(短編集)

少女ノイズ



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初公開日(参考)2007年12月
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短編集

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少女ノイズ (光文社文庫)

2010年04月08日 少女ノイズ (光文社文庫)

欠落した記憶を抱え、殺人現場の写真に執着を持つ青年と、心を閉ざして、理想的な優等生を演じつづける孤独な少女。進学塾の屋上で出会った二人が見つめる恐ろしくも哀しい事件の真実とは何か?そして、少女のつけた巨大なヘッドフォンのコードは、どこにつながるのか?冷徹なまでに美しい本格の論理で解かれる最大の謎は、エンドロールのあとの二人の未来―。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.33pt

少女ノイズの総合評価:7.71/10点レビュー 34件。Bランク


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全3件 1~3 1/1ページ
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

少女ノイズの感想

恋愛や友人関係、家庭事情、思い詰めての自殺願望など、
日常生活に入り込んでしまった歪んだ感情を"ノイズ"と表現している所が感慨深かったです。

闇に染まってしまう悪い感情もあれば、
よくよく考えると相手を思って生まれていた恋愛的なノイズもあるわけで、
複雑な寂しさや悲しさの感情が漂う作品だと思います。

さて、そんな世の中のノイズから耳をふさいでいるのか、
表紙に描かれたヘッドフォンを装着した少女が探偵役。
超頭脳で瞬時に解き明かす真相の流れは気持ちがよいです。
ヘッドフォンなどで外音をしっかり遮断した場合、
自分の血流のノイズを感じたりするわけで、
この少女が耳にしているものは自分自身の回想なのかと思いました。

連作集最後の『静かな密室』。
これはミステリとして、また、恋愛物としてもラストを飾るのに良い作品でした。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

少女ノイズの感想

久々にビビッときました!塾のアルバイト講師の主人公「スカ」と孤独な優等生少女「冥」が周囲で次々起こる難事件を解決していく連作短編集!有川氏は「ぶっちゃけミステリ部分はどうでもいい」と言い二人の恋愛模様だけに注目していたようですが、自分のようなミステリファンにとっては緻密に組まれたトリックとロジックに脱帽の高度な本格連作集でした!最近騙されにくいなあと思っていたら、この作品集には見事に騙されましたね(笑)

ジャム
RXFFIEA1
No.1:
(7pt)

少女ノイズの感想

表紙の方向性からラノベ狙いを感じていたが、中身は予想に反してちゃんとしたミステリであった。
ただ、ミステリを期待して読むと少し物足りなく感じるだろう。
ここらへんはどっち付かずな印象。

Ariroba78
5M53WTS6
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未読の方はご注意ください

No.31:
(3pt)

たしかにそのとおりだと思いました。

何処か懐かしさを感じさせる流れなのですよね。
少女ノイズ (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:少女ノイズ (光文社文庫)より
4334747582
No.30:
(5pt)

boy meets girl

面白かったです。こんな本から読書を始めるといいかもしれないですね。
少女ノイズ (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:少女ノイズ (光文社文庫)より
4334747582
No.29:
(4pt)

渇いた空気感の青春ミステリー

大学生の主人公と予備校に通う優等生のJKが、街に潜む事件を解決していくミステリー。
特徴的なのは何と言っても語り手と探偵役の女子高生の間に漂う妙に渇いた(しかしその実ウェットな)空気感。各事件の結末もビターというにはあまりに苦く、目を背けたくなるような陰惨なものもある。だが、それが妙にユニークな、近頃の作品が忘れているドライさを醸していて自分は好き。最後の事件だけちょっと真相が急に感じたので、その分だけ星一つ減らすが、全体的にはおもしろかった。
少女ノイズ (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:少女ノイズ (光文社文庫)より
4334747582
No.28:
(3pt)

推理はひどい

2007年に出た単行本の文庫化。
 ミステリ5篇を収める短篇集。
 ミステリとしてはひどい。自作自演系の結末が多いし、そうでないものも、これはちょっと……というレベルのトリックが使われており、がっくりである。
 解説で有川浩さんが書いているとおり、キャラクター小説として読むべき一冊なのだろう。名探偵たる女子高生は驚くほどの頭脳の冴えを見せつつも、どこか脆さを抱えていて庇護欲をそそる。ワトスン役の青年も変な趣味を隠し持っている。
 2人の恋愛の行方の方が、謎そのものより気になる一冊だった。
少女ノイズ (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:少女ノイズ (光文社文庫)より
4334747582
No.27:
(5pt)

少女ノイズ

この本、書店で見たときに帯に
「ミステリ部分ぶっちゃけどうでもいい。
『少女ノイズ』は彼と彼女が
出会い、求め合う、
ただそれだけの恋の物語だ。」
と書かれていたのですが…
まぁ、その通りかなぁとw
ミステリの部分も楽しめたのですが、主人公の
「殺人現場の写真を撮る」という趣味が有効活用されたのは最後くらいですし、
「欠落した記憶」が関係したのも最初だけですしねw
短編って感じかなぁとw
ただ、恋の物語と書いてありますが、確かにそうっちゃそうですが、
少し過程が薄かったり、分かりづらかったりするので
じっくり読む人にお勧め!という本ですかねw
まぁ、じっくり読んだ結果面白かったからこの評価で…w
少女ノイズ (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:少女ノイズ (光文社文庫)より
4334747582



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