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ジェノサイド
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ジェノサイドの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.77pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全597件 441~460 23/30ページ
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おおむね良作でした。台詞回しはちょっと少年ジャンプ的な臭さで 厳しいものがありましたが。 以下注意。ネタバレになるかも知れません。 気になる点1点目。 他のレビューでも書かれていますが、作者の歴史観。 日本人傭兵の描写に関しては特に違和感を感じませんでした。イエーガーは ミックを殺した後に「一同を危機から救ったミックに、汚れ役を押し付けて 申し訳なかった」と反省し泣いています。戦争狂ではなく、適切な仕事を こなしただけであった、と。 しかし南京事件などに関しては、今日まで流通してきた情報が多分に プロパガンダを含んだもので非常に疑義があるもの、と明らかになって きています。物語を語る上での必然性もなく、この辺の事情に詳しい読者には 違和感だけを残しています。 2点目。2人目の進化者が現れた時点で「あれ?主人公がこんなに苦労する必要は なかったのでは?」と思います。例えば日本の進化者が主人公の父をもっと直接 支援したりできたはずです。まあそれをすると物語にならないわけですが…。 サプライズを狙い過ぎて(確かにサプライズではありましたが)破綻してしまった 感があります。 3点目。医療現場でのリアリティのなさ。謝辞を見るとなるほど臨床医への 取材が足りてなかったように思います。一定のスピードで進行する疾患であっても 「あと○時間」なんて正確に死亡日時を推定することは不可能です。また 死亡30分前ともなると低酸素による臓器障害が重篤な状態であり肺だけが改善 しても結局死亡は免れないでしょう。「退院の手続きをすれば薬が飲める」と いうのも非現実的。ここは両親を説得して投与を強行する、という描写の方が 現実的だろうなと思いました。低酸素で死亡寸前なわけですから、本文では 描写がありませんが気管内挿管は当然されていると考えられます。となると 経鼻的に吉原ないし看護師が直接手を下して投与するしかないわけです。 (両親に薬だけ渡して「勝手に飲ませて下さい、僕らは倫理的に投与できません」 ってわけにはいかない) 医師としてはかなり違和感がありました。 | ||||
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これを読んでしまうと他の作品が退屈に思えてしまうだろう。人類の進化進歩という永遠のテーマに挑んだ不朽の名作、次回作にも大いに期待したい。膨大なデータ収集、多くの専門家への聞き込みによる生命化学、薬学、インターネット、暗号、航空について掘り下げた知識の裏づけにはただただ目を見張る。想像で補われている部分もあるだろうが、ここまで国際社会政治の手の内を明かされてしまうと、日本ならず、世界の指導者らがわれわれの期待しているものに値しないとの認識をさらに強くしてしまうに違いない。読みづらいとのコメントも見られるがトム.クランシーなどに比べれば読みやすいし、ある意味作品として凌駕していると思う。断片的に見られる著者の歴史観もこれまでの歴史の反省の上に人類の進むべき道を示唆する。現実性、必然性やストーリー展開に荒削りな部分があるが、格調の高さとスピード感がそれを気にさせないものにしている。著者が掘り下げた多くの分野に少なからず興味を抱かせると共に、今後の人類について深く考えさせられる啓発書でもあると思う。 | ||||
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久々に「小説を読む」という行為が、こんなにも贅沢な娯楽なのかと思わせてくれた作品です。 ストーリー、テンポ、語り口どれをとっても極上のひと言に尽きます。 そして、ズシンと重たく伝わってくるテーマ。途中ページを飛ばしたくなるような残虐な描写が出てきますが、このテーマを描くうえでは必然的な描写と言えるのでしょう。ただ単に楽しむだけでなく、考えさせられるテーマですから。 多少ご都合主義的な展開や、個々のキャラクターの結末には共感できないところが残るものの、ここまでの盛りだくさんの内容でグイグイ引っ張られたら、もう文句はありません。 多くの人が指摘するように、ハリウッド映画を観ているようなスケール感ではありますが、小説だから描けるおもしろさだと思います。中途半端に映画にされたら、現代版E.Tみたいな感じになりそうで、ガッカリすると思います。 小説っておもしろいな、映画とはまた違ったおもしろさがあるな、もっといろんな小説を読んでみたいな、という興奮を久しぶりに思い出させてくれた作品です。 | ||||
