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ジェノサイド
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ジェノサイドの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.77pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全597件 461~480 24/30ページ
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今年のミステリナンバーワンの呼び声が高いので読んでみましたが、どちらかといえば、SF小説でした。 人類について、コンピュータや薬についての理系の知識がばんばん出てきて、 文系の私はヒイヒイ言いながら、ついて行くという感じでしたw ただ、ヒイヒイ言いながらも、発想のおもしろさ、丁寧に調べて書かれた描写などに興味は尽きず、 最後までページをめくる手は止まりませんでした。 ひとつだけ引っかかったのは、わりと前のほうの記述で、父親が大学教授、息子も大学院で研究者という設定なのに、 いきなり現れた祖父と伯父が、喧嘩に明け暮れていたとか、理由なんかないけど朝鮮半島の人たちが嫌いだとか言う、 いかにも知性のなさそうな人物像となっていたことです。 理由はきちんとあるはずだし、なにも理由がなく嫌い、嫌いと言うような粗野な人たちであれば、 どうしてそんなに主人公や両親と違う人種なのか、説明があってもよかったと思いました。 その部分を書きたい気持ちが先走ったのか、あとから加えたためかのか……。 そこで引っかかってしまったために、主人公と行動をともにする韓国人男子学生の人柄の良すぎるところや、 日本人の傭兵の誰もが嫌悪を感じてしまうような描写に、とってつけたような違和感をおぼえてしまいました。 ものすごく面白い小説だっただけに、そこが残念です。 左翼思想の人(?)はどうして他国の悪い点は見過ごして、日本ばかりを責めるのでしょう。 広い視野で公平に見れば、どこの国の人も被害者とは言い切れない過去があり、ジェノサイドの歴史があり、 日本人だけを責めるのはおかしいと気づくはずです。 | ||||
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作者に対する不快感を露にしている読者が多く見受けられますが、それは、作者の表現した南京大虐殺の歴史、残虐でひねくれ者の日本人傭兵、お人好しで博識な韓国人留学生が主な原因でしょう。ですが、歴史というものは記録する者の感情や権力によって操作されている可能性もあり、すべてを鵜呑みにしてしまうのはあまりにも危険なものです。また、残虐でひねくれ者の日本人傭兵にしても、たまたま日本人であっただけのこと。現に作中で、彼には暗い過去が垣間見えており、彼の性格は人種に関係なく彼自身の過去が大きく起因していることがわかります。お人好しで博識な韓国人だってこの世にはいくらでもいます。私はこの作品を読んで正直驚きました。この作品は日本人の知性を、未来を切り開く力を試しているのです。 | ||||
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この作者の作品を読むのは、13階段以来になります。 エンターテイメント作品としては、高評価です。 文章は平易で読みやすく、専門用語などの解説も丁寧です。 物語の展開もスピーディーで、ぐいぐい読ませる作者の力量には舌を巻きます。 一方で、ストーリーは破綻気味です。 本作では高度な知性の誕生がキーワードになるのですが、その『高度な知性』の知性が低いため、終始気になります。 詳細に書いてしまうとネタばれになるので避けますが、物語の発端からして無理があります。 しゃべることもままならず、まともに歩くことすらできない自らの生命を危険にさらす理由が弱すぎます。 そもそも、物語の根幹にかかわることですが、「日本の協力者」がちゃんと仕事していれば、主人公と韓国からの留学生が登場する必要性はありません。(製薬に関しては財団の力でどうとでもなるし、門外漢の研究者や大学院生に任せるより確実でしょう) 読み終えた感想としては、この『高度な知性』は結局何をしたかったのだろうかということです。 不完全な知性である我々には想像もつかないということでしょうか? また、作者の日本人観が物語へ没入しきれない一因となっており、残念に感じました。 好意的に解釈するなら、現生人類の残虐性を際立たせるための描写なのかもしれませんが、完全に空回りしています。 ・子供を殺戮するためだけに登場する日本人の傭兵 (狂人という以外なんの見せ場もないのに、なぜ高度な知性がこの日本人を選んだのか説明がない) ・何の脈略もなく出てくる朝鮮人蔑視の下賎な叔父と朝鮮人を賛美する立派な父親の対比 ・何の脈略もなく出てくる南京大虐殺のくだり etc 色々不満はありますが、頭を空っぽにして読むエンターテイメント作品としては、楽しめる作品だと思います。 | ||||
