落札された死
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骨董のお話は興味深く薀蓄等々は面白いです。 主人公が自己評価が高く自己憐憫が激しいので読んでいて疲れます。 「私は正しいのに!ああ可哀想!!友達もいない、一人ぼっちだわ!!」を何十ページかに一回やります。 その割に仲良さそうな人達を何の躊躇もなく疑いまくります。疑いが晴れたら「ああよかった!!」って涙を流しそうになるほど ホッとします。うん、多分ちょっと情緒不安定なのかな。まあ事件に巻き込まれてたらそうなるのかもねえ、ハハハハハ。 と乾いた笑いが漏れます。誰も信用してなきゃそりゃまあ一人ボッチだわなあ…。 一巻で人を疑わざるをえなくなった理由は書かれてるんですが、開始早々30p位で一気にまくしたてられます。 「おおう、僕は君の友達じゃないからそんな話一気にきかせるなよ」と思わせてくれます。 とは言え、主人公のめんどくさい一人語りをスルー出来ればそれなりに面白く読めますので☆3です。 | ||||
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アンティークの話はなるほどとおもうところもあるものの同じことの繰り返しで、つまらない。 | ||||
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前作は未読なのだが、ヒロインの病的なファザコンぶりと極度の恋愛依存症にはうんざりさせられた。 なにかこまったことがあるたびに、父親や恋人を夢想し、すがるのである。 おそらくこれは、著者自身の心理を反映しているのだろう。 そのような欠点を持ちながらも、きちんとした探偵活動を行っているかというとけっしてそうではない。 彼女はつねに受動的で、まわりの登場人物がなにかをやってくれるのを待っているに過ぎず、 いったいだれがこの物語の探偵なのか判らないありさまである。 記者や警察の情報源が水面下でうごめき、読み手には動向が不可視なので、 容疑者が変わるたびに唐突に思われるのだ。 疑心暗鬼にさまざまな関係者を疑ってみせ、さいごまでやけに気を持たせるが、 真相は大したことがなく、ものすごいどんでん返しやトリックが用意されているわけでもない。 しぜんの成り行きに任せていたら、いつのまにか犯人がめっかっちゃったという具合である。 だいたい極秘の情報源ってなんなんだ。 ただ、骨董品ディーラーという職種の仕事内容に関する詳細な描写は、なかなかお目にかかれないもので、 たのしく拝読させてもらった。 | ||||
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私にはぴったりの本でした。以前、ニューヨークに住んでいたとき、ニューイングランドの美しさにすっかり魅了されたものです。秋のニューイングランドは天国のように美しいです。ストーリーのそこかしこに差し挟まれるニューイングランドの情景描写に郷愁をかきたてられました。 アンティークも大好きなので、業界の裏話など、とても興味深く読みました。前作も面白かったので、今後もこの作者には期待したいです。 いわゆるコージーミステリみたいに、ヒロインがクッキー焼いたり、料理作ったりしながら、警察の仕事に鼻を突っ込み、わざわざ危険な場所に足を踏み入れ、あげくのはてに犯人とおっかけっこ・・・という安直なストーリーではなく、「正統的ミステリ」です。ヒロインも、アメリカ女性にもこんな繊細な神経の持ち主がいたのか(ごめんなさい)という、日本人の共感も得られそうな性格で、感情移入しやすいです。 おまけに、なんと!作者もヒロインもレックス・スタウトのネロ・ウルフもののファンではありませんか!!!ウルフのファンにはおなじみの名前がいくつか、さりげなーく使われていたりして、嬉しくなります(ページ数は言いません。探してみてください)。 | ||||
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