海底密室



※タグの編集はログイン後行えます

【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

8.00pt (10max) / 1件

7.33pt (10max) / 3件

Amazon平均点

3.67pt ( 5max) / 6件

楽天平均点

3.60pt ( 5max) / 5件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
1pt
サイト内ランク []B
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

59.00pt

55.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2000年08月
分類

長編小説

閲覧回数3,371回
お気に入りにされた回数6
読書済みに登録された回数6

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

海底密室 (徳間文庫)

2021年08月11日 海底密室 (徳間文庫)

深海四〇〇〇メートルに造られた海底実験施設“バブル”。そこへ取材で訪れた雑誌記者の鷲見崎遊は、施設の常駐スタッフが二週間前に不審な死を遂げていたことを知る。そして、彼女の滞在中に新たな怪死事件が起きた。自殺として処理されていた最初の事件との関連が疑われる中、さらなる事件が発生。携帯情報デバイスに宿る仮想人格とともに、事件の真相解明に乗りだす遊だったが…。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

海底密室の総合評価:7.43/10点レビュー 7件。Bランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

海底密室の感想

深海4000メールの実験施設で起きる密室殺人。
SFミステリまで空想ではなく、理系ミステリと言った所です。

ミステリの舞台からしてシチュエーションの新鮮味を受けます。
外界から閉ざされたクローズド・サークルものであり、
犯行方法も然る事ながら何故ここで殺人を犯さなければならなかったのかの議論も魅力です。
登場人物達は施設にいる研究員なので、状況把握、思考回路も理路整然していているのもよいです。

事件が起きても他に影響されず、行動は自分で何事も判断。研究を続ける。個人の問題。無関心。
光が無い深海の冷たさ同様、『個』が強調されているのが魅力でした。

本書には地球の資源問題や深海を研究する上での土地問題、生物や食糧問題の解決、エネルギー問題の重要性などのメッセージ。
コンピュータが発達してネットワークでコミュニケーションが取れるようになった今、
人の繋がりを求める場合、物理的に同じ空間に人は必要なのか?
コンピューターに映し出された文章に人を感じるなら、感情をもった人工知能が人の繋がりを代用できるのか。など、
人との触れ合い、孤独とは何かのテーマ性を色々と考えさせられました。

ミステリとしても、テーマ性にしても特徴的で面白く、
また、それらが巧く融合された作品となっています。
理系のミステリが好きなので満足でした。

▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[]ログインはこちら

egut
T4OQ1KM0
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.6:
(3pt)

深海底ならでは

深海4000メートルの海底に設置された実験室を舞台に、人工知能が連続殺人の謎に挑むミステリだ。
 トリックはいずれも真っ当なもの。特殊な環境下での物理トリックがメインだが、よく考えられておりおもしろい。
 登場人物たちの関係も入り組んでいて楽しい。
海底密室 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:海底密室 (徳間文庫)より
4198946698
No.5:
(5pt)

メール時代の喪失感

海底の実験施設の中で起こる殺人。
その殺人がいかにコミュニケーション不足と呼ばれるこの時代における殺人に見合ったものだとわかる。
従来ミステリー好きの人間には辛口に言われるこの作品だが、私は「新本格」ミステリーが行き詰まった今、松本清張のような社会派ミステリーがこのような形で復興したと考える。
非常に秀逸な作品である。
海底密室 (徳間デュアル文庫)Amazon書評・レビュー:海底密室 (徳間デュアル文庫)より
4199050124
No.4:
(4pt)

まあ、読んでみてください。

SF大賞受賞後の作品。かなり面白い。犯行手段の着想などは見事!
海底密室 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:海底密室 (徳間文庫)より
4198946698
No.3:
(4pt)

まあ、読んでみてください。

SF大賞受賞後の作品。かなり面白い。犯行手段の着想などは見事!
海底密室 (徳間デュアル文庫)Amazon書評・レビュー:海底密室 (徳間デュアル文庫)より
4199050124
No.2:
(3pt)

ミステリーとして読むには少し辛いか?

SFとミステリーの融合として書いたM.G.H.のもう少し現在寄りの技術でかかれた作品です。前回のトリックに関しては高度なSFワールドにもかかわらず分かりやすかったのに、今回は科学知識丸出しで少し辛かった。
海底密室 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:海底密室 (徳間文庫)より
4198946698



その他、Amazon書評・レビューが 6件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク