一つの身体に宿った“七人の僕”。曜日ごとに切り替わる人格のうち火曜日担当が僕だ。

2020年、研究者の工藤賢は死者を人工知能化するプロジェクトに参加する。モデルは美貌のゲームクリエイター、水科晴。

架空の青春の記憶を植えつけられた青年は、その夏、実在しないはずの幼馴染と出会う。これは、始まる前に終わっていた恋の物語。

大人気「化学探偵Mr.キュリー」シリーズの著者が描く、初の科学捜査ミステリー! 科学警察研究所・本郷分室にやってきた三人の研修生たちは、科警研の仕事に興味を示さない室長・土屋の態度に困惑する。

選考に関わる全ての人の心を震わせた、第23回電撃小説大賞≪大賞≫受賞作　 大切な人の死から、どこかなげやりに生きてる僕。

ある秘密を抱えた月ヶ瀬和希は、知り合いのいない環境を求め離島の采岐島高校に進学した。

人にはポイントがある。ルックス、学力、コミュ力。

僕は今でも君が好きだよ――映画化も決定、あの感動作が再びよみがえる! 不治の病「発光病」で入院したままの少女・渡良瀬まみず。

擬憶素子、通称「ＭＥＭ（メム）」を額に張るだけで、他者の記憶を擬憶体験（リメメント）できるようになった近未来。

昨日の君はクラスメイト、今日はテロリスト――。 教室を制圧した少女の動機を解き明かせ。

5年前に起きた「猫殺し事件」をきっかけに、異世界へ散り散りに飛ばされてしまった魚住二葉たち同級生7人。

訳あって入社二年で会社を辞め、自信をなくしていた長原佑。

ある夫婦が営む古書店がある。鎌倉の片隅にひっそりと佇む「ビブリア古書堂」。

どうして私を誘拐したんですか――? 色鮮やかな青春ミステリ。

純粋すぎる、この恋は罪……? 「三つの物語」が結実したときの「衝撃」を味わってください―― "深くて、怖い" あまりに "切なく、震える" 純愛ミステリー! 病に冒されたベストセラー作家に最期のインタビューをするライター、 アルバイト先の常連の女子大生

23世紀、人々はごく一般的になったゲノム編集技術によって老いや病から緩やかに遠ざかりつつあった。

恋人の過去と繋がる一冊の交換日記。本当に好きだった。

人工知能の作曲アプリ「Jing」により作曲家が絶滅した近未来。

就職を前に何も変わらない灰色の日々。

「理想の三組」と呼ばれた高校のクラス全員がある日突然記憶喪失に…!?一年間、築き上げた人間関係にまつわる記憶もすべて失われた状態で次々とわきあがってくる謎。

中学生の由芽は気づいたら死んでいた。閻魔大王の娘・沙羅は私を殺した犯人を当てれば生き返らせると言う。

うちの家族、なんか嫌。推理愛がハンパない。

買い物中の「僕」がいるコンビニで暴走車両の追突事故が発生。

妖怪から相談を受ける『知恵の神』岩永琴子を呼び出したのは、何百年と生きた水神の大蛇。

映画祭で敗退し、敵組織・胎教委員会に繋がる道を断たれた、美少年探偵団。

友達の死から始まった苦い夏休み。僕らは、幽霊に導かれて旅に出た。

遺伝子操作、AI、人間強化、VR、ベーシックインカム。 未来の技術・制度が実現したとき、人々の胸に宿るのは希望か絶望か。

なぜ少年はテロリストになったのか――衝撃と感動が迫りくる慟哭ミステリー 「すべて、吹き飛んでしまえ」 突然の犯行予告のあとに起きた新宿駅爆破事件。

僕の人生は無色透明だった。日野真織と出会うまでは―。

「久しぶり」そう言って、高校生のときに交通事故で死んだはずのクラスメイトがなぜか今目の前に立って笑っている。

ついに四人目が殺された。連続殺人の現場には謎の紐と鏡。

なぜ少女は最愛の先生を殺さなければならなかったのか? 突如失踪した人気小説家・遥川悠真。

六月という半端な時期に夏流に転校してきたミチル。

他人の嘘が分かる、不思議な力を持つ高校生、藤倉聖。だが、全ての人の嘘が分かるわけではない。

この世は、すべて幻なのです。 現実なんてものはない。

生きづらさを抱え、退屈な高校生活を送る僕に、ある日届いた１通のメール。

書くべき言葉を見失った元天才書道少年の墨森肇は、金髪碧眼 の転校生アキに一目惚れ。

妻に出て行かれたサラリーマン、声しか知らない相手に恋する美容師、元いじめっ子と再会してしまったOL…。

紫骸城―かつて世界を恐怖で蹂躙した魔女が造り上げた呪詛満ちる地。

14歳の折原安音は、クラスメイトからのいじめを苦に飛び降り自殺を図る。

魅惑のウイルスを求め、世界中を飛び回る凄腕ウイルスハンター・神原恵弥。

全てはラストで覆る! 強烈な余韻があなたを襲う5つのミステリ 死後の世界と禁忌の谷に心を囚われた少女の物語「見返り谷から呼ぶ声」 村で凶兆があるたび若者が捧げられる図書館の秘密「千年図書館」 地球侵略中の異星人に遭遇した大学生の奇妙な日々

東日本大震災を経て、刻々と変貌していく“東京”を舞台にした戯曲『エピタフ東京』を書きあぐねている“筆者K”は、吸血鬼だと名乗る吉屋と出会う。

いつかきみに、七月の雪を見せてあげる。あの日、彼女は青く光る海を見ながら、僕にそう約束してくれた―。

あなたの余命は半年です――ある病院で、医者・桐子は患者にそう告げた。

かつて子どもだった すべての大人たちへ。郵便配達人・時任は、階段島での生活を気に入っていた。

巨大な鉄骨を手に街を徘徊するアイドルの都市伝説、鋼人七瀬。

堀川次郎は高校二年の図書委員。

「ウラシマトンネルって、知ってる?そこに入れば欲しいものがなんでも手に入るんだけど、その代わりに年を取っちゃうの―」。

離婚した杉村三郎は私立探偵事務所を設立。

海と山と坂の街、尾道。(たぶん)日本の果てで(きっと)世界の果ての、この街で。

嗄井戸の部屋からスナッフフィルムを見つけた奈緒崎は過去の事件を解決するべく、フィルムアーキビスト菱崖小鳩に協力を依頼する。

やがて150人以上の被害者を出し、日本中を震撼させる自殺教唆ゲーム『青い蝶』。

「それじゃあキミを死神として採用するね」ある日、高校生の佐倉真司は同級生の花森雪希から「死神」のアルバイトに誘われる。

色とりどりの恐怖をどうぞ召し上がれ。あのとき、目をそらしていたら。

人々が少しだけ違う並行世界間で日常的に揺れ動いていることが実証された時代―両親の離婚を経て母親と暮らす高崎暦は、地元の進学校に入学した。