キング・メイカー
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 | 2015年03月12日 キング・メイカー (双葉文庫) 未来もお金もない底辺ボクサー・黒木には、たった一つ、夢がある。それは、「かつてのライバルと世界タイトル戦で拳を交える」こと。そんな彼のもとに、天才詐欺師・沖島とその助手の美女が現れた。百円の契約料で、その夢を実現するという。藁をもつかむ気持ちで契約した黒木は、代償として平穏な生活を失うことに―。女性に奥手、口下手、純粋過ぎる、その全てを沖島に利用され、美女に翻弄されながら、黒木は世間を賑わす「悪役ボクサー」として頂点へ駆け上がる!「騙しのプロ」が一発逆転のトリックを仕掛けた、奇跡の六ヶ月。(「BOOK」データベースより) |
| 書評･レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt | ||||||||
キング・メイカーの総合評価:
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| 「サウスポーキラー」を何度も、何度も読んだ。少なくとも5回。なので、贔屓が入っている。不器用な黒木、うさん臭さくも深い洞察をする社長、マルチな調査担当の弥生さんと、私を楽しませてくれた。歳をとったせいか、社長が余裕なくして黒木とわたりあう辺りで涙腺刺激された。社長や弥生さんの背景も気になるな。 | ||||
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| 登場人物のキャラクター性を楽しむタイプの読み物です。ストーリーはそれに引っ張られる感じで、ある程度は先が読めてしまいますがそれが気にならない感じでキャラクターが楽しませてくれますし、展開のメリハリもバランスが取れているので面白かったです。wowowでドラマ化とかしてくれたら面白いと思います。 ちょっと物足りなく感じるラストは好みがわかれると思いますがアリな範疇だと思います。 | ||||
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| この方の作品が好きで、出ると大抵読んでいますが、 今までの作品の中で一番好きかもしれません。 サクセスストーリーの領域なのかもしれませんが、 題材と切り口が新しいというか、展開が読めないというか。 ただ、他の方も書いていらっしゃいますが、読後もう少し読みたい！と思ってしまいました。 兎に角面白くて、あっという間に読んでしまいました。上下巻くらいの厚さが欲しいですね。（笑） それか、PRマンのコンビで他の作品とか、続きが読みたいですね。 いつもながら、筆力に圧倒されます。 ベタですが、探偵とか時代物とか、シリーズ物が是非読みたい作家さんです。 | ||||
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| ハードカバーの方で、レビューを書いたので、 こちらでは割愛しますが。 兎に角面白かったので、海外にいる友達の誕生日プレゼントに、 毎年何冊か面白かった本を送るのですが、 文庫になってくれたので（送料軽減）、こちらを購入してプレゼントしました。 キャラクター達がとってもたってて、どれも主人公に出来てしまう感じです。 感情移入しやすく、展開が早いので、本当にあっという間に読んでしまいました。 次回作も楽しみです。 | ||||
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| デビュー作以来、毎回新作を読むのが楽しみな作家のひとりである。 今回のテーマはボクシング。相変わらずの筆力でぐいぐい読ませる。 実力はあるが、地味なボクシングしか出来ない男に目を付けたロビイスト（ＰＲマン）が、世界に挑戦させようとする話だ。 そのために彼の選んだ手は徹底的な「悪役化」。 上手くマスコミを利用し、ＴＶ中継される試合までこぎつける。 後はネタバレになるから書かないが、ラストには少し不満も残る。もう少しベタなラストにしても良かったではなかろうか。 そこが星ひとつ減のところ。 とにかく一気読みしてしまうくらいの展開の面白さだ。もう少し長めの話にしても良かったかな。 | ||||
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