『線路上の殺意―鉄道ミステリ傑作選〈昭和国鉄編〉ー』に続く昭和の時代を舞台にした鉄道ミステリの秀作を集めたアンソロジー第二弾。

毛だらけで身も心もあたたまるハートウォーミングミステリNOワン! 犬と歩けば、謎にあたる。 「頑張りすぎてませんか。

彼らに残っていたのは、もはや後悔だけだった。 19年前に世間を騒がせた、 ある天才ギタリストの「伝説の死」。

世界は難しくて、ときどき不思議で愛おしい。 ありえないほど賑やかな日常で、人型ロボット・瑛子が踏み出す大きな一歩。

飲み屋で男二人が喧嘩をした。一人は大怪我、殴った男は遁走の果てに首を吊った。

宿縁に導かれた八人の犬士が悪や妖異と戦いを繰り広げる雄渾豪壮な『南総里見八犬伝』の「虚の世界」。

仇と同志を求め、離合集散する犬士たち。

四十歳目前での思わぬ妊娠に揺れる旅行代理店勤務の優子。これが子供を産む最初で最後のチャンスだけど…。

生まれ変わっても忘れたくない 大切な人、思い出…来世へ届けます カフェ店員に憧れる女子大生の未桜は、まだ寿命を迎えていないにも関わらず『来世喫茶店』―あの世の喫茶店―に手違いで招かれてしまう。

悪夢を見た夜に必ず近所で起きる通り魔事件。

警視庁捜査一課の刑事・日向は多摩川河川敷で起きた発砲事件の捜査を命じられる。

死臭が食材の匂いに感じる潤平と、分析科学のスペシャリストの風間。

大英博物館を辞めたコンサバター(修復士)、スギモト。

闇の手に奪われた愛娘を取り戻した道中奉行副役の水城聡四郎。将軍徳川吉宗から職を解かれ、新たな役惣目付を任じられる。

過去の断片が、まあさんを苦しめている。それまで理性で抑えつけていたものが溢れ出してきているのだ。

彦根藩の勘定方・三浦芳之助が斬殺された。下手人は御目付方・近藤虎次郎らしい。

夫の仇を討とうと彦根から江戸に出てきた武家の女・三千代。無頼者どもに乱暴されそうになるが剣客・加藤平十郎に助けられる。

「人は他者の死を体験することはできる。その他者が切実な他者ならば、激しく、深く心を揺さぶられる。

御用にバイトにと日々忙しく全国を飛び回る良彦と黄金。そんな良彦の元に、バイト先の清掃会社から正社員の打診があった。

緑陵高校の生徒会長・安原の懇願を受け、麻衣たちは調査に向かった。

地に埋められた私を救ってくれたのは、白兎と名乗る見知らぬ少年だった…… 心中間際に心変わりした恋人によって、土の中に埋められてしまった優枝。

突如としてネット上に現れた、謎の「誘拐サイト」。

イタリアの小さな村に「蜘蛛男」が出没。壁を這って移動し、車に貼りつくなど、人間ではありえない動きをするらしい。

お前の母親は淫売や―大和が小学生の時、母親は飛田新地から売春島に渡った。以来絶縁し二十年。

ある理由で家を出た小説家が、葉山の古民家に一時避難。生活を満喫するも、そこで出会ったのは(「海の家」)。

宇宙船を警備する人工知性紅葉の葛藤と、宇宙空間で物体がワープする際に生じる、空白の七十四秒間の事件を描いた第八回創元SF短編賞受賞作「七十四秒の旋律と孤独」をはじめ、人類が滅亡したあとの宇宙で、ヒトの遺した教えと掟に従って宇宙を観測し続けるロボットたちの日

