コレクター 不思議な石の物語
- 遺言 (82)
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 | 2014年04月04日 コレクター 不思議な石の物語 (宝島社文庫) 第11回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞受賞作、いよいよ文庫化! 自分が死んだら口に石を入れ、火葬後にそれを回収してある人物に届けて欲しい――。祖母の遺言に従って作った「死人石」を持って、高校生の木島耕平は石コレクターの林を訪ねた。林に興味を抱いた耕平と生物教師のナオミは、人体の一部が埋められているという「童石(わらしいし)」の話を林に尋ねようと再び屋敷を訪れる……。不思議な石をめぐる、時空を超えた物語の結末は――? (「BOOK」データベースより) |
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| 文章の巧さは、正直言ってそれほどではありません。 しかしそれが些細な欠陥に思えるほど、ユーモアのセンスや構成力は抜群。読ませてくれます。 子供の身体の形をした童石が見つかるという冒頭だけで、一気に引き込まれてしまいました。 舞台は現代日本なのに不思議な石や不思議な因縁が存在するという設定ですが、「こういう不思議な石や歴史って、本当に存在するかも」と思ってしまう出来栄えです。 話はこじんまりしているけれど、過去と現在そして未来の繋がりを意識させてくれる、広がりを持ったいい作品だと思います。 でも、このミスだとこういう系統の作品が大賞を取るのは難しいんでしょうね。 | ||||
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| 久しぶりに面白いと思う大作に出会えた。ワクワクが止まらない。 …というのが丁度半分まで読んだ感想。 後半は特に何も動かず。伏線なき唐突なオチはミステリーでもないし。 このアイディアならシチュエーションホラーの方が。 | ||||
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| とても読みやすいです。 鉱石に興味がある人はもちろん、ない人でも面白く読めるのではないでしょうか。 「三目が通る」系が好きな人には激しくお勧め。 表紙絵はちょっとラノベですが、大人も十分に楽しめます。 | ||||
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| 文章としては読みやすかった。 ただ、ストーリーが自分的には良くなかったのでこの評価にした。 後半になると話がガラリと変わるのだが、その話が薄く、よくわからないまま読み終わってしまった。 正直、第11回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞受賞作 と書いてあったので期待した分、残念だった。 | ||||
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