人気司会者が自室で死体となって発見された！　残された暗号日記は遺書なのか、それとも…？ 　芸能ショーの司会者、細井道夫が死体となって発見された。

武蔵野の雑木林でデート中の男女が殺人事件に遭遇。瀕死の被害者は「テン」と呟いて息を引き取った。

雅子、43歳、主婦。弁当工場の夜勤パート。

福岡市の香椎海岸で発見された男女の死体。汚職事件渦中の某省課長補佐と愛人の心中と誰もが思ったが…。

被害者の言い残した「テン」の謎?デート中に殺人事件に出会した新聞記者の犯人捜しが始まる。

堕胎手術で死んだ少女が残した謎の言葉“アルキメデス”。

カスミは、故郷・北海道を捨てた。が、皮肉にも、北海道で幼い娘が謎の失踪を遂げる。

「アルキメデス」という不可解な言葉だけを残して、女子高生・美雪は絶命。

名門Q女子高に渦巻く女子高生たちの悪意と欺瞞。「ここは嫌らしいほどの階級社会なのよ」。

訪中視察団の一員として中国を訪れた東洋美術史専攻の入江は、25年ぶりに玉嶺へと向かう。

長打を放った四番打者が三塁ベースの手前で突然倒れ、死亡する。たまたまスタンドからその光景を見ていた一人の検事。

湯田真壁という珍しい名前の男が熱海の旅館で殺された。

「あなたは検察審査員候補者に選ばれました」高校教師・佐田のもとに届いた一枚の葉書。

犯罪小説家として売り出し中の私のもとへ、むかし抱いた星村美智から電話がかかってきたのは深夜だった。

愛車の7ハンを駆って警察回りに向かった俺は、若い娘の自殺騒ぎに出くわす。

満席で飛び立ったジェット機内から、一人の女が消えた!?新聞記者の冬木悟郎は、人妻・朝岡美那子失踪の謎を追って、彼女の郷里・福岡へ。

殺人容疑で捕えられ、死刑の判決を受けた兄の無罪を信じて、柳田桐子は九州から上京した。

花城佐紀子の姉・由記子が、遺言を残し恋人の本多昭一と失踪した。

神様の祟りを恐れる山村で、23年の時を経て再び起きた不可解な転落死事件。

電話ボックスで珍妙な行為にふける男を見かけたOLは…。

動物園で発見された男の死体には熊の爪痕が。近くには新興宗教のバッジが落ちていた。

ミステリーの傑作。江戸川乱歩賞受賞作。

断熱材メーカーの常務が殺され、工場に勤める東北出身の内気な青年が容疑者に。大都会の人間の孤独を鋭く抉る社会派本格推理。

「あたくしたち、今日、第五回結婚記念日なの」指に結婚指輪の光る女性が誇らしげにいった。

大手精密機器会社課長・守口は、愛人とのドライブ中に人を撥ねてしまった。

電車の中で痴漢扱いされた上場企業の役員は、無実を証明しようという第三者の申し出を断わる。

「あの女が…いた…」そう言って、デパートのエレベーターの中で男が死んだ。手がかりは、落ちていた名刺とこの言葉だけ。

前任地での仕事の引継ぎに行って来るといったまま新婚一週間で失踪した夫、鵜原憲一のゆくえを求めて北陸の灰色の空の下を尋ね歩く禎子。

戦時下の旧制中学校で発生した配属将校射殺事件。

「安土、約束は守ってくれよ」旧

労働争議に揺れる東和紡績の常務令嬢敦子と、労働組合副委員長の鳴海は恋人同士。

父親が「死んでやる」と言い残して家出、という記事が新聞に載る。一方、何の後ろ盾もない男が県議会選挙でトップ当選。

外部からの音をいっさい遮断し、反響を殺してしまうという実験室に閉じこめられた男と女。

ニューヨークでVIPを乗せた旅客機が墜落。現場からはソ連製の毒ガスが発見された。

日本海の北朝鮮領海付近でロシア船が爆発炎上。その動きを窺っていた米海軍原子力潜俳艦が巻き込まれ航行不能となった。

一握の砂が見る向きによって沈んだり輝いたりするように、身の回りの些細な出来事も、光の当たる角度によって全く違う姿を見せる。

キャリアの新人警部補・桜川が大藤署にやって来た。

なぜ。今度は冴子の部屋から盗聴機が発見された。

インターネットに自分の全裸写真をアップされ、ネット社会への復讐を誓った天才女性プログラマー、キャサリン。

黒死館の当主降矢木算哲博士の自殺後、屋敷住人を血腥い連続殺人事件が襲う。

戦後日本で起きた怪事件の数々。その背後には、当時日本を占領していた米国・GHQが陰謀の限りを尽くし暗躍する姿があった。

留守中に、頼みもしない植木屋が庭を掘り返していたという。

CIAから公安調査庁にもたらされた極秘情報。それは恐るべきものだった。

本巻には、鬼才小栗虫太郎の創造した名探偵法水麟太郎ものの代表作、「後光殺人事件」「聖アレキセイ寺院の惨劇」「オフェリヤ殺し」そして無論のこと、わが国探偵小説中最大の奇書とも評される大長編『黒死館殺人事件』に、小栗探偵小説の出発点ともいうべき「完全犯罪」を加

眼の壁に囲まれた密室―。衆人環視の中での殺人事件は、両国N大講堂で開催された全日本学生剣道大会の決勝戦で発生した。

小泉法律事務所に届いた一通の手紙。差出人は福島武彦。

本巻には、鬼才小栗虫太郎の創造した名探偵法水麟太郎ものの代表作、「後光殺人事件」「聖アレキセイ寺院の惨劇」「オフェリヤ殺し」そして無論のこと、わが国探偵小説中最大の奇書とも評される大長編『黒死館殺人事件』に、小栗探偵小説の出発点ともいうべき「完全犯罪」を加