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内容自体には文句はないですが、他の方もおっしゃっているように偏った歴史観がすごく物語の雰囲気を壊しています。 本の世界に没頭しているところにいきなり現実世界の筆者の歴史観を語られてるような印象です。 筆者の歴史観は明らかに「左翼」と呼ばれる人のそれです。 虐殺を否定すること自体はかまいません、ですが左翼の人の特徴として「公平性」がないことです。 中国には約2000万人を虐殺した文化大革命が、韓国には韓国軍によって韓国人20万人が殺される保導連盟事件やベトナムでの大量強姦のライタイハン問題などがあります。 そういうことには触れずに日本のことだけをひたすら責めるのは明らかに公平性に欠けた歴史観と言わざるを得ません(日本がやったと言われているものは信憑性が疑わしいものが多いですし) 明らかに作品に不純物を混ぜたことで作品の質を落としていると思いました。 | ||||
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一度読み始めたら、終わりまで読まないと気がすまなくなるような本です。 父の遺志を継ぐ羽目になった息子、病に掛る息子の為に戦い続ける父親。 立場が違えども、似たような境遇の二人が、交わる時驚くべき事実が判るので、凄く興奮すると思います。 | ||||
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日本人が描いたハリウッドアクション映画、ともいうべき、 エンターテイメント性満載の小説。 現実性がないのと展開に無理があるのが気になるが、 冒頭から最後までこのスピード感。停滞することなく突き進む。 面白けりゃいいじゃん。という感じ。 文句のある奴は書いてみりゃいい。 | ||||
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こんなに読めない本もめずらしい。あの「13階段」の作者とはとうてい思えない。読者サービスが大きく欠如している今期最高の駄作であることは間違いありません。この作者は、もっといいものを書けるはず。小説というものを何か勘違いしているように思えました。 | ||||
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スケールは大きく、面白く読めます。 長い小説を読みきれて良かった・・・ていう満足感は得られます。 ジェノサイドと題名をつけて、いかにも何らかのテーマを持って 書かれているように思えますが、実際はあまりテーマ性のない 長編ライトノベル。 単なる娯楽小説としてはそれなりに評価できます。 が、期待して読んだだけに非常に残念。 まずは、こんな結果なら何でもありの設定。全知全能の神様話です。 こういう設定なら、なんで皆さん危険な目にあうのかわからない。 もっと、事前に安全な計画をたてておけばよかったのでは。 自然現象でさえ、いつどこで起こるかわかるのですから。 それと、さまざまな方のレビューにもありますが、歴史背景の持ち 出し方が全く意味不明で、伏線にもなっていないところがイタイ。 主人公学生の協力者も、何故韓国人でなければいけなかったのか? 日本人はひどいことをする民族ですといいたいがために、韓国人を 登場させているようにしか見えないです。 なんとなくどこかで読んだ設定だなぁと思っていましたが、 人類より知能レベルが高い、人類が手玉にとられる・・・・メタン ハイドレートがでてきて、種本は「深海のイール」? まぁ、深海のイールよりは読みやすかったです。 | ||||
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話自体はとても良く書けていると思います。すごい情報量ですし、それをうまく生かして昇華させている。 ただ、他の方もご指摘のように、著者の思想的な部分で余計な記述もチラホラ。。。 せっかく話自体は面白くてエキサイティングな展開のまま終盤まで駆け抜けていくのに、もったいない。そういうことが言いたいなら、それをテーマに堂々と書けばいい。 本作を純粋なエンターテインメントとして楽しめた人は幸せです。自分はもうこの人の作品は手に取らないと思います。 | ||||
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純粋に面白かった。 レビューを見てると、反日とか、誤った歴史観って書いてあったけど、 あんまり気にならなかったけどなぁ。。。 国粋主義の方って、多いんですね。 | ||||
