ||||
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