終わらない夏のハローグッバイ
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点6.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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非ミステリ。青春SF小説でした。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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SFである。設定的には10年ちょっと前に放映された「電脳コイル」というアニメに被る。今でいうところの拡張現実ばりにバーチャルイメージを実空間に重ね描きする。ちがいは「電脳コイル」がメガネを通して実現していた世界を、首の埋め込みデバイスで実現しているところだろう。それだけ「現実」が前に進んでもはや眼鏡越しの仮想現実ではSF感を出せなくなったのだ。 内容は下手なセカイ系だ。セカイ系なのに横紙破りで「世界を捨てて彼女を救う」という衝撃の展開をしてしまった「天気の子」とは異なり、彼女は普通に世界のために犠牲になる。そして、主人公は最後の最後に、すべてが終わって取り返しがつかなくなってからやっと、ずっと上から目線で思いやっていたつもりの彼女の人生の目的が、「主人公を愛すること」だったことに気づかされるという形で、彼女を自分が愛していたことに気づく。 映画にすれば生えると思う。「HELLO WORLD」なんかとよく似た構造。なのに、なんだろう、違和感が残るのはやはり「彼女」の在り方だろう。冒頭から主人公の目的は彼女を救い出すこと、だったはずなのに、彼女はずっと主人公に「必ず助けてくれると信じている」とまで言っていたのに、最後の最後に彼女は救われることを拒否する。結局、彼女は主人公を自分に依存させることで(自覚的に)主人公に人生の目的を与えていたのだ、というオチ。それはあんまりだろう、と思う。でも、それが今風のヒロインの在り方なのかもしれない。 | ||||
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前半は多少理解するのに時間がかかるが、中盤からは一気に読みすすめることができる。お互いのことを思いすぎたが故に待ち受けていた結末はあまりに切ない。 | ||||
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体内に埋め込む小型端末の普及により,大きく変わった小さな漁村が舞台の物語ですが, その概念や用語の数々はいささか取っ付きにくく,序盤は少しモタつき気味にも映ります. とはいえ,軸は人との出逢いや繋がりといった,むしろアナログの側に向いており, 端末を介して相手に触れ,近づけば近づくほど,知れば知るほどに見えてくる現実に, それならと文字通り視野を広げるヒロインの姿は,まさにジュヴナイルSFというところ. また,なぜ彼女は走り出し,止まろうとしなかった,もしくは止まれなかったのか. 小さな言葉に察する思いと,幼い日の思い出はずっと追い続けてきたその背を歪ませ, さらにデビュー作を思い起こさせる真実は,目の前の世界までをも大きくひっくり返し, どちらかと言えば前向きに閉じられますが,『彼ら』への寂しさが複雑な余韻を残します. 反面,寂しさや孤独への救済が出逢いや繋がりという,彼女の考えには違和感もあり, 天才ゆえのぶっ飛んだ無邪気なそれらは,凡人の自分には複雑な思いが浮かぶことも…. このほか『泣き』を押し出した帯も,感動の押し売りのようで好きにはなれませんでした. | ||||
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買った日に一気に読みました。 ネタバレになるので内容には触れませんが、2018年のベスト。 ピンと来なかったと書かれてるレビュワーさんもいますが、私の琴線にはカチッとハマりました。 | ||||
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書店にて帯につられて買いましたが、一体どこで泣けばいいのか…。 最後の最後で「誰?」な人が出てきたし、SF要素が難しすぎて感情移入できないし、タイトルとあらすじが良いぶん内容が残念でした。 | ||||
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