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要は、人間版スカイネットvs世界最強国家のお話。前半で存在が明らかになった時点で、大筋の展開は予想できたのでトーン&ペースダウン。あとはそれほどハラハラドキドキすることもなかった。 作者の○○観や戦場の狂気や残虐性といった負のイメージのものをごった煮されたミックが哀れ。途中から持て余したのか扱いが更にぞんざいになり、向かい来る少年兵に対して「来い、近親相姦野郎!」、初対面(初交信)のケントに向かって「ボケが」などといったチンピラのような台詞しか与えられない損な役回りに思わず笑ってしまった。結局選ばれた理由も明らかでないが、もしかしてケントの英語がNGだった時の日本語要員? 同じ“アフリカもの”、“エンターテイメント”という2点で比べるなら趣向が全く異なるが、相当昔の『ガダラの豚』(中島らも)の方が面白いと思った。こちらもある意味ジェノサイドだが…。 | ||||
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先日、読み終わりました。 テーマも面白いし、どぎつい描写もありますが、SF(?)小説として楽しめました… と言いたいところですが、ところどころに出てくる著者の非常に偏った歴史観、 というより日本への嫌悪感と言ってもいい表現が非常に邪魔です。 これが、読み進める上でいちいち癪に障ります。 安くはない金で購入しましたので我慢して最後まで読みましたが。 日本人は差別主義者だの、文字を発明できなかっただの、酷い言い様です。 作中に登場する日本人傭兵は憎むべき人物として描写されており、日本人を貶める 役として登場したとしか思えません。作者は虐殺をテーマとする以上、過去に日本人が 起こした虐殺事件を書かないとフェアではない…などと仰ったようですが、 そんなことは本作とは別に本にでも書けば良い訳で、純粋に作品を楽しみたかった私としては、 作品を通して作者の偏った主張を押し売りされたようで、詐欺にあった気分です。 主人公の相棒役として韓国人留学生が登場しますが、こちらは非の打ち所のない好青年 として描かれています。過去に韓国人が起こした虐殺事件(終戦直後の日本、ベトナム、 竹島)のことは書かなくていいんでしょうか? 著者は日本人を人種差別主義者として糾弾していますが、日本人を差別的に見てるあんたが 言うなよ、と思いました。 巻末の参考文献は日教組等の左翼が喜びそうなモノが目白押しです。 | ||||
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サイエンス・フィクションのつもりで読んでいましたが、世界規模での話の風呂敷を広げて何はともあれまとめるエンターテインメント小説として、ワクワクしながら一気に読むことが出来ました。設定や歴史観などの細かい点での突っ込みどころは指摘されていますが私は特に気になりませんでした。ハリウッド的なので、そのうち映画化でもしてもらいたいです(多分観に行かないけれども)。 | ||||
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間違いなく大傑作である。 色々欠点があろうが大傑作である。 読むべし。読むべし。 | ||||
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最初は新型ウィルスせん滅と救出作戦の冒険小説と思わせておいて、それは導入部分に過ぎない。 当事者同士と主人公がだまし、だまされる二転三転するストーリー展開。医学知識と軍事知識が 面白いようにからみあう。単純な暴力でなく、必然性のある暴力や救いのある人間性が感じられる ミステリー好きが読むだけでなく、ハードSF(サイエンスフィクション)という側面の方が強い なぜなら、最終的に「謎」は解けるのだが、解けるカギはSFを認める前提が必要だからだ。 一部に著者が「自虐史観」だから面白くないというレビューがあるが、それは大きな傷では無い 書名がジェノサイド(大虐殺)である。ナチのアウシュビッツ、南京大虐殺、関東大震災の朝鮮人 殺害、コンゴの内戦での民族虐殺などが、ある程度のステロタイプ(単純化した見解)でとりあげ られるのはストーリー展開上、許容される範囲と考える。 この単純な見方は「政治的な見解」というより、ストーリーの「わかりやすさに貢献」している。 物語は、部分でなく本質で考えるべきだ。この物語の本質は、新人類の出現と対する人間の行動に ある。人間の不完全さの表現としてのジェノサイドだから、日本人にわかりやすい南京や震災時の事件 (異論があるのは承知の上で、一番知られている)を取上げたのだろうと考えた。 コンゴの内戦の表現など、コンゴ共和国から抗議が来てもおかしくない位だから、南京などさほど でもない。物語は物語として読むべき。 「自虐史観」のあるなしという「枝葉」はさておき、ハードSFの「本質」を見れば星5個をつけるべき。 | ||||