アスタルト王国の錬金術師テレサとエミリアは、セフィラ教会の聖地の塔へ調査に赴いた。

京都の公家から江戸の武家へ。前代未聞の転身を遂げた信平。

『感染』で第1回小学館文庫小説賞を受賞。医療ミステリーの第一人者仙川環が贈る新境地。

加賀百万石の留守居役・瀬能数馬が、各藩留守居役との駆け引きを描く好評の書下ろしシリーズは、第十六巻目。

反・松平定信ということで急接近した尾張徳川家一門と将軍付御年寄・滝川。

なにがあった? なにをした? どうして追われている? 警察から追われ、刺客に命を狙われながら、白馬岳を越えて日本海を目指す。

十石二人扶持という身分の下級藩士である河合富士太郎はある日、若殿・又一郎の側用人という重役に呼び出される。

薩摩藩主・島津斉彬に見出された若き日の西郷隆盛。

将軍家の姫を手中にした者に南蛮銃三百挺を与えよう。信長、謙信、信玄、松永弾正らが繰り広げる争奪戦の行方や如何に。

〈響け! ユーフォニアム〉シリーズの武田綾乃、『あの日の交換日記』でブレイク中の辻堂ゆめ、『タスキメシ』『競歩王』などスポーツ小説でも活躍の額賀澪、『楽園とは探偵の不在なり』で話題沸騰中の斜線堂有紀、“若き平成のエラリー・クイーン"こと青崎

謀殺された幼馴染みの復讐のため、テレビ局のADとなった竜泉佑樹。

悪魔の象徴「逆さ五芒星」連続殺人事件の犯人はひとり白い密室にいた。

警察を辞め私立探偵となった小野寺冴。

大重版で話題沸騰中の傑作ホラー小説、第3弾。

大重版で話題沸騰中の傑作ホラー小説、第4弾。 上下巻、同月刊行! 昔話『奈良梨取り』――。

14歳の少年Aによる20年前の女児殺害事件。その残酷な犯行映像が闇売買された。

ホテルで行きずりの女を殺してしまった吉行は、車で逃げる雨の山中で不思議な少年と幼女に出会う。

鈴木勢太、性別男、33歳。未婚だが小学5年生の子持ち。

昭和五〇年代の春、高校生の十喜子は大阪の住吉大社の近くのお好み焼きと焼きそばのお店「フクちゃん」でバイトに励んでいた。

両替商分銅屋の用心棒・諌山左馬介が訪れたとある大名の下屋敷では、秘密裏に賭場が開かれていた。

“サウナ限定”の名探偵(60歳)が華麗に事件をととのえる! 刑事・水田龍二の義父・櫓竜太郎は探偵になりたいらしい。

悪魔が刻む逆さ五芒星は、死の証―。警視庁に新設された特殊犯罪捜査室。

探偵事務所の娘で新米刑事の北条美雲は、運命の人に出会うが、それは「禁断の恋」だった!? 一方で、刑事の和馬と、泥棒一家の”Lの一族”の娘だった妻の華に、不気味な挑戦状が届く。

