天才ピアニストの呼び声高い瀬川恭介は、突如として自分の教え子が殺害された事件の重要参考人となってしまう。

人気球団オリオールズの投手・沢村。

「殺し屋」の異名を持つ天才プロ囲碁棋士・椎名弓彦は、対局で訪れたホテルで日本囲碁協会理事・大村の死体を発見する。

部屋に麻薬のカケラを残し失踪した加奈子。その行方を追う、元刑事で父親の藤島。

山梨県の山林で行われた生態調査で、捕獲されたカラスの胃から大量の人骨が発見された。

人の感情が色でわかる「共感覚」を持つという不思議な青年―藤木司を担当することになった、臨床心理士の佐久間美帆。

懸賞金１億円の一大イベント <ブレイクスルー・トライアル >に参加することを決めた、門脇と丹羽。

東洋系メジャー本塁打王の正体を暴け!コリアンマフィア、辣腕エージェント、敏腕記者…。

脅迫電話に呼び出された医師とその娘婿が、白衣を着せられ、首に針金を巻きつけられた奇妙な姿で遺体となって発見された。

正月特番用のバラエティ番組収録中、巨大迷路内でタレントが殺された。

ピアニストからも絶賛!ドビュッシーの調べにのせて贈る、音楽ミステリー。ピアニストを目指す遙、16歳。

大学陸上部で同級生だった三人が、オリンピック男子マラソン代表・最後の一枠の選考レースに出場する。

第1回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞金賞受賞作として、「描写力抜群、正統派の魅力」「新人離れしたうまさが光る!」「張り巡らされた伏線がラストで感動へと結実する」「ここ十年の新人賞ベスト1」と絶賛された感涙のベストセラーを待望の文庫化。

スカウトの仕事は、チームにいい選手を入れることだと思っちゃいねえか?シーズン途中の戦力外通告―。

第12回『このミステリーがすごい! 』大賞隠し玉作品、ついに刊行! 中高生時代の同級生4人が6年ぶりに再会。

正式に探偵社に入社した井上雅也。だが、地味な仕事続きで不満気味。

死刑制度が廃止された近未来の日本。

ごく普通の勤め人・高尾慎一が裁判員に選任された事件は、現職の美人衆議院議員による夫殺し。

日本一の歴史をもつミステリーファンクラブ「SRの会」にて国内1位に選ばれた『ボランティアバスで行こう! 』著者の最新刊は、美味しくて心温まるスープ屋ミステリーです! 東京のとある一角。

なぜか出世してしまう愚痴外来の元窓際講師＆厚生労働省の変人役人の凸凹コンビ、最後の事件！　 閉鎖を免れた東城大学医学部付属病院。

第12回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞受賞作。元副総理の孫が誘拐された。

1948年、戦後間もない東京で野球の力を信じた男たちがいた。

1935年、ドイツ。若く優秀な保安情報部員アルベルトは、党規に従い神を棄てた。

平凡なサラリーマンの「ぼく」こと海老野が勤める会社の近所に、突如できた小さな美術館。

「『このミス』大賞の枠を超えてすごい作品」（吉野仁・書評家）と、全選考委員が驚愕したデビュー作がついに文庫化！　貧困、因習、いじめ、閉塞感をぶち破る、『このミス』大賞史上最大の衝撃作です。

警視庁捜査二課主任代理、郷間彩香。三十二歳、独身、彼氏なし。

時は大正。

第2回『このミス』大賞においてダントツで賞賛を受けた大賞受賞作がついに文庫化!代理母として生計を立てている良江は、かつて出産した息子を救うため、ある“犯罪”を企てる。

未来もお金もない底辺ボクサー・黒木には、たった一つ、夢がある。

おまえが死ぬのを見たい―男はそう言ってアレックスを監禁した。

Ｊリーグ昇格目前、エースが殺人!? 優先すべきは真相究明か、それとも……。

「法曹関係の圧倒的ディテール、そして司法と検察、弁護の馴れ合いを糾弾する作者の筆致が、実に素晴らしい。

奄美大島で主人公が発見したのは、脳をくり抜かれたカリスマ占術師の死体だった。

「お弁当ぐるぐる」(『赤い糸の呻き』所収)から生まれた、音無警部(←ぬいぐるみ好き)&則竹女史(←音無にぞっこん)コンビが活躍する、ユーモア本格推理。

柴山幸太は神戸でフレンチスタイルのビストロを営む新進気鋭の料理人。

『このミステリーがすごい! 』大賞優秀賞受賞作家・友井羊のデビュー第二作目! 著者自身もボランティアとして足を運んだ、震災・被災地をテーマ、舞台にしたミステリー。

心を病んで入退院を繰り返し、妻に去られた大間木琢磨。父の遺品を手にすると、生まれる前・昭和三十年代の光景が脳内に蘇った。

第一ヴァイオリンの主席奏者である音大生の晶は初音とともに秋の演奏会を控え、プロへの切符をつかむために練習に励んでいた。

女子高生・麻紀の父が経営する会社が破綻した―。

弁護士の「私」は、新米女性弁護士・土田と一緒に、福岡県警察博多警察署留置場にいた。

ある町の銀行の支店で起こった、現金紛失事件。

横浜中華街、国慶節前夜。中国籍の男が殺された。

旅行で訪れた山奥の温泉地、そこは怪しい村だった―。女子大生しよりと愛子を次々に襲う恐怖の事件。

七尾究一郎は、おとり捜査も許されている厚生労働省所属の優秀な麻薬取締官。

幹部行員の裏金工作を追及した恋窪商太郎は、謂れなき罪を着せられメガバンクを辞職。

植物状態になった患者と、コミュニケートするための医療器具「SCインターフェース」が開発された日本。

都市銀行の中でも「負け組」といわれる東京第一銀行の副支店長・蓮沼鶏二は、締め付けを図る本部と、不況に苦しむ取引先や現場行員との板挟みに遭っていた。

満座のオークション会場でワインによる毒殺事件が発生。

池上信用金庫に勤める小倉太郎。その取引先「松田かばん」の社長が急逝した。

巨大スーパー・一風堂を襲った連続爆破事件。

第11回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞受賞作、いよいよ文庫化! 自分が死んだら口に石を入れ、火葬後にそれを回収してある人物に届けて欲しい――。

箱根駅伝出場を逃がした大学のなかから、予選で好タイムを出した選手が選ばれる混成チーム「学連選抜」。

大学に助手として勤務する香坂啓介は、先輩・佐倉雅幸の一人娘・五歳の真奈佳に亡くなった妹の面影を重ねて可愛がっていた。

59万部突破『生存者ゼロ』の著者が放つ最新作! 東京に謎の武装集団が極秘裏に上陸し、都内各地でテロ行為が発生。

日本がんセンター呼吸器内科の医師・夏目は、生命保険会社に勤務する森川から、不正受給の可能性があると指摘を受けた。

銀行には金と秘密と謎がある。