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この作品を見て反日的な著者の曲がった歴史的主観が盛り込まれていると批判的な方のレビューが多いことに、逆に心からがっかりした。他の国のジェノサイドを描いて(そもそも主軸はアメリカ国家)自国である日本の過去のジェノサイドを棚にあげるのは自分たちは違うと思っている日本人の卑怯さの表れではないか。日本人は特にその傾向が強いと私も感じるし、作者が日本人によるジェノサイドを書くのは、反日的な感情でもなんでもなく、ただ全世界どこの国家でもどの時代でも人間が繰り返してきた所業を、わかりやすく自国の歴史に則って描いているだけではないか。 協力者を韓国人としたのも、日本人が特に軋轢のある朝鮮半島との国家を超えた 個人の純粋な善意と友情を描きたかった意と感じる。エマやアキリの種が主流となった頃には、国境もないかもしれない。それを私たち人間たちでも無理なことと知りながらも努力していくべきことではないのかと考えさせられる。 作品自体は確かに様々な専門分野を出しすぎて個々の内容自体はその分野の専門家にとっては甚だ疑問を感じる部分もあるのかもしれないが、逆に様々な人種を出すことが新しく感じるし、ジェノサイドを描きながらも平和を望む筆者個人の表しかたかもしれない。 | ||||
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面白い。 久しぶりに一気に読んで、すぐ、2回目を読み出した。 このまま、ハリウッドで映画化しないかなぁ・・・ 日本映画界の力では無理だろうなぁ・・・ 意外と韓国映画界が作ってくれるかも?そのほうが現実味あるし、いい映画になりそう。 レビューで反日小説と嫌悪を唱える人が多いが、そこまで愛国心がある人が多いのには笑ってしまった。 細かな史実の誤り、過剰な表現、それは作者の考え・認識であって、それに感化されてしまうほど、読者は馬鹿であろうかと思う。 アメリカ人が読んで、「反米だ!」って怒ると思う?? この小説を韓国人/在日の人が書いたとしても、小説としての完成度については文句言えないはず。 ホラーじゃないとかSFにしてはとか、素直に面白かったと言えない人、何を読んだら認めるんだろう。 まぁ、感想なんてのは個々違うから、満点もあればゼロ評価もそれは自由です。 私は素直に「面白かった」。 ゆえに5点。 | ||||
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受験の参考書を買いに行ったときにこの本が「ちょーおすすめ!!!」的な感じですごく押されていたのでなんとなく買いました 普段全然本を読まないのでこの本がどのくらい面白いのかは比較できないので曖昧なんですが 多分おもしろさは普通上くらいだと感じられました とにかく読みやすくてスラスラと読むことができました 頭の中で想像させてくる?画像が頭によく浮かぶので映画を見ているような感覚をすごく感じました | ||||
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面白いと評判の小説を読んだ。なるほど、ぐいぐいと引き込まれる展開で読ませるな、と最初の数頁で思ったものの、だんだんと作者がちりばめる日本人への悪意が鼻に付き始める。 日本人が関東大震災後に朝鮮人を大虐殺したとか、南京大虐殺で日本兵が残虐な行為をしたという、かの国の妄想をそのままの主張や、ストーリーと関係ない韓国人を賛美しまくる描写には違和感を感じた。 アメリカを悪く書くのも本ストーリー上の必然だが、この作者の場合、アメリカや日本人を悪く書きたくてストーリーをこしらえたとしか思えないほど作為的に見える。 それが最後にどんでん返し・・・なんてものは当然なく、徹底して作者の反日、反米で韓国大好き(中国にも好意的な表現もあるが)、お花畑の平和・平等主義者的な志向は貫かれている。 結局、最後まで期待通りに楽しめなかった。 この作者の本は、今後2度と買わないだろうな。 | ||||
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途中までは期待した。関東大震災の件が出てトーンダウン。殊更韓国人留学生を持ち上げる点で嫌悪感(恨でしょ、韓国人特有のものは)。南京の部分で軽蔑に。この様な浅い知識で本は書けるんですね。日本人で有りながら過去の先人たちを反日外国人の根拠のないプロパガンダで侮辱できる精神が理解できません。二度とこの作者の作品は買いません。心の底から軽蔑します! | ||||
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