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これはすごい。 「本の雑誌」で上半期ナンバーワンになった辺りから注目していたが、作者にこれといった印象がなかったので(そういえば乱歩賞で『13階段』てのがあったなあ、くらい)、しばらく様子見していた。 文庫化まで待とうかと思っていたが、我慢しきれず購読。結果、大正解。 できれば年に一冊くらいのペースでこのくらいの内容のものを書いて欲しいものだが、難しいだろうなあ……。 どちらにせよ、新刊が出たら読みたい作家が、また一人増えた。 | ||||
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普段はレビューなど書かないのですが、ちょっと過大評価されすぎだと思うので記載します。 【良い点】 これは、実際にはあり得ないSF・ホラー・ファンタジーと思って読めば楽しく読めます。 (リング・螺旋・ガンダム・エイリアンとかのイメージ) ストーリーのテンポも悪いくないですし、サクサク読み進むことが出来ます。 専門用語なども随時出てきますが、ストーリーの中で解説もされるのでわかりやすいです。 (本当かどうかは知りませんけど) 実際にある組織や国・社会情勢が舞台になるので、イメージもしやすくわかりやすいです。 【酷い点】 本書には、実際の国や組織が出てくるので、どうしてもイメージしながら読んでしまいます。 具体的にイメージできてしまうからこそ、ストーリーが実社会と飛躍しすぎてSFファンタジーのような要素がたっぷりです。 更に、筆者の歴史観の押し付けが本書の質を劇的に下げています。 南京大虐殺とか日本人傭兵の殺害とか・・・ 本書に出てくる日本人の取扱がひどい部分があるのは、著者の自己満足でしょうか? 反日感情が露骨に出ているし、そのあたりの稚拙な描写に閉口します。。。 筆者がそのような歴史観や反日感情を抱くことは個人の自由なので何とも言いませんが 小説として人に読ませるにはあまりに稚拙な表現です。深みがまったくない! 実際に、唐突に出てくる歴史観の押し付けの部分をすっ飛ばして読んでも ストーリー進行には全く問題なく読めてしまう程、接続性は極めて低いという稚拙さ・・・驚愕します。 何のために書いているのか意味不明です。(ただの筆者の主張?) ストーリーの途中で、突然、筆者の好きな食べ物が紹介されているのと同じレベルです。 本書を読むことが時間の無駄とは思いませんし読破もしましたが 四分の一ぐらい読んでから(これはガンダムだ、ファンタジーだ・・・)と言い聞かせて読んでました。 趣味として読む読書としてなら価値がありますが、学びは非常に少ないですね・・・ (世間では、これを時間の無駄というんでしょうが。。。) TVゲームやパチンコで時間つぶしをしているのとあまり変わりませんね。 本書が悪いというより、本書を紹介している帯にも問題があります。 もっと実社会を反映させた社会派ストーリーのようなものかと思って読んでましたが全く違います! 私が期待しすぎたのかもしれません・・・ 最初から明らかにブッ飛んだSFファンタジーのような形で書いてもらえればもっと楽しめたと思います。 | ||||
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ストーリーは非常に面白い。 新人類の誕生と、それを抹殺しようとする超大国。命を守ろうとする個人と、個々の命の価値を考えない政府。 人類の未来に疑問を呈しているのも、同感だ。 ただ、所々に作者の個人的思想を無理矢理突っ込んであり、違和感が多々ある。 伏線を回収しきっていないのか、そもそも伏線が無かったのかわからない部分もたくさんある。 その辺りを上手に処理していれば、傑作となっただろう。 惜しい。 | ||||
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長いけれど、読みやすいのであまり本を読まない人にもオススメ。 とにかくテンポが良くて、緻密で壮大なスケールの中に、読者を驚かせる仕掛けが満載。ページを捲るごとに引きこまれていった。3つの物語が同時進行していて、多方面から描かれているので、こちらが疑問に感じたことを次々と解決していってくれる。ここまで緻密に描ける著者は少ないので、本好きさんほど驚かされると思う。 少しエグいシーンもあるけれど、必要最低限の描写になっているので耐えられた。 精神論が描かれているわけではなく、緻密だけども深くはないので、「エンタメ小説」という位置づけは当たってると思う。 もし映像化するなら、映画にした場合、視覚的な面白さは出ないし、この作品を2時間に収めるのは難しいと思うので、連続ドラマにした方がいいかも。 | ||||
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創薬化学を専攻する大学院生・古賀研人のもとへ急死したばかりの父親から一通の電子メールが送られてくる。その内容に導かれて訪れた古色蒼然としたアパートには、秘密の実験室が設けられていた。 一方、傭兵のジョナサン・イエーガーは、難病に苦しむ息子の治療費を稼ぐため、アフリカ奥地で地元民の大虐殺計画の任務に就く。そして彼はある村で、人類がいまだかつて目にしたことのない存在と対面することになる。 日本、アフリカ、アメリカと3つの地域をまたにかけた壮大なSFアドベンチャー小説です。人類を新たなフェーズへと引き上げる可能性をもった存在との邂逅をめぐり、人智を大きく超えた物語が怒涛の展開を見せます。ハリウッド映画的な迫力ある物語です。 何の知識もないまま、作者の本を一度も読んだことがないまま、直木賞候補作品だという一点だけで手にした作品です。