傑作ショートショートミステリー集「4ページミステリー」シリーズ第三弾。

辛い過去を抱えたミュージシャン志望の青年・守生光星は平穏無事に暮らすことを心がけて暮らしていた。

江戸市中で「いちだ」という姓の武家の当主ばかりを狙う辻斬りが現れた。

三十年前に少女を惨殺した過去を持つ弁護士・御子柴礼司。

秋田県能代市で、老人施設入居者85歳の死体が近隣の水路から発見された。

お探し物は、本ですか？仕事ですか？人生ですか？悩める人々が立ち寄った小さな図書室。

店舗を持たず、自分の鑑定眼だけを頼りに骨董を商う“旗師”宇佐見陶子。

藤原氏が設立した施薬院の仕事に、嫌気が差していた若き官人・蜂田名代だったが、高熱が続いた後、突如熱が下がる不思議な病が次々と発生。

神田川病院に赴任した女医の黒田摩周湖は、二人の末期癌の女性患者をみている。

江戸に生きる人々が織りなす鮮やかな人生。

司法修習を終えたばかりの新米弁護士、杉浦小麦。

私はいずれ、夫に殺されるかもしれない。義父の弔問に訪れた前妻の佑香。

可愛くて鋭い山田さんの学園ミステリー、第二幕! 山田姉妹と戸村に今日も奇妙な事件(相談事)が寄せられる。

大阪の工事現場で発見された、男のバラバラ死体。首は腐敗、脚はミイラ化という奇妙な姿に、府警一課の刑事たちも困惑する。

40歳独身の尚之は、お見合いパーティーで“サトウミサキ”と出会う。

シリーズ初の長編!「第六リサーチ」のメンバーと仲間たちが海に全員集合! 新垣澪は、一流企業吉原不動産の子会社「第六リサーチ」の若手社員。

「お前には味方もいる。それを忘れるな」。

「最大の報復、それは刑事としてのプライドを奪うこと」。突如、了の自宅を訪れた青山署の刑事たち。

夜行バスで温泉へと向かう大学生のカップル。しかし、雪降る山中で突然、彼女が消える。

成人式を迎えるアンちゃん。大人になるには、まだ早い気がするけど、それでも時間は進むし、世の中は待ってくれません。

明治五年(1872年)。

耳を澄ませていよう。地球の奥底で、大切な何かが静かに降り積もる音に――。

ミス・コンテストの最終選考に残った五人の美女。最終審査を目前に、四人が次々と死傷する。

十五歳の公家・信平は仏門に入ることを嫌い、将軍・家光の正室である姉の孝子を頼って江戸に出た。

“死者”と語り続けた後、彼は命を落とした――。 不狼煙さくらは探偵・箒山小竹との浮気調査中に、調査対象の死に遭遇。

日ノ本中に散った三万の忍び「蛛蜘」を束ねる頭領を捜せ。

「喰ってやる! 」 侍火消・松永源吾はひたむきに炎と闘う! 仲間を、友を、誰かを〝信じる〟ことが未来を紡ぐ。

藩の政が大きく変わる様を見届けるため、江戸から故郷に戻ってきた天羽藩上士の子・伊吹藤士郎と異母兄の柘植左京。

代々泥棒の「Lの一族」の娘・三雲華は、警察一家の長男・桜庭和馬と、正体を隠して付き合っていた。

戦後のミステリ界を牽引した大御所作家4人による鉄道ミステリの傑作選。

大勢の人で賑わうクリスマスイブの新宿。

もう我慢できぬ! 鷹矢の怒りの剣が閃く 「近年の精勤を賞し、二百石のご加増を賜る」 呼び出された京都所司代にそう告げられ、 東城鷹矢は驚愕した。

広島から神奈川の病院に実習に来た研修医の碓氷は、脳腫瘍を患う女性ユカリと出会う。

警察学校校長を最後に退官した後、女子大教授となった小早川は未解決事件を取り上げる「継続捜査ゼミ」を主宰する。

幼き日に、警察に運命を狂わされた誠也とレイ。大人になった二人は、彼らへの復讐を始める。

地元・武蔵新城で「なんでも屋タチバナ」を営む橘良太。

上意討ちにあった、豊後安見藩一門衆筆頭の佐野了禅。

貧乏長屋に小判が投げ込まれるという奇妙な事件に、十手持ちの女親分・おゆうこと現代人の関口優佳は、かの有名な鼠小僧の仕業かと色めき立つ。

百鬼夜行の南北朝動乱を婆沙羅に生き抜いた佐々木道誉、数奇な運命を辿ったクジ引き将軍義教、奇々怪々に変貌を遂げる将軍義政と花の御所に集う面々。

百鬼夜行の南北朝動乱を婆沙羅に生き抜いた佐々木道誉、数奇な運命を辿ったクジ引き将軍義教、奇々怪々に変貌を遂げる将軍義政と花の御所に集う面々。

筒井藩士、弓虎之助には知られてはならぬ秘密がある。

ある少女の死が、私を変えた――。 ひと夏の、儚くも強い絆の物語。

―現代にも「呪い」は生きている。ある日、木戸野亜紀に送られてきた1枚の奇妙なFAX。

万造が嫁姑問題を解決？　鉄斎が剣客に真剣勝負を挑まれる！？　江戸の四季を背景に、笑って泣ける人情話が詰まった大人気シリーズ最新巻！

次々とSPRを訪れる女子高生たち。狐狗狸さんによる狐憑き、美術準備室に現れる幽霊、部室でのポルターガイスト現象。

平成六年、夏。埼玉県の山中で身元不明の白骨死体が発見された。

昭和五十五年、春。棋士への夢を断った上条桂介だったが、駒打つ音に誘われて将棋道場に足を踏み入れる。

織田信長は、幼少時から孤独と、満たされぬ怒りを抱えていた。

信長が天下統一へと邁進する中、織田家中では羽柴秀吉、明智光秀、丹羽長秀、柴田勝家、滝川一益ら師団長たちが苛烈な出世争いを続けていた。

柳橋の船宿に居候する、“若さま"と呼ばれる侍がいた。