聖遺の天使
- レオナルド・ダ・ヴィンチ (4)
- 古城 (59)
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2003年に出た単行本の文庫化。 レオナルド・ダ・ヴィンチを探偵役にすえた長編ミステリである。 人里離れた城で起こる超自然的殺人事件。驚天動地の結末で、大仕掛けなトリックが炸裂するのがいい。ただ、よく似たトリックを読んだことがあるのだが…。 レオナルドの名探偵ぶりが際立っているのがいい。あっという間に真相を見抜き、傍若無人で、何をやらせても天才的。読んでいて楽しくなってくる。 作中の蘊蓄や衒学的トリックもなかなか。 | ||||
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本書はしっかり本格ミステリになっている。それも『館』物。で、真相はどうだったかというと、この館トリックはあの島田御大の「斜め屋敷の犯罪」並のインパクトがあった。 壮大で、大胆で、館の構造が活かされていて、ミスリードについてはちょっと弱い部分もあったけどこれだったら合格でしょ。その他の謎についてもほぼイケてると思ったし、これはなかなかいいんでないの?ただ欲をいうなら、推理の過程が少し弱いかな。天才ダ・ヴィンチは、はやい段階から謎を解いてしまっているのだが、伏線が弱いものだから読者としては正味のおいてけぼりに感じてしまうのだ。ここらへんはもう少し含みをもたせて再読して確認させるくらいの伏線を張ってもらいたかった。 ともあれ、そういった瑕疵もあるのだが全体的には満足したミステリだった。この人は本格マインドをしっかり身につけた作家だと思われる。他の作品も読んでみたくなった。 | ||||
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本書はしっかり本格ミステリになっている。それも『館』物。で、真相はどうだったかというと、この館トリックはあの島田御大の「斜め屋敷の犯罪」並のインパクトがあった。 壮大で、大胆で、館の構造が活かされていて、ミスリードについてはちょっと弱い部分もあったけどこれだったら合格でしょ。その他の謎についてもほぼイケてると思ったし、これはなかなかいいんでないの?ただ欲をいうなら、推理の過程が少し弱いかな。天才ダ・ヴィンチは、はやい段階から謎を解いてしまっているのだが、伏線が弱いものだから読者としては正味のおいてけぼりに感じてしまうのだ。ここらへんはもう少し含みをもたせて再読して確認させるくらいの伏線を張ってもらいたかった。 ともあれ、そういった瑕疵もあるのだが全体的には満足したミステリだった。この人は本格マインドをしっかり身につけた作家だと思われる。他の作品も読んでみたくなった。 | ||||
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昔アリストテレスが探偵をやるという海外小説があったが、それと同じように天才レオナルド・ダ・ヴィンチに探偵役をやらせてる歴史小説風ミステリー。 ぐいぐいと読ませる文章やトリックはMGHなどの前作と同様健在だ。 文章の間から紡ぎ出される中世イタリアの雰囲気も一級だ。塩野七生などのイタリアが好きな人は、まずはご一読を。たっぷりと中世イタリアのミステリーを堪能できるはずだ。 | ||||
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昔アリストテレスが探偵をやるという海外小説があったが、それと同じように天才レオナルド・ダ・ヴィンチに探偵役をやらせてる歴史小説風ミステリー。 ぐいぐいと読ませる文章やトリックはMGHなどの前作と同様健在だ。 文章の間から紡ぎ出される中世イタリアの雰囲気も一級だ。塩野七生などのイタリアが好きな人は、まずはご一読を。たっぷりと中世イタリアのミステリーを堪能できるはずだ。 | ||||
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