どこに向かってストーリーが突き進んでいくのかを知らぬままに読んだからこそ味わえたこの面白さ。他の読者にも分かち合ってほしいがために、その物語展開に触れることは極力控えたいと思います。 創薬化学の専門研究者に対して濃厚な面談取材を行なったことと、膨大な数の幅広い文献資料を渉猟したことが巻末に付されていて、このめくるめくフィクションを支えるためにこの作家が膨大な時間と労力を費やしたことが見て取れます。 だからこその、特に薬学にまつわる専門的な記述が延々と続く箇所がいくつもあり、ほとんど消化不良のまま頁を繰り続ける場面もあります。ですがそれでもこの物語の果てに感じたのは、人類に対する希望と信頼を確かに持つだけの価値はあるのだという、清々しい思いです。 主人公たちが出会ったその新しい存在が、いつの日かこの地球上に実際に現れるかもしれない。そのときに人類は、果たしてどのような行動を起こすのでしょうか。 | ||||
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アフリカ、合衆国、日本を舞台に展開される「人類の進化」をテーマにした作品。 とても疾走間があり、まるでアメリカの人気ドラマを観ているような展開にぐいぐい引き込まれました。 随所に、現生人類が行ってきた虐殺の歴史や現在日本では大きく報道されていないアフリカ戦争の悲惨さが描かれており、自分が所属するホモサピエンスという種の酷悪さに胸が塞がれそうになりました。そしてそれらは決して目をそらしてはいけない事実として残りました。 また、そう思わせる作者の筆力を感じました。 わたしは他の方が書かれるように、内容の一部を反日的とは受け取らず、こういった残虐さは民族に関係なく、ホモサピエンスという種のもつ負の一面なのだととらえました。 おそらく作者は「民族や人種にかぎらす、それがサピエンスの一面なのだ。日本人も例外ではないのだ。」ということを表現したかったがために、やや穿ちすぎた結果、上記のような評価をえたのではないでしょうか? サピエンスという種をフラットにとらえてもらいがたいため、多くの読者である日本人すらも特別扱いできなかったのではないでしょうか? 一方で戦闘シーンはどこかハリウッド的でリアリティを感じず、「ヒトを超越した存在」がそこまで全てをコントロールできるかに疑問を感じました。個人的にはラストがやや月並みな展開となってしまい、少し安っぽいのも残念です。 それでもエンターテイメントとしては、今年読んだ中ではトップクラスです。 読まないよりも、読んでよかった。 | ||||
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よっぽど時間をもてあましている人以外は読むべからず。 誰かの小説を継ぎ足して無理矢理話を終わらせたような、、 それと話の展開が都合良すぎる。 2度と読む気がしないので、ゴミ箱へ直行。 | ||||
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王様のブランチで特集され、谷原章介さんの熱のこもった宣伝にほだされて購入し読みました。感想ですが、随所に反日的な記述が散りばめられ、ブランチでの宣伝や帯カバーにあった一級のエンタメ小説の内容を純粋に楽しめませんでした。今後は小説買うのもためらってしまう程の裏切られた思いがしました。 | ||||
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主要参考文献の浅いことと言ったら。 この程度の文献だけで物語を構築したのだろうか? とりわけ、際立っていたのが、南京大虐殺についての記述。 あっさりと書いているけど、無知蒙昧な恐ろしい記述だ。 本を数冊読んだだけで、よくもまあ断言できるものだ。 物語としては刺激的だが、作者の思想があまりに低俗すぎて不愉快になった。 | ||||
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壮大なスケール・内容の深さ・描写の緻密さ。とにかく素晴らしい。 著者の持っている人間への愛情も確かに伝わってくる。 こんな本はいつ以来だろう。 とにかく、良い意味で予想を裏切られた。★5つでも足りないくらいだ。 | ||||
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途中ところどころで「ちょっと無理があるような…」と思わせる箇所がありつつ、 序盤からフルスピードで走り抜ける勢いで一気に読めました。 難しいネタも上手いこと消化できて、万人に通ずるエンターテイメントになっているのではないでしょうか。 | ||||
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物語は日本、アフリカ、米国で同時進行する。物語の中で日本人の主人公は難病の新薬を作成するのだが、その過程は現実感をもって迫ってくる。これは『謝辞』で述べている通り作者の創薬に関する綿密な調査によるものであろう。同じように傭兵の装備、行動についても十分に調査していることが伺える。十分な裏づけ調査に基づいた物語はドキュメンタリーではないかとも思わせてしまう。もしかしたらこの本に書かれているようなことが実際にあるのではないかと十分に思わせてくれる。また、アフリカでは傭兵4人が活動する。そのうちの1人は日本人だ。従い、何らかの重要な役割を担っていると思っていたらあっけなく死んでしまう。そのような以外性もある。最後まであきさせない第一級の娯楽作品と思います。 | ||||
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2011年3月刊行の本作品、まず、ストーリーは… 現代のアメリカ。プロローグで、大統領にもたらされたのは、アフリカ・コンゴで、「新種の生物が出現」したという報告だった。 本編は次の二つの物語が同時進行する。 1.アメリカ人、ジョナサン・イエーガーの物語。民間軍事会社の傭兵である彼は、コンゴでの極秘の計画を請け負うこととなる。 2.日本人、古賀研人の物語。大学教授の父を失った薬学の大学院生の彼は、父が密かに行っていたことを受け継ぐこととなる。 以下が、本作品を多くの方が楽しめる要因と感じた点です。 【ミステリとしての面白さ】 プロローグで示される、「ハイズマン・レポート」とは何か? イエーガーの請け負った仕事の真の目的は何か? 古賀研人が死んだ父から受け取ったメールで託された使命とは何か? …冒頭で示されるのは、謎めいたことばかり。 1.2.の物語がどのように交錯するのか、という興味とともに、目まぐるしく物語は展開していきます。 そして、ラストには、思いがけない真相が待ち受けている。 もちろん、巧妙な伏線が利いてくるところは、さすが乱歩賞作家だけのことはあります。 【SFとしての面白さ】 「謎の生物」と古賀研人が「薬学」の学生、という要素から、「生物学」分野の科学を根拠としたストーリーが展開します。 しかし、理数系苦手でも全然問題なし。 専門知識がない人にも分かりやすく、それでいて、綿密な取材力を感じさせる物語展開です。 なお、私は、本作品を読んで、映画「2001年宇宙の旅」を想起。 あの名画のテーマを、全く別のアプローチで読み応えのある作品に仕上げています。 【感情移入しやすい人物設定】 古賀研人は、理数系は成績優秀かもしれないが、全く普通の青年。 そんな彼が、世界的規模の事件に巻き込まれていく。 身近な人物を配することで、多くの方が感情移入や共感をしながら、物語に入り込めるように工夫されていると感じました。 | ||||
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この作品の魅力は、とにかくスケールの大きさ、臨場感あふれる描写、そして著者の魂が込められたであろう綿密な構成力です。地球全体を舞台に、日本、アメリカ、アフリカとはじめはそれぞれ別々に進んでいくストーリーが螺旋のように絡み合いながら1本の太い線となってつながっていきます。ジェノサイドの見所の一つとして、人類を圧倒的に上回る超人類(ヌース)の知性が挙げられるでしょう。ヌースの計画がアメリカのネメシス作戦司令官のルーベンスによってしだいに明らかにされていく過程と、彼の思考描写がとても印象に残っています。その計画に気づいたときに圧倒されることでしょう。 | ||||
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パラサイトイヴや天使の囀りを思わせるSF展開に心奪われ、 寝ずに読みふけっていたのですが。 ん?んんん? 本編とあまり関係なさそうな反日表現が気になって、 段々頭にストーリーが入らなくなってきました。 高野さん…日本人嫌いなのかな。 と次第に悲しくなってきてしまう始末。 偏った考えを正しくするんだ!と思う気持ちが強いあまり、 反対方向に降り幅が大きくなりすぎた感じ。 それにしてもやたら勘に障る行動をとる「日本人」傭兵に せめてなにかバックグラウンドを用意してほしかった。 彼のキャラクターには拭いきれない違和感を感じる。 あと朝鮮人を朝鮮半島に住んでる人と言い換える件は むしろ変じゃないのかな。 難しいことがわからず素朴な感想ですみません。 ストーリーや今までの高野さんの著作が好きだっただけに、 残念だったし驚きました。 | ||||
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娯楽活劇作品に徹底していればもっと面白い作品になっていたのに残念。 他のコメントにもあるように作者の歴史観はかなり歪んでいて白けてしまう。 旧日本軍の残酷さばかり強調したり不確かな史実を読者に刷り込ませたり、 団塊世代だけじゃなく40代の若手でもこんな自虐史観しか持ちあわせていないのかと暗くなった。 あとから作者のコメントを知ってその政治スタンスに納得したが…これは作者の性質なんだろう。 もともとは映画監督になりたかったそうだが、表現者というより、 例えば機を見て民主党から立候補したりするような、そんな抜け目のないタイプなんだろうなあ。 | ||||
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海外の登場人物がカタカナでややこしく、アフリカの地理に詳しくない人にとってはピンとこない部分もあります。それに何より、長い。読んでいて疲れました。 それから、ほかの人のコメントにあるような自虐史観は殆どページを割かれていません。最後はハッピーエンドに終わるのでストーリーが途中から分かってしまいました。全体としてはよくまとまってはいると思います。 | ||||
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