忘られのリメメント



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初公開日(参考)2018年08月
分類

長編小説

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忘られのリメメント

2018年08月21日 忘られのリメメント

擬憶素子、通称「MEM(メム)」を額に張るだけで、他者の記憶を擬憶体験(リメメント)できるようになった近未来。MEMに記憶を書きこむ"憶え手"である歌手の宵野深菜(しょうのみな)は、リギウス社CEOの迫間影巌(はざまかげよし)から脱法MEMの調査を依頼された。そのMEMには、死亡したとされる稀代の殺人鬼・朝来野唯(あさくのゆい)の模倣犯による犯行の模様が記録されているらしい。かつて朝来野と同じ研究施設で暮らし、朝来野の記憶を移植された深菜は、自らの擬憶に対する朝来野の影響を否定するため、捜査を開始する。だが同時期に深菜の同居人・三崎真白(みさきましろ)が殺されてしまう事件が発生。殺害現場に残されたメッセージを読んだ深菜は、朝来野の死そのものに疑問を抱きはじめる――記憶と擬憶をめぐる、静謐なるSFサスペンス。(「BOOK」データベースより)




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忘られのリメメントの総合評価:3.00/10点レビュー 2件。-ランク


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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.2:
(2pt)

残念である。

これが氏の作品だと言うことが信じられない。帯に傑作SFと書かれているが、誇大広告と言われても文句は言えないだろう。
なぜなら、主人公の話口調がどうしても、補足説明的な言い回しや、自分が疑問に思ったことを、「~だろう?」とか「~なのかな?」といった感じの話し方をする。その時点で興ざめである。工夫をしてくれ。感情移入ができないのである。
作中に命題である神の記憶について難しい理論を用いて説明をしていて、さもSFっぽさを出しているが、そもそもその理論はSFとは無関係なので、話がわかりにくい。なんなら、この理論を使いたいから、この本を執筆したのではないかと感じるくらいである。作中はかなりの科学が発展しているらしいが目新しい科学技術は無く、どちらかというと、10年後くらいには当たり前になっていそうな技術を作中に使っている程度で、どちらかというと、SFよりも、SFを使ったサスペンスと言えよう。つまり、主目的はSFではなく、サスペンスなのである。サスペンスの物語進行上の都合でSFを要素としてくっつけた感じであり、冒頭で述べた誇大広告という文言はそういった観点からの感想である。
他のレビューで文章が平坦で起伏が無いと述べているが、全くその通りで、気がついたら残り30ページでそこからどうやって盛り上がらせるのかと思ったら、全く盛り上がらない。クライマックスが無いSFというものは始末に負えない。 この本が解決すべき事件も気が付いたら、終わってるし、終わり方もなるほど!といった感情や、それは気が付かなかった!といった感情を喚起させないのである。
作中で同居人の女の子が件の殺人鬼に殺されてしまうが、実は...といった展開があり、その子は個人的に気に入ってたので唯一の救いかと思ったが、本当にもう、そういうことするのね。といった展開を見せる。正直、作家としての評価を下げかねない作品である。他の方も述べているが、ハードなSFを読みたいなら、オススメしないです。ハードSFが読みたい方は冲方丁のシュピーゲルシリーズ、マルドゥックシリーズや伊藤計劃の虐殺器官やハーモニーをオススメしたい。
最後に、これがストブラを書いている人が書く物語かと思うと、残念でならない。
忘られのリメメントAmazon書評・レビュー:忘られのリメメントより
4152097698
No.1:
(1pt)

悪くないが1800円の価値はない

舞台装置的なSF設定と「神の記憶」の正体については丁寧に練られており、出発点は悪くないものの、全体的に振り返るといまいち説得力がない部分が目立つ。
例えば近未来SFという舞台でこれだけ様々な技術が発展している中で70人以上殺すまで連続殺人鬼が捕まらないのは不自然。

物語自体の起伏もあまりなく、クライマックスもいまいち盛り上がらない。骨のある文章というわけでもなく静かで平坦な文章が続き、読み応えのあるハードSFを期待するとその重さに肩透かしを食らうかもしれない。(この辺は好みだろう。読みやすいSFが好きな人間もいるはずだ)

全体的に都合の良いSF設定を混ぜ込んで料理にしましたという感じで、SF×サスペンスという宣伝文句から想像される重厚なSFではなかった。登場人物たちもあまり印象に残らず、
アイディアとしてのSFを読みたいという読者には向いているかもしれない。自分は明らかに物足りなかった。

純粋な本の内容は☆2であり、1800円という代金を考えると☆1にした。
忘られのリメメントAmazon書評・レビュー:忘られのリメメントより
4152097698



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