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毒入りチョコレート事件



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毒入りチョコレート事件の評価: 6.88/10点 レビュー 8件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.88pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全5件 1~5 1/1ページ
No.5:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

毒入りチョコレート事件の感想

確かに翻訳モノ独特の言い回しが気にならないこともないが、古典ミステリの名作には違いない。文句のつけようはないし、時代を考えればその時代にこれだけの構成でできることが称賛に値するといえるのでは。「多重解決」という手法も面白いし、「犯罪研究会」の面々も個性的。
貫井徳郎が本作を意識して「プリズム」(既読)を書いたときいて納得。

本好き!
ZQI5NTBU
No.4:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

毒入りチョコレート事件の感想


▼以下、ネタバレ感想

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なおひろ
R1UV05YV
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

いろいろな視点

一つの事件を数人の視点で推理する話は面白いです。

わたろう
0BCEGGR4
No.2:6人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

毒入りチョコレート事件の感想

古い本で、翻訳ものでもあり内容はともかく本として読むのは退屈するのじゃないかと危惧したが、全然そんなことも無く普通に楽しめた。そんなに読みづらい翻訳文じゃなかったのが幸いだった。
内容はほとんどの人が知っている話で、ミステリが好きですと公言する人はこの本を知らないとは云えないほどの古典である。
西澤保彦の「聯愁殺」はこれが下地にして書かれているし、歌野晶午の「密室殺人ゲーム王手飛車取り」もこれのアレンジだ。一貫してひとつの事件に対しての推理を披露するという流れだけでここまで綿密に書けるのは
凄いと単純に驚く。アンチミステリとしていても最後にはミステリのお約束をしっかり守ったオチが用意されているところも笑えるし、この着想の見事さが気の置けない友人などとミステリ談義の中でフト浮かび上がったのじゃないかと
想像したりして頬が緩む。
Aに送られた毒入りチョコレート。たまたまそばにいたBに譲ると、Bの妻Cが数を多く食べたせいで死亡する。犯人Xは誰か・・・。シンプルな設問でいろいろな推理が披露されるこの本。
今読んでも充分読み応えのあるミステリで、楽しみながら読み終えた。バークリー貴方は凄い。そしてミステリ界に残したその足跡は偉大だ。

ニコラス刑事
25MT9OHA
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

毒入りチョコレート事件の感想

米澤穂信「歴史ある古典部の真実」及び『愚者のエンドロール』のモチーフにして、「手作りチョコレート事件」のタイトル元。多重解決物の元祖・アンチミステリとして面白かった。

水生
89I2I7TQ

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